網野学舎
2月9日(水)、新型コロナウイルス感染症対策を万全に講じた中、1年生が4教室に分かれて自己発見レポート報告会を行いました。これまで作成してきた自己発見レポートをもとに、高校に入学してからこれまでの1年間をそれぞれ振り返りながら、自分自身が感じたことや来年度に向けての決意などを自分らしく語りました。それぞれの発表に対し、参加者からは温かな拍手が送られていました。
2月6日(日)、地域探究・地域創生を題材とした探究活動に取り組んでいる府立高校の代表生徒による京都フロンティア校研究成果発表会が開催されました。今年度は、新型コロナウィルス感染症の拡大を踏まえ、オンラインで実施されました。本校は「よし、まなボッチャ」をテーマに企画経営科の1年生が発表を行いました。講評の先生や他校の生徒達からは、一クラス一ボランティアの取り組みや京丹後市の未来を考えるゲームであるSIM京丹後(行政運営シミュレーション)の活動が評価されました。「恐丹後お化け屋敷」や「京竜の秘宝を探せ」などこれまでに企画運営を行った地域における行事などについても、プレゼンテーション発表を通して、他校生に紹介することができ、今後の地域創生の在り方について考えを深めることができ、充実した一日となりました。
2月2日(水)、2年生が進路研究を行いました。先週行われた分野別進路説明会での内容を踏まえて、志望校に関する入試情報や受験科目などについて調べました。自分の進路を実現させるためには、これからどのような勉強をしていくべきかを考える良い機会になりました。
1月13日(木)、大学入学共通テスト壮行会・直前説明会を行いました。大村校長と義村学年部長から「常に次のことを考えて前へ前へ進もう」「周りを気にするな!自分のペースで!」と励ましの言葉がありました。続いて、進路指導部の担当教員と引率教員から日程や注意事項の最終確認がありました。受験生の皆さんの御健闘をお祈りしています!
1月13日(木)、「税に関する高校生の作文」の表彰式が行われました。本校から1年1組の小路実寛さん(峰山中出身)が「京丹後地区租税教育推進協議会長賞」に入選しました。
1月7日(金)、第3学期始業式を行いました。校長式辞では、生徒会執行部が生徒信条の全文を朗読し、新年を新たな気持ちで迎えました。続いて生徒会執行部による伝達表彰・壮行会を行いました。壮行会では、レスリング部と体操部が山口生徒会副会長と大村校長からそれぞれ激励の言葉を受けました。最後に生徒指導部長から、寒さやコロナに負けないように、健康な生活習慣を保つ3学期の過ごし方について訓話がありました。
12月20日(月)、第2学期終業式を行いました。式辞の中で大村校長は2学期を振り返った後、ノーベル物理学賞の真鍋淑郎氏の言葉から、好奇心を持つことの大切さについて話しました。さらに、「伝える力」と「聞く力」の大切さ、自分の命も他人の命も大事にすることの大切さについて、全校生徒に呼びかけました。
終業式後は、令和4年度新生徒会役員の承認式が行われました。前生徒会長の奥野颯さんから激励の言葉を受けて、新たに就任した新生徒会長の川崎珀杜さんが「この丹後緑風高校網野学舎を盛り上げられるよう精一杯行動していきます。」と力強く挨拶をしました。その後、新生徒会執行部によって伝達表彰が行われました。
最後に、教務部長から学習時間調査の結果と成績について、生徒指導部長から学校生活についての総括がありました。
12月5日(日)に行われた「自転車交通安全CMコンテスト」の表彰式において、協賛団体特別賞であるキョウテク賞を授与した企画経営科3年生のグループに、受賞の喜びや企画経営科に入学をして良かったことなどについてインタビューしました。
石田理咲子さん(峰山中)
今回のCM案は私が中心になって考えさせていただきました。子供達にも親しみやすくわかりやすい内容にしたいと思い、動物のキャラクターを使って自転車運転のマナーをクイズ形式にして15秒にまとめました。受賞の知らせを聞いた時は、すぐには信じられませんでした。このような賞を頂いたのは初めてだったので、すごく嬉しかったです。表彰式は立派な会場で行われましたし、たくさんの大人の方に囲まれて本当に緊張しました。表彰の時に、たくさんの方から拍手を頂いた時は、まるで夢の中にいるような気持ちでした。
将来は自分で作ったものを活かして、子供達に笑顔を届けることができる保育士になりたいです。企画経営科で、私はたくさんの力と自信をつけることができました。そして素晴らしい仲間と出会うことができました。私は本当に幸せ者だと、みんなに感謝しています。
鈴木南々香さん(網野中)
CMは商業デザインという授業の中で考え、みんなで役割を分担して作っていきました。100作を超える応募作品の中から賞に選ばれたなんて、私も信じられませんでした。表彰式は周りの雰囲気に圧倒されて緊張しました。しかし、人生初めての大きな会場で賞を授与され、ようやく本当に入賞したんだと実感することができました。卒業間近でこのような経験ができたことは、とても貴重な体験でした。この取組を通して、一人一人が自分の役割を担ってこそ、良い作品をつくることができるということを学びました。
私は将来、放射線技士の道に進みますが、患者さんを救う医療チームの一員として、私の与えられた役割を担えるように、これからも様々なことを学び続けていきたいです。企画経営科は、全員が始めて商業を学ぶので、スタートラインは一緒です。検定試験を数多く受けて合格できれば、それが3年生になった時に、希望進路の実現に大きく役立ちます。夢に近づけたという意味で、私は企画経営科に入学して本当に良かったです。
吉岡璃子さん(丹後中)
自転車の「ながら運転」はとても危険だということを、いくつかの例を示して正解か不正解かを子供達でもわかるように工夫しました。15秒という短い時間の中で、伝えたい内容をまとめることに苦労したので、入賞したと知ってびっくりしました。表彰式では、他の受賞作はどんな内容だろうかと興味津々でした。でも、私達の表彰で名前が呼ばれたときには、我に返って急に緊張しながら壇上に登りました。多くの人の前で堂々と発表できる人間になりたいと思い、一生懸命勉強して企画経営科に入学したことが私にとっての第一歩でした。専門的な勉強は難しくてとても大変でしたが、先生を含め、周りのみんなが本当に良い人ばかりで、私がわかるまで何度も親身になって教えてくれました。私にとって、このクラスは最高のチームであり最高の仲間達でした。中学生の皆さん、進学するならぜひ企画経営科をおすすめします。
卒業後は、小さい頃からの夢だった美容師の資格を取り、企画経営科で学んだ経営の知識やチームワークの大切さを活かして社会で活躍していきたいです。
...「企画経営科は最高です」と口を揃えて話してくれた彼女達。しかし、何よりも「最高」なのは、真剣に学び実践し、結果を出し、そして仲間と共に喜び合う、まさに彼女達の姿そのものだと私は思いました。
(取材・文 安達卓能)
5月14日(金)、網野高校開校記念日の全校放送がありました。翌15日に73回目の開校記念日を迎えるにあたり、大村校長より網野高校の誕生から現在に至るまでの歩みが紹介されました。校長は最後に、良き伝統を引き継ぐとともに、将来は地域創生に貢献できる人材になってほしいと、全校生徒に願いを込めて呼びかけました。
3月30日(月)、正面玄関入り口に丹後緑風高等学校の校章が取り付けられました。9日(木)の開校式ならびに第一期生の入学式を前に、新入生を迎える準備がいよいよ整いました。教職員一同、皆さんの御入学を心より楽しみにしています!