台風の影響が心配されましたが、文化祭1日目を無事に迎えることができました。
前日には、生徒会の生徒たちが文化祭のために校舎内を飾り付けてくれていました。
開会式はyoutube配信で行いました。
開会式中、生徒会作成の映像では、校長先生と生徒の漫才や各クラスの発表のアピール動画が流されました。
開会式後、トップバッターの発表クラスは即準備。
コモンホールでは1年生の発表が行われています。20分間の発表です。
本格的な照明器具を使います。また、劇の演出の1つとしてプロジェクターに映像を映し出してみたり、各クラス工夫が見られます。
クライマックスは演者総出でダンス!
発表後はクラスの集合写真を撮影しています。
2年生の演劇は体育館で30分間行っています。
様々な工夫がされています。それぞれの役を演じきっています。
校舎の様々な場所では、文化系クラブ、委員会の発表や展示が行われています。
図書委員の企画展示
文芸部の部誌の展示
美術部の看板は屋外に展示しています。
JRC(青少年赤十字)部の展示
放送部と写真部の展示
華道部の展示
デザイン工芸部の展示
準備期間も残すところ今日が最後となりました。
大道具や背景、衣装などは大方できたようで、今日はクラスでの最終ミーティングや、ダンスや演劇練習を中心に活動しているようです。
4限後には、男女バスケットボール部、バトントワリング部、女子バレー部、野球部、放送部、文化系クラブの生徒たちが体育館とコモンホールの客席の準備をしてくれました。
明日からの文化祭では、感染症対策で座席を指定した鑑賞になります。
客席があると、リハーサルにも緊張感が生まれます。
3年生は校舎の至る所でダンス練習です。
練習の様子から全員がより良いものにしたいという気持ちが伝わってきます。
声を掛け合い、何度も何度も繰り返し練習しています。
美術部の看板も完成し、中庭に吊り下げました!
放課後はクラブの発表の準備に取り掛かっています。
写真部は職員室横談話スペースに作品展示をするようです。
2年ぶりの文化祭。頑張り屋さんが多い嵯峨野の生徒たち。授業や勉強に真剣に取り組む顔はもちろん素敵ですが、仲間と文化祭を楽しむ笑顔もとっても素敵です。
準備期間中、意見の食い違いや気持ちのズレ、思うように進まない焦りもあったかもしれませんが、そのすべてがよい思い出になるよう、最後まで何事も全力で楽しんで欲しいと思います。
8月4日に京都市立芸術大学にて芸術科のサマーセミナーを実施しました。
このサマーセミナーには、嵯峨野高校生のほかに、府立福知山高校、立命館宇治高校、立命館守山高校の生徒も参加し、制作や意見交流を行いました。
今回は、「素材から思考する」というテーマで、工芸科陶磁器専攻の森野彰人教授らによる授業を受けました。
午前中は、「素材とは?」というレクチャーと制作ワークショップを行いました。
講義では、陶磁器の粘土がどのような場所で、どのような状態で採集されるのか、それをどのように精製するのか、また、私たち人類がどのように素材と関わり、文明や文化を発展させてきたのか、そして現代では、陶磁器は器だけでなく、化粧品やスマートフォンの部品、白紙にも陶磁器の原料が使われていることを話されました。
素材についてレクチャーを受けた後は、「水をいれる」をテーマに与えられた粘土で制作するという課題です。
「水をいれる」といってもただ単に「器物」を作るだけでは素材を思考することになりません。どのように使うのか、どこの水を入れるのか、与えられた土を触り、手を動かし、思考しながら制作します。
40分ほどの制作の後はグループで意見交流です。作者以外の生徒が、作品の良いところやどのような意図で制作したのかを考え、発言します。最後に作者が制作意図や工夫点を述べ、答え合わせをする鑑賞方法を取りました。
初対面の生徒たちでしたが、活発な交流ができました。
午後からは、「木」「石」「粘土」を与えられ、何かに使う道具を制作する課題です。
それぞれの素材の良さや特徴をどのように扱いながら、「道具」にしていくかを思考しながら制作します。
長い木の使用方法は色々とアイディアが生まれますが、石が難しかったようです。
完成した作品です。
それぞれの素材と道具について思考できおり、午前の作品よりも発展したのがわかります。
最後の意見交流会でも、活発な意見交流ができました。
自分以外の人のアイディアに触れることで、視野が広がります。
今回の講義では、文明や文化がどのように発展させてきたのかということを疑似体験できるものでした。
この経験をきっかけに参加者には今後、素材やものづくりにより興味をもって学んでほしいと思います。
7月28日に国語サマーセミナーを行いました。
会場は、宇治市源氏物語ミュージアムです。
