SAGANO BLOG

2023年8月1日以降のブログをすべて時系列に掲載しています。

 

7月30日(水)に、京都府立図書館において、サマーセミナー「本と交わる夏休み 人生を豊かにする文学入門」を実施しました。

前半は、京都教育大学の天野知幸先生をお迎えし、「表現の自由/不自由について――検閲の歴史から考えてみる」というタイトルで御講義いただきました。生徒たちは、検閲制度について学んだ後、太宰治「トカトントン」を題材に、検閲によって表現が削除されるということが作品にどのような影響を与えるのか、生徒同士の対話も交えながら理解を深めていました。

後半は、京都府立図書館の概要や利用方法について職員の方からお話を伺い、バックヤードツアーに参加しました。
専門書等を中心に扱っている京都府立図書館の強みや、便利な利用方法も教えていただきました。さっそくレポート作成等で利用しようと考えている生徒も多かったようです。

また、普段は入ることのできない書庫にも足を踏み入れ、昔の教科書や雑誌、台本といった貴重な本も見せていただくことができました。特に、広大なスペースに収められた本のコンテナを機械が出し入れする自動化書庫の見学では歓声が上がりました。



 

 7月29日にサマーセミナーとして京都工芸繊維大学ショウジョウバエ遺伝資源センターを訪問しました。

 ショウジョウバエ遺伝資源センターは常時3万系統のショウジョウバエの変異体を維持・継代している施設であり、世界の研究者へ向けて研究に使うショウジョウバエを送っています。日本では国立遺伝学研究所と並び有数のショウジョウバエ資源センターとなっています。

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 生徒達は研究室を見学し、実際に野生型、White(白眼の変異体)、Curly(翅が曲がる変異体)、Antennapedia(触覚が脚に変わる変異体)など教科書に載っている有名な変異体を直に観察し、熱心に説明を聞いていました。

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 その後、センター長の高野先生からショウジョウバエが希少疾患の治療の研究に使われているという講義をしていただきました。遺伝学研究では必須のモデル生物であるショウジョウバエですが、生徒達はハエをより身近に感じて研究の面白さを体感できました。

 京都工芸繊維大学ショウジョウバエ遺伝資源センターの皆さんありがとうございました。

 

 7月30日にサマーセミナーとして武田薬品京都薬用植物園を訪問しました。

 京都薬用植物園は、武田薬品工業株式会社が絶滅危惧種を含む重要な薬用・有用植物資源の収集・保全を行い、環境教育の支援活動のために開放されている施設です。園内では、3班に分かれて見学を行いました。

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園内には身近なハーブや野菜として普通に食べているゴボウやシソも栽培されており、薬用植物であると知って驚きでした。

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また、生薬や漢方薬として栽培されている植物種の中には、味や匂いを体験できるものもあります。案内してくださった社員の皆様のアドバイスを聞きながら、実際にその植物の味見にチャレンジしました。

最初はおそるおそるだった生徒達も、五感で感じられる植物の魅力に惹かれ、次第に積極的に触れようとしていました。また、質疑応答の時間には歴史と植物のかかわりなどの幅広い質問が出ました。

武田薬品工業株式会社の皆様、ありがとうございました。

 

 7月19日、本校ESS部は、京都市立日吉ヶ丘高校にて開催されたパーラメンタリーディベート(即興型英語ディベート)交流会に参加しました。

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 本校からは3チームが参加、それぞれ2試合を戦い、2・3年生による合同チームが優勝を勝ち取りました。最後は各校代表で編成したチームによるエキシビジョンマッチも行われ、本校からも選ばれた1年生1名が参加しました。

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 3年生は高校生活最後の対外試合で、これまで培ってきた実力を発揮していました。今年は1年生の参加者が例年以上に多く、2年生もいい刺激を受けながら、他校の生徒やジャッジの先生方から多くのことを学ぶ機会となりました。

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 ディベートに意欲的な生徒数が過去最多規模となっている嵯峨野高校ESS部、今後も楽しみながら英語ディベートに取り組んでいきます。

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7月29日(火)に、サマーセミナーの一つとして法学フィールドワークを実施しました。

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午前中は京都地方裁判所で、裁判所の方から裁判の仕組みや裁判員制度の説明を受けたのち、法廷の見学や法服の試着を行いました。ドラマや映画ではない「ほんまもん」の法廷内に入ることができる貴重な機会になりました。その後、実際の裁判を傍聴し、法廷内の厳粛な雰囲気と人生を左右するような判決を下す裁判官の迫力と責任感を肌で感じることができました。

