12月16日(土)は芸術文化展でした。
多くの保護者の方々にご来校いただき、盛況に幕を閉じることができました。
ありがとうございます。

文化は数値に現れるものではありませんが、
生徒の表情を見れば、やって良かったと思うのです。

来年も生徒のみなさんが心豊かに過ごせますように。
Merry Christmas and Happy new year !!
12月20日(火)は2学期終業式でした。
吉村要校長先生
吉村校長先生は卒業生が講話で話された「迷ったらワクワクする方へ」という言葉や、アメリカ26代大統領ルーズベルト氏の「失敗をしない唯一の人は何もしない人だ」という言葉を取り上げ、嵯峨野高生の挑戦する背中をそっと包み込むようなお話をされました。「嵯峨野高生のファン」である校長先生は、成功や失敗に関わらず「2学期のみなさんの努力を讃え、新年がみなさんにとって良い年となることを願っています」とお話を締められました。
続いて、柴田副校長の司会のもと、教育推進部長の森田先生のお話でした。森田先生は自身が進路で「何がしたいのか分からない」と悩んだ過去を赤裸々に語られました。「迷い」「悩む」こと自体を肯定したうえで、次のように続きます。
後になって、どんな時にも人生には意味があったと気付くことがあります。ならば、人生の意味を問い求める必要はない。幸福は追い求めてはならない。幸福は結果に過ぎない。この気づきを「こうあらねばならない」と思い込んでいた、あのときの自分とみなさんに伝えたい。『「何か」があなたを待っている』『「誰か」があなたを待っている』
いつもは理論的な森田先生が心を込めて話された内容は、存在自体を肯定してくれるような内容でした。
二人が共に話されたのは「挑戦」や「努力」の裏にある「不安」や「悩み」に寄り添う言葉。
明日から京都にも寒波が訪れるようですが、なんだか温かい気分になる2学期終業式でした。
「失敗」すらも肯定していく嵯峨野では、自然と結果も出るのでしょうか。
以下、2学期はたくさんの表彰がありました。
| 【英語科】第62回全国高等学校生徒英作文コンテスト:1年honorable mention (入選) |
| 【京・平安文化論ラボ】第3回古典の日文化基金賞未来賞 |
| 【軽音楽部】第11回とよさと軽音楽甲子園:NHK大津放送局長賞 バンド名「ハロー二世帯住宅」 |
| 【剣道部】第1回京都府公立高等学校剣道大会:男子団体の部 準優勝 |
| 【剣道部】令和5年度京都府高等学校剣道新人大会:男子団体の部第5位入賞 全国選抜兼近畿選抜京都府予選会のシード権獲得 |
| 【コンピュータ部】第23回日本情報オリンピック (JOI 2023/2024):予選敢闘賞受賞 |
| 【コンピュータ部】第4回 全国高等学校AIアスリート選手権大会 シンギュラリティバトルクエスト2023 サイバークエスト二次選考:関西ブロック代表として決勝大会出場 |
| 【コンピュータ部】第3回CyberSakura 予選ラウンド:本戦部門第1位 決勝ラウンドに出場 |
| 【将棋部】第40回京都府高等学校総合文化祭将棋部門:男子A級2位 第32回全国高等学校文化連盟将棋新人大会(1/26~27)に出場 |
| 【将棋部】第40回京都府高等学校総合文化祭将棋部門:男子A級3位 |
| 【将棋部】第40回京都府高等学校総合文化祭将棋部門:男子B級優勝 |
| 【将棋部】第43回近畿高等学校総合文化祭三重大会将棋部門:男子団体3位 |
| 【卓球部】秋季卓球選手権大会 兼 全国選抜・近畿新人大会府予選:女子団体3位 第38回近畿高校新人卓球大会出場 |
| 【卓球部】秋季卓球選手権大会 兼 全国選抜・近畿新人大会府予選:男子団体ベスト8 第38回近畿高校新人卓球大会出場 |
| 【卓球部】秋季卓球選手権大会 兼 全国選抜・近畿新人大会府予選:女子ダブルスベスト8 第38回近畿高校新人卓球大会出場 |
| 【卓球部】秋季卓球選手権大会 兼 全国選抜・近畿新人大会府予選:女子シングルスベスト8 第38回近畿高校新人卓球大会出場 |
