網野学舎

 10月29日(日)に福井県の福井県産業会館にて専門高校等の生徒による学習成果発表の祭典「さんフェア福井2023」が開催され、本校の生徒が京都の商業教育の学びや活動を発信しました。会場には、職業系高校ならではの興味深い発表や展示、体験コーナー、コンテストなどたくさんありました。他県の商業科生徒とも交流をし、生徒にとっても新たな刺激をいただきました。

 

 10月28日(土)・29日(日)の2日間、第13回ジオパーク全国大会in関東大会(中央会場:銚子 サテライト会場:秩父)に企画経営科2年生3名がユースセッションと口頭発表で参加しました。

 1日目は、各ジオパーク地域でジオパーク活動を行っている中学生や高校生の方々とグループに分かれてミッションをもとに銚子地域を探索し、その後、グループ討議を行いました。グループ討議では、ジオパークの根幹である「保全」と「活用」について討議し、持続可能な活用の在り方について考える機会になりました。

 2日目は、他のジオパーク関係者や他校の先生、中高生の前で口頭発表を行いました。本校での取組や山陰海岸ジオパークの現状などを発表し、発表終了後には、「あなたたちの学校での取組は他のジオパークで同じ問題を抱えている地域の希望です。」といったエールをいただきました。また、越川銚子市長にも褒めていただき生徒の自信に繋がったのではないでしょうか。

 この2日間で学んだことを自分の学校・地域で共有し、持続可能な地域社会、山陰海岸ジオパークへと築いていく旗振り役として活動してきたいと思います。

 

 京丹後市内の高校生が企画・運営するSDGsの祭典「丹後万博2023」が1028日(土)に「食のみやこ」丹後王国にて開催されました。

 2回目となる今回のテーマは「~守ろうで、丹後のええもん~ 」。

 自然、人、伝統、食、産業など、さまざまな丹後のええもんを未来につないでいくために今できることは何なのか。世界共通の目標であるSDGsの視点をもとに、丹後緑風高校生たちは地元食材を使った商品の販売・提供、パズルの体験コーナーなど、世代を問わず楽しくSDGsが学べるコンテンツを提供しました。

 

 10月19日(木)、かえつ有明高校(東京都江東区)の1年生が旅先で住民と触れ合い地方を知る全日空(ANA)グループの教育プログラムの一環として、網野学舎を訪問され、企画経営科の2年生と交流しました。京丹後市内の有志でつくられ食文化を伝える「きらめきの会」のメンバーの皆さんに教わりながら丹後ばらずしを共に調理して味わいました。

 

 10月19日(木)、江陽中学校2年生を対象に出前授業として「職場体験マナー講座」を実施しました。今回、講師を務めたのは、企画経営科3年生6名です。陽気な笑い声があふれる高校生と中学生のコミュニケーションが活発に行き交う講座となりました。挨拶やおじぎ、電話応対など、出前授業の内容が実際の職場体験や今後に生かすことができるよう応援しています。

 

 10月17日(火)、企画経営科第2学年では、校外実習「八丁浜海岸漂着物調査」をしました。授業の一環で地域研究を行っており、網野北小学校6年生と共に国際海岸クリーンアップ(ICCキャンペーン)に参加し、八丁浜海岸にどのような海ゴミや漂着物があるのかを調べました。ペットボトルや発泡スチロールなど様々な海ゴミが見つかり、八丁浜の現状を知ることができました。また、網野北小学校6年生と意見交流し、充実した調査になりました。

 

  9月30日(土)天女の里にてサウナテント祭が開催され、企画経営科3年生が販売実習を行いました。今回販売した商品は、3年生の「課題研究」という授業で実際に生徒が商品開発を行った「塩アイスキャンデー」と「パウンドケーキ」です。

 当日は、天候にも恵まれ、たくさんのサウナ―の方々や地域の方々にお越しいただき、完売することができました。

 塩アイスキャンデーを購入していただいた方から「サウナ後は塩分が欲しくなるし、美味しかったです。」と言っていただき、パウンドケーキでは、「ブルーベリーが網野で採れると初めて知りました。」と言っていただきました。

 

 

 9月21日(木)、久美浜中学校2年生を対象に出前授業として「職場体験マナー講座」を実施しました。今回、講師を務めたのは、企画経営科2年生6名です。ランチルームでの実施となりました。中学生の皆さんは高校生の説明をしっかり聞いて、挨拶やおじぎ、電話応対等の実習に久美浜中学校2年生の皆さんは元気いっぱい取り組んでくれました。職場体験はいかがでしたか。出前授業の内容が一つでもお役に立てることがあれば嬉しいです。

 

 9月23日(土) 企画経営科3年生の商品開発グループと経営実習部が桃山の里四つ葉ハウス「秋の感謝祭」において、10月28日(土)開催の丹後万博のプレ販売、試作品提供を行いました。