まずは館長の家塚様のお話を聞いてから、ミュージアムの見学をしました。
あらすじをたどります。
そして、『源氏物語』の世界を実際に体験しました。
こちらは、垣間見(かいまみ)が体験できます。
暗い外からは部屋の中が見えるのに、明るい部屋の中からは外の様子が見えません。これを利用して、男君は、家の中にいる女君を垣間見るのです。
二人の女君を見ている光源氏の様子です。
女君からは見えません。
そして、宇治十帖の世界へ
源氏香の体験コーナー
香道の世界で、源氏物語を主題として数種類の香木をかぎ、香りの異同を判じる「組香」と呼ばれる競技形式の鑑賞方法があります。「源氏香」は代表的な組香のひとつです。
『源氏物語』に出てくる香り
仏前で香をたいて清浄な空間にととのえたり、衣に香りをたきしめたりしました。
植物性の香料や、動物性の香料が展示されていました。
そして、特別講義です。
京都先端科学大学人文学部 山本淳子教授です。
平安文学の第一人者です。
「はじめての源氏物語」というテーマで、講義をしていただきました。
『源氏物語』はどのような世界から生まれたのか。
絵画作品から、平安時代の暮らしや生活について学びました。
そして、『源氏物語』までの作品は男性の作者であったが、『源氏物語』は女性である紫式部が自発的に、自分の苦悩(家族や親友、伴侶の死)と向き合うために創作されたものだと学びました。
主人公の光源氏をはじめ、登場人物すべてが苦悩を背負っています。
現代に生きる私たちも、たくさんの苦悩の中にいます。
だからこそ、時空や世界を超えて愛される作品になった、というお話をうかがいました。
これから『源氏物語』や古典文学を読む上で、生かしていくことができる貴重な講義でした。
『源氏物語』の最後の十帖の舞台となった宇治で、有意義な体験をすることができました。
7月29日(金)、サマーセミナーの一環として、社会科学フィールドワークを実施しました。京都地方裁判所・京都弁護士会のご協力により、1・2年生12名が裁判や法律について学びました。
午前は、京都地方裁判所にて、職員の方から裁判についての説明を受けた後、裁判員裁判を含めた刑事裁判を傍聴しました。法廷見学では、参加者は法服を着て、裁判官席に座るという貴重な体験をしました。
午後は、京都弁護士会館にて、弁護士の先生方から、刑事裁判の原則について講義を受けた後、その指導の下、模擬裁判に取り組みました。模擬裁判では、班ごとに参加者が裁判官・検察官・弁護人・被告人・証人の役割を演じた後、裁判員の立場で、証拠を吟味しながら、被告人が有罪か無罪かの判決を出し、判決理由を発表しました。最後に班ごとに、法律事務所を見学し、弁護士の仕事のやり甲斐やご苦労などについて、お話を伺いました。
参加者からは、「初めて裁判を傍聴したが、厳粛であり、緊張感に満ちていた」「裁判が関係者の人生に大きな影響を及ぼすことがよく分かった」「模擬裁判では、憶測を入れずに、証拠のみに基づき判決を出す難しさを体感した」「弁護士のお仕事について、その幅広さを知り、困っている方への法的な支援に加えて、心の支援も大切であることを学んだ」という趣旨の多くの感想が寄せられました。
1学期の終業式を実施しました。今回も、感染症対策として、各HR教室に動画配信という形で行いました。
校長式辞では、橋長校長先生からこれから夏休みを迎える生徒たちに、夏休みの過ごし方として「今できることを無限大に」「もう無理だと思った時こそ成長のチャンス」を心がけてほしいと話されました。
橋長校長先生ご自身でも、この1学期中に「今できることを無限大に」という点で、できるだけたくさんの本を読むことに挑戦され、50冊読まれたそうです。読書から、新しい世界を見ることができたという経験を紹介されました。
また、本校生徒の1学期の頑張りを紹介され、生徒の活躍から様々なメッセージを受けたとお話しされました。
夏休みも、試合や発表、課題研究発表会などに挑戦する生徒に、日頃の成果を発揮してきてほしいとの激励の言葉もありました。
最後に長く続く感染症対策において、お互いのために協力して行動することを継続していこうと話されました。
進路指導部長の野口先生からは、4月から新しいことに挑戦してきた生徒へ労いの言葉が掛けられました。
新しいことへの挑戦は、新たな刺激を受けるとともに、主体的に動くことが求められたと思います。それは楽しいことばかりではなく、しんどい思いも伴います。
「しんどい時こそ成長のチャンス」「もう少しやってみようを繰り返す」「挑戦を積み重ねる」
そうすることで、確実に力になり、夢や目標が明確になるので自信をもって取り組んでほしいと語られました。
We don't grow when things are easy.
