3年生は体育館の舞台で15分のパフォーマンスを行いました。
~結果~
優秀賞:1年4組、1年7組、2年1組、2年2組、3年2組、3年6組
最優秀賞:1年6組、2年5組、3年3組
~部活動等の発表・展示の様子です~
8月20日に、2学期始業式が行われました。式では、校内放送にて校長先生からお話がありました。一部抜粋します。
①キャリー・マリスという風変わりなアメリカ人科学者がいた。彼は、PCRというウイルスの遺伝子を増幅させて検出する方法を開発し、ノーベル化学賞を受賞した。博士のおかげで、ウイルスの検知ができ、今日我々はその恩恵を被っている。何を成し遂げたいのかを明確に持っていた素晴らしい科学者であったと考えている。
②私は常々、生徒の皆さんに主体的に生きてほしいと伝えている。生き方の模索は哲学と言われている。哲学とは「こんにゃくに刺した一本の串」だと思っている。ふにゃふにゃのこんにゃくは手で持っても倒れるが、たった一本の串でしゃんと立てることができる。自分というこんにゃくに刺す一本の串を求めて様々な思索をすることが大事で、一本の串の存在が「よりよく生きる」ことにつながるといえる。皆さんも自身の一本の串を見つけてほしい。
③世阿弥の言葉で、「目前心後」という言葉がある。これは舞を舞う時の心得で、「目前」は目で前を見よ、「心後」は心を後ろに置け、というものである。自分の前や左右は、自分の目で確かめることは出来るが、後ろは自分で見ることは出来ない、だから、後ろは心で見ること、つまり後ろ姿に心を配らなければ良い舞は出来ない、という教えである。目の前で見えていることだけに気をとられることなく、常に後ろや背景を気にとめて心の目で周りを眺めてほしい。
2学期がスタートして、暑さは厳しいですが、嵯峨野生の元気な姿が学校にあふれています!
6月1日より学校が再開し、本日1学期終業式を迎えました。式では、校内放送にて校長先生からお話がありました。一部抜粋します。
①6月1日より学校が再開したが、京都府においても新型コロナウイルスの新規感染者が増加傾向にある。また、九州熊本県や東北地方にて豪雨により甚大な被害が出た。自分で自分の命を守るということを基本とし、新しい生活様式での夏休みを過ごしてほしい。
②WITHコロナの中での私たちの生き方について、思うところが2つある。
1つ目は、言葉についてである。感染防止のためにマスクをする生活になっているが、マスクで人の顔の半分はいつも隠されている。そもそも人は心が自然と顔の表情となって現れ、その表情からお互いが心を通わせている。マスクをしていて表情では伝えられないことは、言葉に出してコミュニケーションをとらねばならない。「ふわふわ言葉」と「ちくちく言葉」というものがある。「ふわふわ言葉」とは、「ありがとう」や「おはよう」などのように相手の心をぽかぽかと温める言葉である。一方、「ちくちく言葉」とは、相手を不愉快な思いにさせる言葉である。人に対する悪口はもちろんのこと、「うるさいから静かにしろ」や「早く並べ」といった命令口調もそれにあてはまる。言葉は勇気を与えてくれることもあれば、大きく人を傷つけることもある。コロナ以前には意識しなかった一つ一つの言葉を、より大切にしながら生活をしてほしい。
2つ目は、「自分で限界を作らない」ということである。今日、遺伝子工学を始め生命科学のめざましい発展の中にありながら、突然現れた、たった一つのウイルスが世界中を危機に陥れている。これからの時代いつ危機に出会っても、それを乗り越えるために私たちの生き方として最も大切なことは、「自分で限界を作らず自身の持っている力をもっともっと大きく引き延ばすこと」である。「自分で限界を作らない」ということである。限界を作っているのは自分だと気付くことが大事である。
8月17日より夏季後期補習が始まり、20日に2学期始業式があります。嵯峨野生の元気な顔が見られるのを楽しみにしています。
休校中、登校できない生徒たちに向けて、卒業生がメッセージを送ってくれました。
大学生から社会人まで80人の卒業生が、嵯峨野高校卒業後、どのような進路を歩んでいるのか、今自分がやりがいを感じて頑張っていることは何か、そして在校生に伝えたい思いを書いてくれました。
メッセージはまとめて1つの文集とし、全校生徒に配信をしました。
