網野学舎
6月16日(金)・24日(土)に第2回丹後万博企画調整会議が京丹後市役所にて開催されました。企画経営科からは、3年生の渡利素晴さん(峰山中)、2年生の今井喬大さん(網野中)、上羽柚夕さん(丹後中)の3名が実行委員として参加し、実行委員長として渡利くんが承認されました。 丹後万博は、「SDGsをより身近に感じてもらおう」というコンセプトのもと地元の高校生が企画・運営し、昨年初めて実施されました。現在、昨年の反省も踏まえた企画が進められています。開催日などの詳細が決まりましたら改めて告知させていただきます。よろしくお願いいたします。
6月17日(土)、京都府立京都すばる高等学校において、京都府高等学校商業教育協会主催第39回全国高等学校簿記競技大会京都府大会が開催されました。本校、企画経営科の3年生6名が出場し、見事、団体の部・個人の部ともに優勝を飾りました。これによって7月16日(日)に開催される全国大会への進出を決めました。
<大会結果>
【団体の部】 優勝
京都府立丹後緑風高等学校網野学舎
本井 晴大(3年3組・網野中) 廣瀬 久瑠実(3年3組・網野中)
安田 和奏(3年3組・丹後中) 河井 天真(3年3組・網野中)
嶋津 渚(3年3組・峰山中) 髙田 侑(3年3組・網野中)
【個人の部】
優 勝 本井 晴大(3年3組・網野中)
第3位 廣瀬 久瑠実(3年3組・網野中)
優良賞 安田 和奏(3年3組・丹後中)
6月8日(木)3・4限目、グローカル人材開発センター 肥後祐亮様にZOOMにて御講義いただき、企画経営科1年生が資料を整理するための手法である「グラフィック・レコーディング」について学習しました。どのようにすれば相手に伝わるのか、簡単なイラストや図形などを使って可視化することで自分の思いをより簡単に表現できることに気づきました。
また、5・6限目は、企画経営科2年生が昨年学習した内容をもとに「10年後・20年後の京丹後市」をテーマに、課題解決の手法について学びました。課題解決には、まず何が課題なのか知り、一部だけでなく全体を通して考える必要があることを学びました。
6月1日(木)5限目、企画経営科1~3年生を対象に嵯峨美術大学名誉教授 坂上英彦様、丹後語り部の会から9名の方々にお越しいただき御講義いただきました。
坂上様から「観光と課題」というテーマで御講義いただき、地域(ふるさと)について・観光について・京丹後市の将来像について学習しました。講義を通じて、京丹後市は「二季型観光地」であり、どのようにすれば春や秋にも来てもらうことができるのか京丹後市が直面している課題について考える機会となりました。
6限目は、企画経営科2年生を対象に丹後語り部の会会長の東哲様より「ふるさとを愛していただきたい」とのお話があり、今後丹後語り部の会とのコラボで丹後語り部の会と連携して動画を作成する「丹後の魅力を伝える動画作成」についての説明がありました。この動画は、丹後の歴史や伝統を動画にして後世へつないでいこうという企画です。2年生の「観光ビジネス」という授業で今後取り組んでいきたいと思います。作成できた際は、是非御視聴ください。
5月31日(水)2・3限目、企画経営科2年生を対象に京丹後市地域おこし協力隊・丹後エクスペリエンス 代表 八隅 孝治様に御講義いただきました。
八隅様は、海ゴミが世界で1秒間に380kg発生している現状を変えようとプレシャスプラスチック製品を製造販売しています。また、毎月「ビーチクリーン」活動もされています。
企画経営科2年生は、「観光ビジネス」の授業で地域の課題について学習しています。生徒の感想から、「やってみたい!という気持ちを大事にしていきたい」「海ゴミについて今までより興味をもった」「自分の将来について深く考えることができた」「私もビーチクリーンに参加したいと思った」など前向きな姿勢を感じることできました。
