網野学舎

 6月8日(水)の6限目、2年生各クラスにおいてチューター初顔合わせがありました。この「チューター制」とは、本学舎が実施している進路面談制度の一つで、生徒一人一人に担任以外の教員(チューター)がつき、担任と異なる視点から進路や学校生活全般について相談を受けてアドバイスを行うというものです。本日は各クラスに入るチューターが初めて紹介され、自己紹介を兼ねて生徒に対し挨拶をしました。

 

笑顔・絆・思い出の詰まった球技大会

 6月1日(水)に実施された2年生球技大会では男子がソフトボール、女子はバレーボールが行われました。男女とも強さを見せた2年1組のチームのリーダーに話を聞きました。

宇野杏香さん(弥栄中)
 チームでバレーボール経験者は私一人でしたが、私はキャプテンとして、みんながボールを触ることができるようにと心を配りました。先生方が新型コロナウイルス感染症予防の対策を練り、私達もそれをしっかり守って楽しくプレーをすることが出来たので、大会は大成功だったと思います。来年も球技大会でみんなと思い出を作っていきたいです。

吉田茉央さん(丹後中)
 学校全体での球技大会はなくなりましたが、先生方が企画をしてくれたおかげで、学年単位でできると決まってすごく嬉しかったです。試合では9人のメンバーをローテーションで回して戦い、メンバーみんなの力で全勝することができました。普段はあまり交流がなかった子とも仲良くなれたし、クラスや学年の絆もより深まったと感じることができたので、大会が実施されて本当に良かったと思います。

畑中伯斗さん(丹後中)
 私達2年生にとって今回の球技大会は、スポーツを通して交流を深めることができた今年度初めての学年行事でした。大会実施が決まったときにはみんな大喜びしました。私はキャプテンとしてチームの勝利のために力を注ぎました。ですが、最後は勝ち負け関係なく、みんなとてもいい笑顔で終わることができました。これをきっかけに、これからも学校生活をさらに充実させていきたいです。

 彼らにとってこの球技大会は、「笑顔」がはじけ、「絆」を深め、そして貴重な「思い出」として刻まれた、高校生活最高の1ページとなりました。

6月1日(水)の5・6限目、2年生が球技大会を行いました。新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で、男子はグラウンドでソフトボールを、女子は体育館でバレーボールをそれぞれ実施しました。
 コロナ禍で、入学以来多くの制限があった2年生にとっては、学年として、はじめてスポーツで親睦を深める機会となりました。

 2年生は溌剌とプレーをしながら、仲間とともにとびっきりの笑顔を見せていました。

※写真の撮影時のみ、マスクを外しています。

              (取材・文 安達卓能)

 

 6月2日(木)に第1回防災避難訓練を実施しました。生徒達は皆冷静に身を守る行動を取り、迅速に避難することが出来ました。終了後、京丹後市消防本部峰山消防署網野分署の井上様より講評を頂き、いつ災害が起きても対応できるように普段から準備しておくことが大切だと教えていただきました。さらに1年生については消防本部の方から消火器の使用法について指導を受けました。

 

 6月1日(水)の5・6限目、2年生が球技大会を行いました。新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で、男子はグラウンドでソフトボールを、女子は体育館でバレーボールをそれぞれ実施しました。
 コロナ禍で、入学以来多くの制限があった2年生にとっては、学年として、はじめてスポーツで親睦を深める機会となりました。

 2年生は溌剌とプレーをしながら、仲間とともにとびっきりの笑顔を見せていました。

※写真の撮影時のみ、マスクを外しています。

 

 6月1日(水)、1年普通科の総合的な探究の時間では、「京丹後市について知る」と題して、京丹後市職員の方々を講師としてお招きし、講演会を実施しました。

 生徒達は、自分が希望する課に分かれて、各課の説明を熱心に聞いていました。


※政策企画課、地域コミュニティ推進課、観光振興課、農業振興課の方に来ていただきました。

 

 5月27日(金)の朝、PTA会員の皆様にご協力を頂いて、第1回PTA交通安全指導を実施しました。学校周辺の交差点や横断歩道、校門前で登校する生徒に交通安全を見守っていただきながらあいさつもかわして、登校を見ていただきました。
 参加していただきましたPTA会員の皆様、本当にありがとうございました。今後もあと2回実施していく予定ですので、またご協力をお願いたします。

 

 駆け抜けた君の後ろに「道」はできる

 5月21日(土)に各会場において令和4年度両丹高等学校総合体育大会が行われました。コロナ禍の影響で実に三年ぶりの開催となった本大会でしたが、その中でも特に健闘をした2つの部活動のキャプテンに話を聞きました。