| 【卓球部】第47回公立高等学校卓球大会:女子団体第2位 |
| 【美術部】第40回京都府高等学校総合文化祭:美術・工芸専門部令和6年度 第44回近畿高等学校総合文化祭(福井大会)選出 |
| 【放送部】第40回京都府高等学校総合文化祭放送部門:オーディオメッセージ小部門第1位 令和6年度第48回全国高等学校総合文化祭岐阜大会出場 |
| 【放送部】第40回京都府高等学校総合文化祭放送部門:ビデオメッセージ小部門第1位 令和6年度第48回全国高等学校総合文化祭岐阜大会出場 |
| 【放送部】第40回京都府高等学校総合文化祭放送部門:朗読小部門新人戦第1位 令和6年度第44回近畿高等学校総合文化祭福井大会出場 |
| 【放送部】第40回京都府高等学校総合文化祭放送部門:アナウンス部門第4位 男子第74回、女子第35回全国高等学校駅伝競走大会開会式司会担当 |
| 【放送部】第43回近畿高等学校総合文化祭三重大会放送部門:ビデオメッセージ小部門 優秀賞 |
| 【放送部】右京警察署よりの感謝状:特殊詐欺被害防止啓発のための音声録音への感謝状 |
| 【陸上競技部】第18回京都府国立・公立高等学校陸上競技対校選手権大会:男子砲丸投第3位 |
| 【陸上競技部】第18回京都府国立・公立高等学校陸上競技対校選手権大会:女子800m第3位 |
| 【陸上競技部】第18回京都府国立・公立高等学校陸上競技対校選手権大会:男子800m第3位 |
| 【ワンダーフォーゲル部】令和5年度 第43回 京都府高等学校登山選手権大会:女子団体第1位 |
| 【ワンダーフォーゲル部】令和5年度 第43回 京都府高等学校登山選手権大会:女子団体第2位 |
| 【ワンダーフォーゲル部】令和5年度 第43回 京都府高等学校登山選手権大会:男子団体第2位 |
| 【ワンダーフォーゲル部】令和5年度 第43回 京都府高等学校登山選手権大会:男子団体第3位 |
12月16日(土)、狂言部の定期公演「嵯峨野高校狂言の会」を開催しました。狂言の取組を始めてから15年目、冬青庵能舞台(京都市中京区)で会場をお世話いただくようになってから10回目の節目になります。
現在、1・2年生の部員が3人しかいないのですが、3人で演じる曲目を2つ上演すると決めて、文化祭が終わってから3か月で仕上げるというハイペースで頑張りました。これも、茂山千五郎先生はじめ茂山狂言会の先生方が懇切に御指導くださった賜物です。あらためて心から感謝を申し上げます。
(1)「蟹山伏(かにやまぶし)」
山伏と強力の主従が、近江蟹ヶ沢で異形の者に出会います。さては蟹の精と察して、今晩のおかずにしてやろうと打ちかかるのですが......。
蟹の精は、賢徳(けんとく)の面(おもて)をつけていて視野が非常に狭いのですが、舞台を軽やかに動き回り、山伏や強力の動きともぴたりと合って、蟹の精が2人を翻弄する面白さをみごとに表現していました。
(2)「附子(ぶす)」
主人の留守中、太郎冠者と次郎冠者は、猛毒だという附子が実は砂糖だと気がついて、2人で全部たいらげてしまいます......。
1曲目を終えたら、先生方が手際よく装束を着替えさせてくださり、すぐに2曲目です。 せりふのニュアンスや動きの緩急が本番ではいっそう濃厚になり、夢中になって砂糖を食べつくす様子や、猛毒だと嘘をついた主人が仕返しにあう可笑しさに、客席が大いに沸きました。練習で苦心した舞も、きれいに決まりました。
休憩をはさんで、茂山千五郎先生と網谷正美先生に「伯母ヶ酒(おばがさけ)」を演じていただきました。酔っ払って、だんだんろれつが回らなくなっていったり、ふらふらの千鳥足で伯母から逃げていく様子を千五郎先生がみごとに演じられ、伝統の芸の素晴らしさを堪能させていただきました。
翌17日(日)には、京都コンサートホールで開催された「令和5年度全国高校生伝統文化フェスティバル」のオープニングに出演させていただき、「蟹山伏」を演じました。大きなホールいっぱいに元気な声を響かせ、盛んな拍手をいただきました。