 商品開発グループは京丹後市弥栄町・芋野郷赤米保存会の赤米の米粉と京丹後市網野町のファームガーデン空詩土のブルーベリーを用いた『Pound MY Cake』、 経営実習部も同じく京丹後市弥栄町・芋野郷赤米保存会の赤米を用いてあみの福祉会が製造した『赤米のこめこぼ~ろ』を提供しました。お客様から直接励ましや改善のお声を聴かせて頂き大変勉強になりました。皆様と丹後万博で再び会える日を楽しみにしています。

 

 9月20日(水)、峰山中学校2年生を対象に出前授業として「職場体験マナー講座」を体育館で実施しました。今回、講師を務めたのは、企画経営科2年生6名です。中学生は、挨拶やおじぎ、電話応対等の実習に新鮮な気持ちで取り組んでくれました。峰山中学校2年生の皆さん、職場体験はいかがでしたか。出前授業の内容が一つでもお役に立てることがあれば嬉しいです。

 

 9月15日(金)、弥栄中学校2年生を対象に出前授業として「職場体験マナー講座」を実施しました。今回、講師を務めたのは、企画経営科2年生6名です。中学生の皆さんは高校生の説明に耳を傾け、挨拶やおじぎ、電話応対等の実習に熱心に取り組んでくれました。高校生もそんな中学生の姿に感銘を受け、講座にも熱が入りました。中学生のみなさんの職場体験を応援しています。お伝えした内容がお役に立つとうれしいです。

 

 9月12日(火)、網野中学校2年生を対象に出前授業として「職場体験マナー講座」を実施しました。今回、講師を務めたのは、企画経営科3年生6名です。中学生の皆さんは高校生の説明をしっかり聞いて、挨拶やおじぎ、電話応対等の実習に熱心に取り組んでくれました。網野中学校2年生の皆さん、職場体験はいかがでしたか。出前授業の内容が一つでもお役に立てることがあれば嬉しいです。

 

 京丹後警察網野交番からの依頼を受けて、9月8日(金)から12日(火)にかけて「ネット防犯かるた」の撮影を行いました。これは、近年増加するサイバー犯罪やネットトラブルに子どもたちが巻き込まれないように、かるた遊びを通して小中学生にネット防犯を呼びかけるという取組です。
 この日は演劇部および企画経営科の生徒が警察署員の方と一緒に46音分のかるたの絵柄を撮影しました。完成後には、実際に警察の方が近隣の小中学校を回って、かるたを通して子ども達に防犯の啓発をされるそうです。
 皆さん。インターネットを正しく使って、犯罪やトラブルに巻き込まれないように注意しましょう!

 

 8月29日(火)令和5年度第23回全国高等学校生徒商業研究発表大会近畿地区大会に京都府代表として企画経営科3年生の入江 蓮さん(網野中)、亀井 萌さん(大宮中)、小森 知己さん(網野中)、嶋津 渚さん(峰山中)、中垣 俊介さん(網野中)、廣瀬 久瑠実さん(網野中)、前川 凌万さん(網野中)、本井 晴大さん(網野中)の8名が出場しました。

リハーサル段階から近畿大会ならではの緊張感があり、練習の成果を発揮できないかもしれないと生徒たちは弱音を吐く場面がありましたが、本番では今までで一番良いパフォーマンスをすることができました。

結果は、優良賞と惜しくも全国大会出場は逃してしまいましたが、大変良い経験になったのではないでしょうか。

今後は、11月に本校で行われる「丹後活性化プレゼンテーション大会」に向けて今回他校の発表等で得たものを参考にし、さらにブラッシュアップしていきたいと思います。

 

 7月28日(金)~29日(土)京丹後市弥栄町「丹後王国」において、本学舎企画経営科3年生が中心となり、恐丹後お化け屋敷2023を開催しました。当日は、大盛況となり感慨深い思いで終わることができました。お越しいただいたお客様、保護者等の皆様、OB・OGの皆様、クラスメート、下級生等支えてくださった方に感謝申し上げます。ありがとうございました。

※30日(日)はは開催予定でしたが、諸事情のため中止とさせていただきました。ご了承ください。

 

ファイル名:恐丹後お化け屋敷.pdf

※PDFを開くには下記「恐丹後お化け屋敷」をクリックして下さい。

 
 

 7月7日(土) 京都経済短期大学(京都市)で行われた表記大会において企画経営科生徒が出場し、調査研究発表の部・体験発表の部ともに「最優秀賞」を受賞しました。今大会の成績により、調査研究発表の部に出場した3年生は近畿大会への進出が決定しました。

 

【調査研究発表の部】 

「最優秀賞 」
企画経営科 3年 

「京丹後市物語」~地域の魅力プラスワンの取組リピーター獲得へ~

入江 蓮(網野中)  小森 知己(網野中)  