自分たちには今何ができるのか、今後どうしていきたいか考える良い機会となりました。
5月18日(木)、網野学舎企画経営科と久美浜学舎アグリサイエンス科の1年生が合同で田植え体験を行いました。企画経営科では商業科目の授業において六次産業化について学びました。販売だけでなく生産から体験すること、アグリサイエンス科の生徒と交流することによって、生産者の想いや大変さ、私たちの生活の一部である「食」について考える良い機会となりました。
1年3組(24名)で、社会人として必要な挨拶、お辞儀などの礼儀作法に取り組みました。挨拶では接客八大用語をもとに練習し、お互いにipadでお辞儀の角度について確認し合いました。全員で基本的ビジネスマナーを身に付けていきます。そして今後、実学にて実践していけるように日常生活から意識して行っていきたいと思います。
4月15日(土)、令和5年度 第70回全国高等学校ワープロ競技大会 京都府予選会(兼第41回近畿地区高等学校ワープロ競技大会予選)が京都府立京都すばる高等学校内で開催されました。本校からは6名の企画経営科の生徒が出場し、団体競技の部で第4位、個人競技の部では3年3組 亀井萌さんが第8位の成績を収めました。団体競技の部で第4位に入賞したことで5月13日(土),14日(日)の京都府で開催される近畿大会への進出が決定しました。
【成績】
団体競技 第4位
3年3組 亀井 萌さん(大宮中)・中垣 俊介さん(網野中)・安田 和奏さん(丹後中)
2年3組 上羽 柚夕さん(丹後中)・梅田 恵来さん(弥栄中)・川村 姫菜乃さん(大宮中)
個人競技 第8位
3年3組 亀井 萌さん
4月13日(木)の3時間目、1年3組を対象に企画経営科オリエンテーションを行いました。冒頭、斎藤進吾学科長から「あいさつ・大人とのコミュニケーション力・プレゼン能力」については同世代でピカイチを目指し、さわやかで誰からも愛されるふるまいを三年間で身に付けてほしいという熱いエールが贈られました。
続けて、企画経営科の教員紹介と生徒による自己紹介が行われた後、年間のスケジュールや各種検定試験の説明がありました。最後は教員の指導の下、ビジネスマナーの基本である礼の仕方や挨拶などの作法を全員で練習しました。1年3組の生徒にとっては記念すべき入学後最初の「商業」との出会いの場となりました。
3月9日(木)~3月11日(土)の2泊3日の行程で、隠岐の島ガイドツアーの視察・体験に企画経営科2年生の井藤己純さん(大宮中)、亀井萌さん(大宮中)、川戸唯さん(網野中)、渡利素晴さん(網野中)の4名が行きました。
1日目は松江市に前泊し、2日目の朝、七類港(松江市)からフェリーで西郷港(隠岐の島)に行きました。到着後、島根県立隠岐高等学校に移動し、授業を参観させていただき、その後、ジオパーク研究をしている4名の高校生と交流しました。初めに、牛小屋に行き、突き牛の散歩などを行いました。普段の観光では見ることのできない島の当たり前を体感した後、夕日の絶景ポイントとしてSNSでバズっている「油井前の洲」へ移動しました。生徒は、「なんだか夕日ヶ浦に似ているな」と自分たちの住んでいる地域と無意識に比較していました。この日の最後は、地元のスーパー「サンテラス」で島の高校生の放課後を体験しました。商業科の3年生が開発した隠岐ならではの「バイカレーパン」が販売されていると説明を受けたのですが、この日は完売し売り切れていました。
3日目は、「都万の舟小屋」に行き、景観と暮らしについて説明を受けた後、都万公民館に移動し、地区の方々、地元の高校生と一緒に郷土料理の「隠岐そば」と隠岐産の岩のりを使用した「ばくだんおにぎり」を作りました。この「隠岐そば」は、私たちが普段食べているそばとは異なり、短く切られており、流し込むように食べるのだと教えてくれました。そばつゆには焼きサバが入っており、各家庭によって味が異なります。最後は、隠岐自然館に行き、一般社団法人隠岐ジオパーク推進機構事務局長の野邊様より隠岐ユネスコジオパークの歴史や概要について御講話いただき、この視察・体験のまとめとなりました。