サッカーの部・準優勝(宮津会場)
部長 芦田幸祐さん(3年3組・網野中)
 私はキャプテンとして、どんな不利な状況でもみんなで声を出し合って粘り強くボールに向かっていけるチームを目指しています。そのために、まずは私自身が諦めない心を強くもって、センターバックのポジションからみんなに声をかけています。
 今回の1回戦では自分達の思うプレーができたものの、最後の試合では力及ばずに敗退してしまいました。それでも、全員で最後まで粘り強く戦いきることができ、準優勝という結果を残すことが出来ました。
 今後はリーグ戦などを戦った後、夏からはじまる全国選手権大会が私達3年生の最後の試合となります。そこに向けてもう一度チーム全体の総合力を上げ、さらに強いチームになるための土台を築いて後輩に道を作っていきたいです。

陸上競技 女子上級の部・総合3位
女子キャプテン 東瑠渚さん(3年2組・丹後中)
 両丹総体は1年生にとっては初めての試合であると同時に、2・3年生にとっては6月の京都インターハイへの通過点となる大会でした。私は長距離選手として毎日10km近く走り込む一方、キャプテンとしてみんなが頑張れる雰囲気を作ることに努めました。
 大会には総合入賞を目指してチーム一丸となって臨み、私を含めメンバーが自己ベストや個人目標をかけて戦い、女子上級の部で3位に入ることが出来ました。
 高校入学以来ずっと制限がある中で、記録をなかなか伸ばせず苦しい時期が続きましたが、それでも女子のキャプテンになってチームで新たに目標を立て直し、徐々に再開された競技会に出場をして少しずつ自信をつけることができました。インターハイと京都高校駅伝大会が高校最後の戦いになりますが、私自身最後まで悔いが残らない走りをしていきたいです。将来の夢は栄養学の面からアスリートを支援するような職業に就くことです。そのために、これからは勉強も部活動もやり尽くす思いで頑張っていきます。

...部活動にも勉強にも真剣に打ち込む先輩の後ろ姿を見て後輩は育ちます。3年生の皆さん、自身の勝利のため、後輩に道を拓くため、最後まで悔いなく完全燃焼してください。


              (取材・文 安達卓能)

 

 5月20日(金)の7限目に、グラウンドにおいて両丹高等学校総合体育大会壮行会を行いました。陸上競技部、サッカー部、ソフトテニス部、体操部の代表が3年ぶりとなる明日の総体を前にそれぞれ決意を高らかに表明しました。そして平林体育委員長による挨拶、後藤学舎長による激励の後、壮行会は閉会しました。
 出場する生徒の皆さん。大会では感染症対策を徹底しながら、持てる力をすべて発揮してください!

 

 5月18日(水)の6限目、全校生徒を対象にインターネット利用講演会を実施しました。イーネットキャラバンより堀厚子氏を講師にお迎えし、「インターネット~安心・安全な利用法~」というテーマでインターネットに潜むトラブルとその対処法について、様々な事例を通して講演をしていただきました。
 最後に、「自分だけは大丈夫と思ってはいけません。少しのことでも気になることがあったらしっかり立ち止まって考えてみてください。何かあったら必ず踏みとどまって調べたり相談したりしてください。」と仰っていました。

 

 5月11日(水)の放課後、1・2年生の有志を対象に自転車安全利用推進員講習会を行いました。京都府安心・安全まちづくり推進課の伊藤氏を講師にお招きし、出席した44名の生徒に対し、自転車安全利用推進員になるに当たって最近の交通事故の発生状況や自転車の交通ルール、自転車運転者講習制度や保険についてなど、必要な知識や意識について詳しく講義をしていただきました。これからは推進員として、また個人として、事故に絶対遭わないために自転車の交通ルールをしっかり守っていきましょう!