冬青庵能舞台には狂言部の卒業生が何人も来てくれて、受付の仕事などを手伝ってくれました。こうした良い伝統が続いていくよう、これからも励みたいと思います。
CyberSakura予選ラウンドの結果が確定し、嵯峨野高校コンピュータ部から参加したチーム「HEXAGON」は予選ラウンド1位となり、決勝ラウンド出場権を獲得しました。
CyberSakuraは2021年に始まったサイバーセキュリティ分野の人材育成を目的とした教育プログラムです。日本国内の中学生・高校生・高専生(1〜3年)を対象に実際のサイバー攻撃を想定し、仮想のコンピューター上で脆弱な設定や状況を改善することで獲得できるスコアをチーム対抗で競います。
決勝ラウンドは、2024年3月24日に福井県鯖江市で開催され、予選ラウンド上位5チームが競技に参加します。
アカデミックラボ「スポーツと環境ラボ」では、「幼児の身体能力」をテーマに探究活動を行っているグループがあります。
幼児のボール投げの力を伸ばすための遊びを考え、近くの幼稚園で園児たちに紹介したところ、みんな夢中で遊んでくれました。

この遊びを通して、どれくらい投げられるようになったか測定します。

その結果はいかに・・・
2月の発表会で報告しますので、お楽しみに!
12月17日(日)に行われた第47回京都府公立高等学校卓球大会において、女子団体の部で第2位となりました。ここまで日々頑張ってきた練習の成果だと思います。卓球部は男女とも12月23日から和歌山で行われる近畿大会に出場しますので、引き続き応援をよろしくお願いします。近畿大会に向けてよい流れを呼び込む結果となりました。
12月14日(木)7限のLHRにおいて、2年生を対象に卒業生講話を行いました。本校の卒業生計6名が、文理別に受験勉強における経験談や、大学生活の様子や学部・学科の魅力など、貴重な生の声を在校生に向けて語ってくれました。
生徒達も、先輩からのメッセージにメモを取りながら真剣に耳を傾けており、まず何に取り組むべきか具体的に自分のやっていくべき事に考えをめぐらすよい機会となりました。
2学期後半になり、様々な進路関係の行事に取り組んでいます。いよいよ受験生への変革に向けて、主体的に学ぶ姿勢を深化させることに期待します。
12月14日(木)7限のLHRに、3年生共通テスト受験者対象に説明会を行いました。各ホームルーム教室にて、スライドと担任による説明で受験上の注意事項の確認をしました。共通テストまであと30日。当日に実力が出せるよう、準備をしっかりとしておきましょう。
外務省...。お仕事の想像が難しいので略歴をご紹介させていただきます。
田中 宏明さん
2011年3月 京都府立嵯峨野高校卒業
2015年9月 京都大学法学部卒業
2016年4月 外務省入省
2016年5月 軍縮不拡散・科学部軍備管理軍縮課
(核軍縮に関する取組、オバマ大統領の広島訪問、NPT運用検討会議等の大型行事)
2018年4月 米国研修(デューク大学ロースクール留学)
2020年4月 ポーランド大使館二等書記官
(情報収集・働きかけ、対EU関係、ウクライナ情勢対応、大臣訪問対応)
2022年4月 中・東欧課(ウクライナ情勢対応)
2022年6月 南米課(南米10カ国所掌、要人の訪問・来日の大型行事、国連総会等の国際会議)
...ますます遠い存在に感じます。田中先輩を前に最初はガチガチのみなさん。
しかし、ここから田中先輩のすごさを教員共々、思い知ることになるのです。
外務省に勤務するためには、語学や国際法等の知識ももちろん大切ですが、田中先輩はその知識を活かすためのコミュニケーション能力の大切さも教えてくださいました。大使館等海外の勤務地で、重要かつ正確な情報をいち早く入手するためには、様々な方との日頃からのコミュニケーションが大切であり、そのために人間関係のメンテナンスを意識的に行っておられるとのこと。
身振り手振りを交えて、熱くお話しいただいた結果、終盤には生徒のみなさんはこの表情!