We grow when we face challenges.
「WE HAVE A DREAM 201か国202人の夢?SDGs」という本を紹介され、内容の紹介とともに、この夏休みは「大人の人と話をしたり、本を読み、多くの人生と出会ってみよう」と提案されました。
終業式後は、AETのオルトハウスケーシー先生の離任式を行いました。ケーシー先生は、日本での思い出や嵯峨野高校への感謝と、各学年の生徒へのメッセージ、先生ご自身が海外で働くという経験をされたことから得たこと、嵯峨野高校の生徒たちにも学び続けることとともに人生を楽しむことを大切にして欲しいという思いを話されました。
明日から夏休みです。補習や部活動、文化祭の取組などがありますが、校長先生、野口先 生、ケーシー先生からのメッセージを受け、それぞれが成長できる夏休みにしてほしいと思います。
7月16・17日に本校にて学校説明会を開催しました。
検温、飛沫シート設置、消毒、換気等の感染対策を行った上での開催です。
沢山の中学生とその保護者の方々に来校していただきました。誠にありがとうございました。
説明会運営には、広報委員の生徒達が協力し、熱心に取り組む姿が見られました。
全体会では校長先生からのあいさつ、学科長から教育内容について、在校生によるラボや学校生活についてのプレゼンテーションを行いました。
その後、施設見学と個別相談等も行いました。
次回は9月17日・18日と10月22日に進学説明会を開催予定です。
先日、令和4年度生徒会本部役員の認証式が行われ、新生徒会本部役員のメンバー11名が校長先生から生徒会役員証を受け取りました。
認証式のあとは例年、校長先生と生徒会役員の意見交換会が行われています。新生徒会のメンバーからは嵯峨野高校を良くするためのアイデアや、学校に対して思っていることなど、たくさんの意見が出、校長先生はそれらの意見に対して、学校の現状やご自分の経験談などもまじえて、一つずつ丁寧に答えて下さいました。
嵯峨野高校を今よりもっと魅力ある学校にしていくためにはどうすればよいか?について校長先生と生徒の代表が一緒に話し合うことができた、とても有意義な時間となりました。
6月3日(金)、長岡京記念文化会館にて、1・2年生を対象に演劇団体鑑賞を行いました。昨年度、一昨年度と2年連続の中止を乗り越えて、念願の開催です。劇団芸優座様の「ベニスの商人」を鑑賞しました。迫力ある演技の中にも、思わず声を出して笑ってしまうようなコミカルな要素もたっぷりあり、生徒たちの夢中になって鑑賞している姿が印象的でした。生で観た「ホンモノ」の演劇から学んだことを、9月に迎える「とこのは祭」(文化祭)でのクラスの取組に生かしてほしいと思います。
5月19日(木)に令和4年度の生徒総会が行われました。以前は体育館に全校生徒が集まって行っていましたが、新型コロナウィルス感染対策のため、2年前から校内のスタジオから各教室に配信するという形をとっています。
代表委員長・副委員長がスタジオで議事を進行し、生徒会本部役員が議案を提出。各クラスで代表委員が議案の承認の採決を行いました。集計はクラウド上のデータを同時編集することで、スムーズに議事が進行できるよう工夫されています。
かつての先輩たちが行ってきた生徒総会をそのままの形では実施できない状況の中で、ICT機器を活用した新しい生徒総会の形がこの3年間で新たに生まれ、受け継がれはじめています。
去る4/22(金)、2年生は奈良で野外活動を行いました。
東大寺南大門や春日大社、浮見堂などのチェックポイントを回りながら奈良を観光し、新しいクラスで親睦を深めました。
また今回は、活動の中で撮った写真を使い、奈良の見どころを紹介するためのポスターを制作しました。
投票の結果、選ばれた1~5位のポスターを先日展示しました。
センスにあふれる作品をご覧ください。
先日、令和4年度の生徒会長・副会長の選挙が行われました。
今年度は生徒会長に2名の立候補があり選挙に、副会長に1名の立候補があり信任投票となりました。
立候補者は5日間の選挙活動ののち、選挙当日に立候補者演説を放送で行い、その後全校生徒による投票によって、令和4年度の生徒会長・副会長が決定しました。
1年生のステップアッププログラムⅢが実施されました。