 

 5月11日(水)の6時間目、1年生を対象に交通安全指導を行いました。京丹後警察署交通課から中村氏を講師としてお招きし、管内で起こっている自転車事故の状況や、自転車を運転する際のルールやマナーについて、映像を交えながら指導をしていただきました。生徒達は、自転車は便利な乗り物であると同時に「凶器」にもなるということを、改めて認識することができました。絶対に事故に「遭わない」と同時に「起こさない」意識も徹底していきたいと思います。皆さん、ぜひ安全運転を心がけましょう。

 

5月15日(日)、第40回近畿地区高等学校ワープロ競技大会が流通科学大学(神戸市)にて開催されました。 本校からは4名の企画経営科の生徒が出場し、近畿の大舞台で本領を発揮した3年3組 山中莉彩さんが個人競技の部で第9位に入賞しました。

【成績】

個人競技 第9位 3年3組 山中莉彩さん

 

 5月7日(土)の午後に、令和4年度 丹後緑風高等学校網野学舎 PTA総会を行いました。コロナ禍の影響で、一堂に会して行うPTA総会としては実に3年ぶりの開催となりました。
 総会に先立ち、6限目の授業を多くの保護者等の皆様に参観いただき、生徒の学校生活の様子を見ていただきました。
 引き続き、網野学舎視聴覚室において、PTA総会を行いました。始めに本年度PTA会長の堀秀一様から開会の挨拶をいただき、続いて本年度PTA本部役員の紹介がありました。その後、報告、提案されたすべての議事が承認され、総会は滞りなく終了しました。
 学校からの報告では、本年度学校経営計画や、教務部、進路指導部、生徒指導部の方針について各担当が説明しました。総会終了後は、各クラスで担任との個別面談が、視聴覚室では希望者を対象に3年生就職希望者対象保護者説明会が行われました。

 

 5月2日(月)の放課後、各部活動が一斉ミーティングを行いました。体験入部の期間に様々な部活動を体験し所属先を探してきた1年生は、このミーティングを機に正式な入部となりました。初々しく自己紹介の挨拶をした新入部員に対し、先輩達からは温かな拍手が送られていました。

 

 5月2日(月)の7限に生徒総会を行いました。
 総会は学舎長挨拶、川崎生徒会長による挨拶と続き、昨年度の生徒会取組と決算報告が行われました。続いて今年度の議題に移り、生徒会方針「無我夢中」が発表されました。3年間の中で自分の夢や目標を見つけ、それに向かって一心不乱に頑張るという意味が込められたものでした。
 引き続き今年度の生徒会行事の提案、各専門委員会から今年度の活動方針と内容、今年度生徒会予算案が提案され、全会一致で承認されました。
 最後に山口副会長の閉会挨拶をもって、総会は滞りなく終了しました。

 

青年よ、未来を信じ 使命に生き抜け!

 入学して1箇月になる新1年生の3名にこれからの抱負を聞きました。

竹元紫凛さん(普通科・広島市立翠町中)
 私にとってこの丹後は慣れない土地だったので、はじめはいろいろと不安がありましたが、クラスの雰囲気も良くみんな仲良くしてくれています。私はレスリング部に所属していて朝は練習、昼は授業、そして午後はまた練習と、忙しい毎日を送っています。部活で疲れて帰ってからも自分一人でしなければならないことも多いため、これらをしっかりと両立させることが今の私の目標です。「人と同じことをしていても強くはなれない」というのが私の信条です。高校時代にたくさん鍛えて、もっと強くなって、将来は先輩方のように「世界」で戦える選手になっていきたいです。

石崎奨さん(普通科・峰山中)
 私は入学後から出身中学校の違うクラスメイトにも積極的に声をかけていきました。コミュニケーションをとる中でお互いの個性や趣味などがわかってくると、すぐにクラスもうち解けていきました。学業では、中学校に比べて内容も難しく授業数も増えたのでついていくのが大変ですが、先生方がわかりやすく教えてくださるので理解することができています。また私は陸上競技部に入部をしました。高校時代にしっかりと走り込んでよりいいタイムを出したいです。高校でたくさん勉強して将来の夢である看護師になって、先輩方や先生方、そしていつも傍で私を応援し支えてくれている親に恩返しをしたいです。

今井喬大さん(企画経営科・網野中)
 はじめはみんな遠慮がちでとてもおとなしい雰囲気でしたが、一箇月近く経った今はとても楽しい仲の良いクラスだと感じています。初めての商業の科目についても、互いに教え合ってみんなで理解しようとする雰囲気があります。これからも「わからないことをなくしていく」ことを大事にしたいです。私は経験のあるソフトテニス部に入りました。大きな大会で勝利をすることはもちろん目標ですが、それ以上に「自分自身どれだけ上達できるか」を突き詰めていきたいです。検定試験も始まります。勉強と部活という毎日の生活リズムをしっかりとつけて、3年間の高校生活を悔いのないものにしていきます。

...生徒信条に「青年は 未来を信じ 使命に生きる」とあります。1年生の皆さん、それぞれの立場でそれぞれの夢に向かってそれぞれの使命に生き抜いてください!