外務省という難しいお仕事の紹介でしたが、信頼は安心に繋がるようで、笑顔の絶えない講演となりました。後輩へのメッセージとして、以下3つのことを教わりました。
・世界に目をむけよう。
・問題意識を持って、好奇心と情熱を胸に。
・「夢」を諦めないで、迷ったらワクワクする方へ。
講演後、心に火のついた様子の生徒が...
これからも嵯峨野高校は生徒の皆さんを通じて、教育で世界とつながっていきます。『迷ったらワクワクする方へ』飛び立て!嵯峨野高生!!
今週は卒業生が講義に来てくれる、嬉しい授業が続きます!
第一弾は12月13日(水)1,2時間目、『サイエンスレクチャー2023』!!
丸岡さんは生物間(虫と植物など)相互に作用する化学因子に注目して、
メカニズムを解明する研究をされています。
その研究から生まれたのが...今注目の『虫秘茶』!!
なんと虫(蛾の幼虫)のウンチでできたお茶なのです!!
そして...そのウンチ!

おっかなびっくり実物の香りを嗜む生徒のみなさん。しかし、無意識のうちにウンチの匂い方も手で空気を鼻孔に送る理系作法です。
あまりの芳香に「桜餅の香り!飲んでみたい!」「このまま食べられる!」との声も。
このメカニズムをどのように解明するのか、分析の方法も教わりました。
ここがサイエンスレクチャー!
生徒から研究の今後の展望や社会的な展開などの質問を受け、丁寧にお答えいただきました。その最後に「この研究の意義は何より、自分が一生楽しめる研究を見つけたということです」とお話しされたことがとても印象的でした。講義後「好奇心が既存の常識を上回ったのはいつ頃からですか?」とお尋ねしてみると「僕は馬鹿になれることが、かっこいいことだと思っています。そうなれたのは高校2年生のときです。受験勉強がきっかけで、人の目を気にせず、やりたいことに真っ直ぐ努力できる人になりたいと思いました。」とのことでした。
生徒の皆さんが一生懸命質問しているとき、嵯峨野生の好奇心が育っているのを感じました。この講演を企画した先生の顔はとてもうれしそうでしたよ。

どうか皆さんも好奇心を味方に、無限の可能性で嵯峨野から大きな空へ羽ばたいてください。
12月7日(木)、立命館大学大学院スポーツ健康科学研究科博士課程2回生の廣松千愛さんをお招きし、サッカー部と希望者を対象にサイエンスレクチャーを行いました。これまでの研究で明らかになったことや、これからの研究の展望について御講演いただきました。また、質疑応答の時間では、生徒の素朴な疑問から専門的な視点の質問まで、丁寧にお答えいただき、さらに知見が広がりました。
研究内容はもちろん、廣松さんのキャリア形成や、研究に取り組まれる姿勢など、生徒たちにとってたくさんの学びと気づきを得る時間になりました。
なお、今回のサイエンスレクチャーは、RARA(立命館先進研究アカデミー)が主催する「ライスボールセミナー」との共催でした。「ライスボールセミナー」とは、昼休みに若手研究者の研究発表を聴き意見交換する企画です。これまでは主に立命館大学の附属校・提携校を対象に行われており、それ以外の学校へ出向いての実施は今回が初開催となります。
11月21日、1年3組の生徒がGI(グローバルインタラクション)の授業で、インドネシアにあるSMAN 1 Wonoayu高校の生徒とオンライン交流会を行いました。参加クラスの国際交流委員がその様子をまとめてくれました。