1限目は校歌についての講義を受講しました。嵯峨野高校の校歌に込められた意味を知り、毎朝流れている校歌について深く味わうことができました。今は声を出して歌うことはできませんが、全員で心の中で合唱しました。その後、防災学習として火災発生時の行動についてのビデオを見ました。災害はいつ発生するかわからないので、咄嗟の対応を考え、各自が自分の命を守れるようになってほしいと思います。
2限目は、デジタルシティズンシップに関わる講義を受講し、スマートフォンやタブレットを安全かつ有意義に使うためのルールについて自分たちで考え、クラスで発表するという活動を行いました。次の時間の講演会でWebサービスのSlidoを使用したこともあり、ルールの必要性を実感できたのではないでしょうか。
3・4限に実施された京都大学総合博物館准教授の塩瀬隆之先生による「探究学習と問い、に関する講演会」では、WebサービスのSlidoを活用し、リアルタイムでの活発な意見交流が行われました。京都大学の「自由な学風」を引き合いに出しながら、簡単には答えが出ない問いに向き合う覚悟を持つことが説かれました。
また、ノーベル平和賞受賞者のムハマド=ユヌス博士が来日された際に、博士との座談会に出席することになった京都の高校生が取り組んだ「30days Challenge」が紹介されました。これは「貧困とは○○である」の○○に当てはまる表現を30日で30通り考えるという課題であり、この取組を通して多様な視点を持つことの難しさと重要性を意識することができます。1年生もこの場で実際に体験し、さらにその成果を他の生徒と共有することで、自分だけでは思いつかない物事の見方・捉え方が、他者との対話と交流を通してさらに深まるのだということを実感しました。
午後からは、「問いづくりワークショップ」に取り組みました。先週2年生も取り組んだ嵯峨野高校版のワークショップです。クラスに分かれて、担当教員のファシリテーションのもと、SDGsにもとづく問いを考えていきました。グループで出し合った問いを、分析したり書き換えたりする活動を通して、探究活動に必要な「問い」を使いこなす力を培いました。「このワークショップで学んだことを活かして充実した探究に取り組みたい」という意欲を感想に記している生徒がたくさんいました。
今日1日を通して、1年生は、嵯峨野高校の生徒としての誇りと自覚を持ち、仲間と協力しながら難しい課題に挑戦していくという志を新たにしました。先輩たちの姿を追いかけ、さらに充実した嵯峨野高校の歴史を切り拓いていってくれることを確信しています。
4月11日(月)から12日(火)にかけて、1年生のステップアッププログラムⅠ、Ⅱを実施しました。ステップアッププログラムは、1組から8組の各担任と副校長からの熱いメッセージからスタートしました。11日には、高校生活を始めるにあたり、各分掌から仕組みや注意点についての説明と校内ツアーなどを行いました。12日には、国語科、数学科、英語科から授業での心構えや学習方法についての説明を受け、午後にからは教科からの説明を活かして、各自が課題に取り組みました。充実した高校生活を送ってほしいと思います。
4月8日、本校の体育館で入学式が行われました。
暖かな春の陽射しと、桜の花びらが舞う校舎が新入生を出迎え、晴れやかな入学式となりました。
今年度もマスク着用など感染症対策を行った上で挙行されました。
令和4年度 第74回入学式 校長式辞を紹介します。
冒頭、厳しい入学者選抜を突破された入学生の努力への敬意と入学への歓迎を述べられました。
次に、嵯峨野高校は公立高校でありながら創立者と建学の精神を持つ伝統ある学校であること、建学の精神の「和敬清寂(わけいせいじゃく)」、校是の「和敬」「自彊」「飛翔」という言葉を紹介されました。
さらに、学校長は入学生に期待を込めて「心がけてほしいこと」を3つあげ、語りかけられました。
一つ目は、「主体的に学ぶ」姿勢を大切にしてほしいということです。誰かに言われたからやるのではなく、自分の意志で判断すること、自分の言葉で伝えること、積極的に学ぶ姿勢を大切にすることで、明確な目的や未来につながる学びになることを話されました。
二つ目は、「失敗した自分を評価しよう」ということです。アメリカ合衆国第32代大統領夫人、エレノア・ルーズベルトや世界の発明王エジソンの言葉を引用され、失敗を恐れずに新しいことに挑戦すること、チャレンジした自分自身を誇りに思い、大いに評価していってほしいと話されました。