              (取材・文 安達卓能)

 

4月27日(水)5限、1年生普通科にて総合的な探究の時間が実施され、NIEに取り組みました。

NIEとは、「Newspaper In Education」の略で、新聞を教材として活用して、社会への興味や関心を高めていく取組です。

今日は各自が持ってきた新聞に目を通し、気になる記事を選んで切りとって、記事の内容の要約と自分の意見を書き込みました。

 

 4月27日(水)の6時間目、3年生を対象に分野別進路説明会を行いました。生徒は四年制大学、短期大学、専門・各種学校、就職・公務員の4分野に分かれて、進路指導部の担当教員からそれぞれの進路分野の近年の傾向や、本校卒業生の進路実現状況、今後の進路日程などの説明を受けました。最後に、今後の進路指導上の重要な資料となる進路登録カードの書き方について説明を受けました。

 

 4月27日(水)の6時間目、1年生を対象にスタイルアップセミナーを行いました。生徒指導部長が講師となって、制服の意味や制服の着こなし・マナーなどについて、動画を交えながら講義をしました。制服とはその人の所属を表す「看板」であること、制服は「みんな」のための服であり集団のまとまりを高めるものであること、その人の第一印象は服の着こなしと挨拶でほとんど決まるということを生徒達は学びました。

 

期待に応え 夢引き寄せる 「タイピング」

 4月16日(土)に開催された全国高等学校ワープロ競技大会京都府予選会で輝かしい成績を修めた企画経営科の4名にインタビューをしました。この4名は団体競技で5月の近畿大会に出場を、さらに山中さんについては、7月の全国大会に出場することが決定しました。京都府予選会個人競技優勝は網高時代にさかのぼっても初の快挙だということです。

<個人競技 優勝>
山中莉彩さん(3年3組・丹後中)
 昨年出場を果たした全国大会は、全国の壁の高さをただ痛感するだけの悔しいものでした。そこからすぐに今年の全国大会を見据えて一年かけてタイピングの練習をスタートさせました。
 京都大会は少し気負いすぎていたせいか、練習よりも少ない記録しか出せず、おわった瞬間は入賞を逃してしまったと感じて落ち込んでしまいました。それだけに、結果発表で団体で準優勝、そして個人成績で1位と知り、メンバーや先生方の喜ぶ顔を見て、声を出すのは我慢したものの、嬉しすぎてもう泣きそうになってしまいました。
 私は将来 警察事務の仕事に就きたいと考えています。近畿大会や全国大会で少しでも上位を目指して技術をさらに磨いて、自分の夢に一歩でも近づけるよう、そしていつも傍で支えてくださる先生方の期待に応えられるよう、これからも努力していきます。

<団体競技 準優勝>
福尾楓雅さん(3年3組・網野中)
 団体メンバーに選ばれたのは大会一週間前でした。他のメンバーの役に少しでも立ちたいと思って頑張って練習をしました。本番では練習の80%ほどしか力を発揮できなかったので、準優勝と知って正直びっくりしました。5月の近畿大会では今度は100パーセントの力が出せるように練習を重ねていきます。そして、将来の夢である会計士を目指して大学に進学できるように、商業の勉強を中心にこれからも頑張っていきます。

人羅海留さん(3年3組・大宮中)
 メンバーに選ばれて練習を開始しましたが、得点がなかなか伸びずかなりまずいと感じました。さらに大会本番は緊張でガチガチになってしまって実力を出し切れず、終わってからはみんなに申し訳ない気持ちでずっと俯いていたほどでした。なので、団体で2位に入ったと聞いて本当に救われました。近畿大会では、自分の過去最高を越えるスコアをたたき出せるように練習に励んでいきます。将来の夢であるゲームクリエーターになるために、プログラミングの基本であるタイピング技術をさらに身に付けていきたいです。

安田和奏さん(2年3組・丹後中)
 メンバーに選ばれた以上、先輩方に迷惑をかけられないという思いで練習に打ち込みました。大会は集中して臨むことが出来ましたが、終了の合図が鳴ったときはもっと打ちたかったと、自分の実力不足を感じました。準優勝できたのはどこまでも先輩方の力のおかげです。次の大会ではもう少しチームに貢献できるように私自身がもっと努力しようと心に誓いました。これからもいろいろな資格やスキルを身に付けて、将来その力を地元のために発揮できるよう成長していきたいです。

 競技時間は「10分間」。その僅かな時間に「青春」を賭ける彼らの努力のドラマは、彼ら自身の手によってこの先も打ち込まれていきます。

(取材・文 安達卓能)

 
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