文集のタイトルは、読んだ生徒たちが前向きな気持ちで行動してくれることを願って「MOVE ON」としました。
読んだ生徒たちは
・今すべきことを考えて行動しようと思った
・勉強に対するモチベーションが上がった
・自分が将来したいことは何なのか考える機会になった
・卒業生がそれぞれの道で努力されている姿に感動した
・メッセージを送ってくださった優しい先輩方を誇りに感じる
といった感想を書いてくれました。
さらに、オンラインで、現在JICAの職員としてペルー共和国で活動されている卒業生に国際協力や海外生活についてお話ししていただきました。
今回の取組では、嵯峨野高校の繋がりの強さを感じました。
直接会うことができなくても、人と人が繋がって励まし合いながら前を向いて進んでいきます。
今回協力してくださった卒業生の皆様に感謝申し上げます。
4月8日水曜日の午後から、第72回入学式が体育館で執り行われました。
当日は穏やかに晴れ、心地よい風が吹き、校内の桜も満開、すべてが新入生の入学をお祝いしているかのようでした。
入学式は簡素化され、短時間での実施となりましたが、教職員一同、待ち望んだ新入生を歓迎する気持ちはいつも以上です。
校長先生は式辞の中で「新入生の皆さんをお祝いする気持ちに何ら変わりはありません。入学おめでとう。数ヶ月前まで、現在の状況を誰も予想していなかったと思います。しかしながら、明日という日が必ず来る限り、未来には想像もできなかった素晴らしい出来事があると信じ、新入生の皆さんと共にこの難局を乗り越えたい。」とやや不安な面持ちの新入生を励まされました。
続けて以下の3つのお話がありました。
① 自分に正直に生きること。自分の本来生まれ持った本心(すべてを平等に扱い、幸せを望み、人をねたまず、常に穏やかに、相手を思いやる心)を大切にして欲しい。
② 二つの学びを実践すること。一つは人間としての学び。HR活動、生徒会活動、部活動などを通じてリーダーシップや生きるための力を身につけてほしい。もう一つは現代に求められる知識や技能、技術を身につけるための学び。授業やラボ活動をはじめ主体的に勉強することにより得られることができるものである。
③ 自分を大切にすること。自分の長所も短所もすべて認め、受け入れ、自分を成長させること。そうすることが同時に集団生活で自分以外の人を大切にすることにつながる。
そして、
「嵯峨野高校に入学されたことはゴールではありません。一つの選択肢に過ぎないのです。この選択の結果は皆さんの努力にかかっています。様々な場面での活躍に期待します。」というメッセージを述べられ、保護者の皆さんに向けて「しばらくの間、何かと不自由な学校生活となりますが、不自由であっても不足のない高校生活となるよう、教職員一同精一杯努力致します。」と締めくくられました。
4月8日水曜日
新学期の始業式が行われました。
始業式に先立ち、着任式が行われ、今年度新たに16名の先生を迎えました。
校長先生は式辞の中で、新型コロナウイルスの影響による休校等について触れ、世界的に不安定な状況の中でも、主体的にやるべき事を自覚し、休校中も学習に励むよう述べられました。「式は放送での実施となったため、皆さんの顔を直接見て話すことが出来ないのが残念です。しかし、今はしっかりと対策を取り、予防して欲しい。」と呼びかけられました。そして、「不安なニュースばかりで、気が沈みがちになりますが、心の中では自らの明るい未来を想像し、めげずに頑張って欲しい。」と鼓舞されました。
また、新年度という事で、新しい担任、教科担当の先生とも初めて出会うことになります。
クラスも変わり、新しい友人との出会いもあります。「『出会いは一瞬、つながりは一生』と
いう言葉のように、今日の出会いが一生繋がることになるかもしれません。そんな新しい出
会いを大切にしてください」とも述べられました。
その後、生徒指導部長からは、今年度の生活指導の目標である「基本的生活習慣の確立」として ①時間を守る、②あいさつをする の2点を挙げ、「家庭で過ごす時間が長くなると予想されます。是非家庭の中で実践欲しい。」と述べられました。
また、「学校生活の中で、相手が喜ぶ事を何気なくできる。嵯峨野高校にはそんな生徒が居ます。そういった思いやりを持った人に成長して欲しい。」と生徒たちへ期待も述べられました。