『私たちのクラスでは日本の食文化と日本の人気映画について紹介しました。そして、インドネシアの高校生はインドネシアの文化について紹介してくれました。インドネシアでは、ご飯は手を使って食べるということを知っていましたが、手でご飯を食べる方がよりおいしく感じるからという理由があるということを初めて知りました。交流を通じてインドネシアの文化や観光地などが知れたのが良かったです。』

『英語でコミュニケーションをとれると、様々なことを学び、知ることの出来る機会が増えるということを改めて実感しました。』
『異国の食べ物や建物について知れたので楽しかったです。またこんなイベントが開かれることを楽しみにしてます。』

11月30日(木)7限に2年生を対象として「情報Ⅰ」入試対策ガイダンスを行いました。このガイダンスでは、現在の2年生が受験する大学入学共通テストから新設される「情報Ⅰ」に向けての対策について話をしました。
進路指導部からは、各大学での共通テストにおける「情報Ⅰ」の配点や今後の模試のスケジュールついて、情報科からは具体的な対策(動画配信やオンライン教材の活用)について話をしました。
初めてのことで不安もあると思いますが、できる限りのサポートをしていきたいと考えています。
11月19日に三重県津市で行われた、第44回近畿高等学校総合文化祭放送部門において、放送部の作成したビデオメッセージ作品が優秀賞(2~5位相当)を受賞しました。
タイトルは「六条御息所~先輩から後輩へ引き継がれる和菓子~」で、本校の京・平安文化論ラボが取り組み続けている、源氏物語の登場人物をモチーフにした和菓子制作を取り上げた作品です。
この取り組みを近畿の高校生達に紹介することができた上に、賞を頂けたことは大きな喜びです。
京・平安文化論ラボでは、今年は洋菓子で登場人物をデザインしています。そちらのブログの記事も是非ご覧ください!
来校される中学生のために、広報委員の企画係が中心となり、毎回様々な企画を実施しています。
今回の企画は、「部活動ユニホームの展示」・「食堂メニュー人気ランキングのチラシ作成」・「学校生活動画の作成」で、1ヶ月前から準備を始め、実現することができました。
今回で本年度の広報委員会の活動は終了です。
7月からすべての学校説明会の運営に協力し、回を重ねるにつれて、積極的に行動することができました。
次回は、12月9日(土)に個別相談会を開催予定です。
11月18日(土)に「中学2年生対象説明会」を本校にて開催しました。
当日は、木枯らしが吹く寒い日でしたが1200名を超える中学生とその保護者の方々に参加していただき、誠にありがとうございました。
全体会では、本校の教育内容の説明や生徒による学校生活についてのプレゼンテーションを行い、その後、施設見学や個別相談等を実施しました。
全体会の様子と広報委員
11月22日(水)の放課後、京都府立医科大学教授 高嶋直敬先生より
「生活習慣と脳・心臓病」についてご講義いただきました。
医学に興味ある生徒が奮って参加し、高嶋先生より熱い講義をいただきました。
こういう時の嵯峨野校生の背中はたくましいのです。
目をそらざす、聴き逃してなるものかと耳を傾ける姿勢に、医学への関心の高さが現れています。
「疫学」とは
【明確に規定された人間集団の中で出現する健康関連のいろいろな事象の頻度と分布およびそれらに影響を与える要因を明らかにして、健康関連の諸問題に対する有効な対策樹立に役立てるための科学】のことです。
一生懸命、人の役に立つために努力している皆さんを誇りに思います。
高嶋先生、貴重な機会をいただき、ありがとうございました!