今回の視察では、現地の方々の日常を直接体験することができ、五感で自然を感じることができました。この3日間で学んだことを自分の学校・地域で共有し、山陰海岸ジオパークの活用について考えていきたいです。
島根県立隠岐高等学校の皆さん、ありがとうございました。
2月13日(月)、企画経営科2年生を対象に社会人講師授業を行いました。株式会社ローカルフラッグの濱田祐太氏・高橋友樹氏から、「まちコインの活用」というテーマで講演をしていただきました。まちコインは、地元丹後で様々な人や体験と出会うツールとして活用されています。今後は、魅力ある場所でのまちコイン受取や支払いが可能となるように、活用方法について研究を深めていきたいと思います。
2月9日(木)5・6限目、グローカル人材開発センター 肥後祐亮様にZOOMにて御講義いただき、企画経営科1年生が資料を整理するための手法である「グラフィック・レコーディング」について学習しました。
企画経営科では、2年次に「観光ビジネス」という科目を設定しており、地域の観光資源について学習し、3年次に地域の観光資源を活用した地域創生の取組を企画・実施します。
今回学習した「グラフィック・レコーディング」とは絵を描くことが目的ではなく、どのようにすれば相手に伝わるのか、相手とのコミュニケーションを活発にするための方法などを学びました。また、課題を解決するための手立てについても御講義いただきました。
生徒の感想では、「言葉だけで相手に伝えるのが難しく、絵やイラストなども用いて言葉を可視化することで相手に伝わりやすくなると学んだ」「課題は、ビジネスチャンスだとおっしゃっていたので地域の課題を活かしていきたい」「課題の原因を考えて、その原因を解決する方法を考えることで課題解決につながると分かった」などがありました。
生徒たちは、言葉だけでなく絵やイラストを用いて相手に伝えてもいいのだと新たな発見となりました。
2月7日(火)1~4限目、ジャパンチャレンジャープロジェクト代表理事の中川様を講師としてお招きし、企画経営科1年生が起業体験プログラムの第1回目の講義をしていただきました。
起業体験プログラムとは、日本取引所グループが行っている中高生を対象とし、模擬店ビジネスを行う株式会社を疑似的に設立・経営する体験を通じ、自ら学び・自ら考える力などの「生きる力」を育むことを目的とする起業教育イベントの一つです。会社の経営における全体の流れを、本物のお金を使って、公認会計士や司法書士のプロフェッショナルの協力のもと、現実世界に限りなく近い条件で体験することができ、学校で学んでいる簿記や会計、マーケティングなどの授業で学んだことを活かす最高の機会です。
今回御講義いただいた中川様からは、「サービス・商品÷価格=付加価値」、「課題として捉えるのではなく、どうビジネスにするのかという観点で捉えてみてほしい」「課題や問題を解決する方法がビジネスである」といった起業家精神を学びました。また、ワークシートを用いて自分の好きなことや嬉しい楽しいと感じる瞬間、あなたが仕事としてやってみたいことなど自分について考える良い機会となりました。
最終的には学んだ内容を代表生徒3名が東京証券取引所にて発表する予定です。さてどんな会社ができるのか乞うご期待。
1月23日(月)、久美浜学舎において「令和4年度課題研究・探究活動発表会みらいのタネ」が開催されました。網野学舎からは企画経営科の1・2年生が参加し、久美浜学舎アグリサイエンス科・みらいクリエイト科の生徒による今年度の学科の取組についての発表を聞きました。生徒達は多くのプロジェクトが行われていることを知り、次年度の地域貢献・地域創生の取組や農商連携に向けて様々なことを学びました。両学舎で地域を盛り上げ、魅力ある取組を継続して行っていきたいと思います。