三つ目は、「自分の長所や得意分野をどんどん磨こう」ということです。
自分の長所や自慢できることを人に話すのは苦手な人も多いかもしれませんが、見方を変えることで、自分の短所だと感じていることも、自分のストロングポイントになることに気が付いてほしいと話されました。嵯峨野高校で過ごす学校生活の中で他の人がまねをできないような部分を自らの長所と考え、どんどん磨き、自信を持って、自分の長所を生かしていけるようになってもらいたいと激励されました。
式辞を読み上げられる語り口から、入学生への高い期待が感じられ、生徒たちも真剣に聞き入っていました。
入学式後の担任団紹介時には、入学生に向けて今井学年部長から「嵯峨野高校に来てよかった」と心から思って卒業を迎えられるよう、学習、行事・部活動、学校生活でのルールを守ることを頑張ってほしいということを話されました。
皆さんの高校生活を教職員一同、全力でサポートします。
週明けから頑張りましょう。
4月8日始業式が各ホームルームに映像配信という形で行われました。
校長先生からは、この春、日本の大学に入学が決まった韓国の留学生のお話をもとに「行動することの大切さ」についてお話がありました。彼は、2年間日本語と英語の勉強に取り組み、その結果、日本語検定一級に合格。苦手だった英語も克服しました。新型コロナウイルスの影響で入国できずにいましたが、インターネットを駆使し、正確な情報を手に入れ入国できるようになりました。彼の夢は「日本と韓国の架け橋になる」ことです。夢の実現のためには、行動することが大切だということを改めて感じさせられた。と述べられました。
さらには、この4月から成人年齢が18歳に引き下げられたことについて。このことは、若者の自己決定権が尊重され、積極的な社会参画が促されることを目指すもの。
「今」出来ることを「無限大」に、夢の実現に向けて出来ることを着実に進めて行って欲しい。と述べられました。
生徒指導部長からは、4つの事を守って欲しいというお話がありました。
① 時間を守る。約束を守る。時間を守ることは約束を守ることに繋がる。
② 挨拶・励行。相手を思いやり「ありがとう」・「すみません」を声に出して言える人になって下さい。
③ 物を大切にする。
④ 身だしなみを整える。お互い気持ちよく学校生活を送るために。
「当たり前のことを当たり前にやり続ける」これを大事にしてください。当たり前の中にあるありがたさを人は忘れてしまいがちです。そのためにも4つの事を守り学校生活を送って欲しい。と述べられました。
3月15日(火)に1年生全クラスを対象に「情報の科学」合同発表会を実施しました。
3学期の「情報の科学」の授業では、次年度のラボ活動を見据えて、課題研究を行いました。
まず、SDGsの17の目標に関して、研究したいテーマをグループで相談し、1つの「問い」を考えました。そして、問いの答え(結論)を導くため、様々な情報を収集し、比較・検討を行いました。研究のまとめとして、各クラスでプレゼンテーションを行い、その中で最も優れたプレゼンテーションを行ったグループが「クラス代表」に選ばれました。
今回の合同発表会では、各クラス代表による優れたプレゼンテーションを1年生全員で共有しました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ビデオ会議システムを活用し、各教室に配信する形態で行いました。
クラス代表の生徒たちは、クラス内の発表とは違って、離れた場所にいる人に対してプレゼンテーションを行うことに戸惑ったと思いますが、上手にプレゼンテーションを行っていました。
行われたプレゼンテーションに対し、教員の評価と生徒の投票によって、最優秀賞1クラスと優秀賞2クラスを決定しました(結果は以下のとおりです)。受賞した皆さん、おめでとうございます!なお、受賞クラスには賞状を贈呈しました。また、受賞以外のクラスのプレゼンテーションも素晴らしいものでした。
<結果>
最優秀賞:4組「放置から活用へ~空家必携~」
優秀賞:1組「差別のための日本の政策や法律は差別の対策として十分なのか」
優秀賞:6組「火力発電は止めるべきなのか?止めても電力供給は可能なのか?」
以下はクラス発表の様子です。