網野学舎

 7月20日(水)、令和4年度第1学期終業式を行いました。今年度は放送室から各ホームルーム教室にオンライン配信をして動画を試聴する形式で実施しました。
 終業式に先立ち、英語指導助手のマーシャル・リア・ブリー先生の離任式を行いました。リア先生は英語で、生徒の皆さんと離れることは悲しいですが、皆さんと共に学び合えたことはとても幸せだったと振り返り、生徒達に対し、これからももっと英語を学んで新しい関係を築いていってほしいと願って最後の挨拶をしました。
 終業式で岡田校長が、目標を失いかけていたある落語家に対し、知人が教えてくれた童話「ウサギとカメ」の"本当の意味"についての話を紹介しました。カメは周りの敵には目もくれず、真っ直ぐに旗の立っている頂上、つまり人生の目標だけを見つめ歩き続けた。一方のウサギはカメのことばかりを気にして、大切な人生の目標をたったの一度も考えることはなかった。「賢いカメになって歩き続けなさい。」との知人の励ましの言葉で彼の迷いは吹っ切れ、自分の進むべき落語の道、新しいスタイルを確立していった、という話でした。校長は全校生徒に対し、やればできるという自分自身の可能性を信じて最後まで頑張ってほしいと願い、式辞を結びました。
 続いて生徒会執行部による伝達表彰・壮行会を行いました。壮行会では企画経営科、体操部、レスリング部の代表がそれぞれ決意を表明しました。選手の皆さんの健闘を祈っています。

 
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