1月22日(日)、兵庫県立大学豊岡ジオ・コウノトリキャンパスにおいて、「山陰海岸ユネスコ世界ジオパーク 第6回みんなの発表会」が開催されました。今年度、ジオパーク研究をしている2年生から入江蓮さん(網野中)・中垣俊介さん(網野中)・待谷怜斗さん(網野中)・松田天晴さん(丹後中)の代表4名が取組の成果について発表をしました。今後も引き続き、ジオガイドやジオ商品開発に向けて取組を進めていきます。
1月13日(金)、企画経営科が「令和4年度丹後活性化プレゼンテーション大会」を開催しました。お世話になった地域の方々をお招きし、またオンラインでの配信も活用して、多くの方々に参観をしていただきました。3年生は、地域活性化のために今できることを考え、これまで取り組んできた内容とその成果について発表をしました。今回発表した3年生の先輩達の思いを引き継いだ1・2年生が、来年度以降も地元の活性化のために地域貢献・地域創生の取組をさらに進めてまいります。
【発表内容】
2年生 学科説明
3年生 缶詰でSDGs
30年後の未来は俺たちが創る
お弁当で地域をハッピーに!
障がい者と作るエコキャンドル作り
『企画経営科とは何ぞや!?』~全国から地元へ~
久美浜学舎と網野学舎で共同プロジェクト
12月13日(火)、企画経営科2年生10名がNPO法人まちづくりサポートセンターの中江様より「ジオガイド」について学びました。丹後町にある立岩・大成古墳群のガイドを実際にしていただいた後、丹後庁舎にて講義をいただきました。中江様には生徒からの質問にも丁寧にお答えいただき、参加した生徒達にとっては本当に有意義な時間となりました。今回頂いたアドバイスを活かして、次年度の課題研究のテーマである、「若い世代の方々にも丹後に来てもらえる仕掛けづくり」につなげていきたいと考えています。
11月23日(水・祝)、企画経営科3年生が四つ葉ハウスで「エコキャンドルのワークショップ」を開催しました。授業「課題研究」でSDGsと地域における福祉施設の可能性について研究するグループ(3年高尾 望心・高尾 望月)が企画したもので、あみの福祉会の皆様には会場の提供をはじめ、ワークショップのスタッフもお世話になりました。また、材料の廃油は、エコネット丹後の協力を得ました。当日は小雨の中、事前予約の小学生から当日申し込んでいただいた社会人まで予想以上の来場があり、大盛況でした。体験していただいた皆様、ありがとうございました。
11月10日(木)企画経営科1年生が「茶道体験」を行いました。体験を通して、講師の中江晶子氏他3名の方から、お客様をお迎えする心構えをはじめとする礼儀、作法を教えていただきました。皆で準備した茶室で一堂にお茶をいただく機会はこの場限りであり、その時を大切にしてほしいという「一期一会」のお話しが印象に残りました。
10月30日(日)丹後王国「食のみやこ」にて、「丹後万博2022-伝統×革新-」が開催され、企画経営科の生徒30名が参加しました。
「丹後万博」とは、丹後の魅力をたくさんの人に知ってもらい、丹後の知名度を上げ、経済効果を高めることを目的とし、将来世を担う高校生が中心となって企画・運営するSDGsの祭典です。
本校企画経営科では、4店舗出店し、授業の一環で企業とコラボして開発した商品を実際に販売しました。生徒たちは、実際に購入してもらうことの難しさを学びながらも、当日は、天候にも恵まれて多くの店舗で完売することができました。
コラボしていただきました企業の皆様、ありがとうございました。
また、来場者の皆様、お越しいただきありがとうございました。
企画経営科は、今後も地域に目を向けて、地域に密着した授業展開で実学を通じて学んでいきます。