シンギュラリティバトルクエスト2023 二次予選の結果が11月14日に発表され、嵯峨野高校コンピュータ部から参加したチーム「HEXAGON」はサイバークエスト関西ブロック代表に選ばれました。
シンギュラリティバトルクエストとはAI/ICTのスキルを競う大会で、AIクエスト、サイバークエスト、データクエスト、ロボクエスト、Xクエストの5つの競技があります。HEXAGONが参加したサイバークエストは、情報セキュリティに関するクイズ形式の問題を、セキュリティの知識やソフトを駆使して、隠された言葉(Flag)を見つけるCTF形式の競技です。
2024年1月20・21日に開催される決勝大会では、各ブロック代表6チーム、選抜枠11チーム、リベンジャーズ3チームの合計20チームが競い合います。決勝でも入賞できるよう頑張ります!
11月19日(日)、滋賀県の豊郷町で「第11回とよさと軽音楽甲子園」が実施されました。
アニメ「けいおん」の聖地である豊郷小学校旧校舎に、全国から選抜された10バンドが集まり、オリジナル曲を披露しました。
嵯峨野高校からは2年生のバンド「ハロー二世帯住宅」が出場。


NHK大津放送局長賞(3位相当)を受賞しました!
11月11日(土)、「令和5年度 みやびサイエンスガーデン」を京都工芸繊維大学にて開催しました。このイベントは、京都府教育委員会と、SSH指定校である京都府立洛北高等学校・嵯峨野高等学校・桃山高等学校が主催となり、自然科学分野を中心とした探究活動に取り組んでいる生徒たちがポスターでの中間報告を行うものです。今年度はスーパーサイエンスネットワーク(SSN)校のうちの南部6校と園部高等学校の計7校から115件のポスター発表、京都府立西舞鶴高校主催の「海の京都サイエンスガーデン」から25件のポスター展示が行われました。また、両イベントはオンラインのGood Job Cardにて質問やコメントを送る交流を行いました。
本校2年生は、これまでのスーパーサイエンスラボ(SSL)Ⅱでの取組の途中経過を報告しました。
【テーマ例】
「フライパンにおけるマイクロプラスチックの発生量の仕組みと変化」
「クリプトビオシス状態のクマムシが復活するスクロース溶液の濃度検討」
「振動に対する構造物の揺動と地中埋設部の深さの相関」
「占い師の行動における人狼ゲームの勝率の変化」
「陶土の種類によるオカリナの音色比較」
「アカマツ(Pinus densiflora Siebold et Zucc.)の根長と土壌物理性の関係」
「熊本県における放置竹林問題~竹林利用に向けた全バイオマス量の推定~」
準備の段階では初めてのポスター発表を不安に感じている生徒もいましたが、当日には、特に質問されたところを丁寧に説明するなど、それぞれ工夫しながら発表を終えることができました。他校の生徒の発表に質問をしたり、研究について議論したりすることで新たな交流の輪を広げた生徒もいました。
今後、頂いた質問やコメントを元に実験を重ね、自身の研究についてより深く、より多角的な視点で語れるようになってほしいです。
また、今年度は発表者だけでなく、1年生も見学に参加し、嵯峨野高校や他校の先輩の発表を聞き、質問やコメントを行いました。参加した1年生は
「説明をしている人が生き生きとしていて楽しみに思った」
「自分の興味のある分野が以前よりはっきり見えてきた」
「まずは日常でテーマを見つけることをがんばろうと思います」
など、今後の探究活動に向けて期待を膨らませていました。