嶋津 渚(峰山中)  中垣 俊介(網野中)  

廣瀬 久瑠実(網野中)  本井 晴大(網野中)

 

【体験発表の部】

「最優秀賞」

「おいしくて米(まい)っちゃうクレープ開発秘話」~米粉を使った商品開発~

企画経営科 2年 

荻野 優陽(弥栄中)  大同 翔太(大宮中)

 

「優良賞」
企画経営科 2年

「地産地消」~地域とともに、故郷のために~

稲本 郁海(丹後中)  大垣 柚斗(弥栄中) 

増田 雨音(峰山中)  森 直(網野中)

 

 7月28日(金)~30日(日) 課題研究の活動の一環として、丹後王国にて『恐丹後お化け屋敷』を復活開催する予定です。そこで、企画経営科の生徒達がPR活動の一つとして映像を作成しました。ご覧ください。詳しい内容についてはポスターや学校HPでこれからも紹介していく予定です!

※オーディオ・動画コンテンツは、一部の機種ではご覧頂けません。パソコン環境にてご覧ください。

 

   「得意だ」と胸を張って言えるもの

 6月17日(土)に開催された第39回全国高等学校簿記競技大会京都府大会に企画経営科6名が出場し、団体の部で優勝を、個人の部でも優勝を含め3名が表彰され、7月16日に行われる全国大会への出場権を手にしました。今回は企画経営科に入学した理由と学科で学ぶ簿記会計の魅力について語ってもらいました。

団体の部 【優 勝】 京都府立丹後緑風高等学校網野学舎

個人の部
【優 勝】 本井晴大さん(網野中)
 在学中にたくさんの資格取得に挑戦できて、将来進学や就職に強いと考えたので私は企画経営科に進学しました。
 簿記は得意なのですが、本番の問題は想定より難易度が高く出題傾向が変わっていた箇所もあり、終わった瞬間はまったく自信がありませんでした。結果発表で団体で優勝と知ったときには本当に驚きましたが、逆にその瞬間に個人の優勝を確信しました。
 次は7月の全国大会です。各地の精鋭が集うので入賞すら厳しいかもしれませんが、しっかり対策をして全力でぶつかっていきます。
 将来の夢は公認会計士になることです。得意の簿記に磨きを掛けて、夢に向かって突き進んでいきます。

【第3位】 廣瀬久瑠実さん(網野中)
 卒業生である姉から企画経営科の様々な取組や良さを聞き、とても興味が湧いたことが入学のきっかけでした。
 この競技会に向けて私はとにかく過去問を解きまくりました。しかし本番の試験問題を目にした瞬間、出題形式が傾向と違い焦ってしまいました。それでもとにかく答を埋めようと必死で解いていきました。結果発表で団体と個人で名前が呼ばれたときは状況を理解できず、一人だけ時が止まったようでした。表彰されたときは、これまで自分が努力してきたことが報われたと実感し、必死で涙をこらえていました。
 これまで支えてくれた方々のおかげで掴んだ全国大会というチャンスを精一杯楽しんできます。

【優良賞】 安田和奏さん(丹後中)
 挑戦すればたくさん資格が取れて将来の仕事の幅が広がるし、地域活性化に真剣に取り組んでいる企画経営科で学びたいと思い入学しました。
 これまでも様々な競技会やコンクールに出場しましたが、簿記競技会は初めてでした。試験は着実に解いていくことを心掛けました。高校から始めた簿記で結果を残すことができて本当に嬉しいです。
 全国大会までは期末試験や検定、イベント準備がたくさんあり、勉強時間を確保するのは難しいですが、隙間を見つけてコツコツと進めていきたいです。
 私はこれからも資格にたくさん挑戦し、大学で学び、将来は大好きな丹後に戻って故郷の発展のために働きたいです。

...最後に3人に「あなたにとって"簿記"とは何か」と尋ねたところ、「『得意だ』と胸を張って言えるもの」だと気持ちよく答えてくれました。
              

(取材・文 安達卓能)

 

 6月22日(木)3・4限目、山陰海岸ジオパーク学識専門員 松原 典孝様をお招きし、企画経営科2年生がフィールドワークを行いました。松原様から適宜解説をしていただきながら学校のある網野町から水晶浜まで歩きました。普段何気なく通っている場所には、意外と知らなかった歴史があることや網野町の文化・特徴など、自分の目で見ることで新しい発見ができました。水晶浜では、海ゴミの現状について考えることができました。生徒から「地域だけの問題ではなく、世界で取り組むべき問題だ」などと声が聞こえてきました。2年生の「観光ビジネス」では、丹後の観光資源を活用した地域創生について学習しています。今年度は、ジオパーク全国大会で発表を行う予定です。今回のフィールドワークが、より深い学びへとつながったのではないでしょうか。

 
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