午後からは、裁判所の隣にある京都弁護士会館で、弁護士の先生から刑事裁判の原則について講義を受けたのち、コンビニエンスストアで起こった強盗傷害事件を題材として模擬裁判を行いました。弁護士の先生方の指導の下、裁判官、検察官、弁護士、被告人、証人などの役になってロールプレイをしたのち、各班でどのような判決が妥当かについて議論し、発表しました。「事実」と「評価」を分けて考えることや、多角的な視野で判断することに難しさを感じつつも、生徒たちは無罪の推定や疑わしきは被告人の利益にといった刑事事件の原則を学ぶことができました。

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最後に、班ごとに分かれて6つの弁護士事務所を訪問し、弁護士の先生方に仕事の内容や苦労、やりがいなどの話を聞きました。生徒たちは1日を通して、司法に関わる仕事の意義と面白さを体感することができ、将来の展望を描くうえで「ほんまもん」に触れる貴重な機会になりました。

 

7月28日(月)、1・2年生を対象に卒業生講話を実施しました。
本校を卒業した16名の大学生・大学院生が、大学での学びや自身の高校生活3年間について話してくれました。

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特に1年生の文理選択・科目選択で悩んでいる生徒にとって、今回の講話が自分の進路を考えるための参考になったことと思います。

生徒からは次のような声が聞かれました。

「文理選択で迷っていたので、お話が聞けて良かったです。」

「大学生活の具体的なイメージができました。」

「オープンキャンパスにも積極的に行って、もっとよく知りたいと思いました。」

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後輩のために熱く語ってくださった卒業生の皆さん、ありがとうございました。

 
いよいよ最終日。2年生は昨日立てた計画や分担を、その意図も含めて1年生に伝えていきます。

準備も念入りに行い、最終日の調査に向かいました。2日間で準備をした土壌断面調査では、教員の一言一言を聞き漏らすまいと集中する生徒の姿がありました。化学分析を行う班は土壌の様子も確かめながらサンプリングを行い、土壌貫入強度班は、慣れた手つきの2年生の横で1年生が手際よく記録を取っていきます。

無線でお互いに連絡を取りながら、何とか時間内に調査を終えた生徒達。最後の記念写真では、やり切った表情を見せてくれました。

学校に帰ってきてからも、参加した生徒達は採集したサンプルの分析や調査をさっそく始めています。

また、9月13日~15日には熊本県玉名郡にて、熊本県立第二高等学校、鹿本高等学校とともに調査(JFR in 熊本)を行います。今回の経験を活かして、さらに研究を深めていくことを期待しています。

 

2日目も天気に恵まれた中での実施でした。

引き続き調査地点の選定を行う班もあれば、測量班は本調査地点の測量を引き続き行いました。1年生も、2年生サイエンス部や校有林調査ラボの先輩とともに行動し、研究の基礎を身につけていきます。


「せーの!」

つる性植物班は、現地に生えていた大型のつる性植物を発見。が、掛け声とともに数人がかりで引っ張っても、まだまだつるは抜けません。

綱引きの要領で何度も声を掛けながら引っ張り、ようやく取れたつるは、なんと全長18m! つるどうしで絡み合っている部分なども観察できました。


2日目の調査を終え、振り返りも行いほっと一息......かと思いきや、2年生はそのまま、明日の作戦会議に入りました。限られた時間内に調査を終えるため、あとどの調査が残っているのか、どれくらいの時間と人数が必要なのか、昨年度のJFRを経験したメンバーだけでなく、全員での議論が進みます。

準備期間そして調査の3日間の中で、教員が指示をしなくても、自分達で計画を立てて動けるようになっていく背中が、頼もしくなってきました。

 

7月19〜21日にかけて、SSH事業の一環としてジャパンフィールドリサーチ(JFR) in 丹後を、京都府立丹後海と星の見える丘公園で実施しました。 本取組の一部は、公益財団法人 中谷財団の科学教育振興助成を受け実施しました。研究タイトルは「京都府丹後半島の森林小流域における土壌生成に関する研究」です。 今年度の参加者は、校有林調査ラボとサイエンス部の生徒合計25名という大人数。また、昨年度嵯峨野高校を卒業した先輩がTAとして参加してくれました。

1日目は現地に到着後、公園内を歩き調査地点をどこにするかの選定を行いました。本校地理教諭の案内で山を登りながら、道端に落ちている石や地形1つ1つの解説を受けることで、生徒の興味も広がっていきます。

「木に実がなってる!」と生徒が見上げるのは、宿舎の部屋名の1つにもなっているヤマモモの木。施設職員の方に許可をもらい、ちぎって食べてみました。 「すっぱい!」「この実はおいしかった」「どのくらいの色の実が熟しているんだろう」気付きを口に出すことで、さらに興味が広がります。

事前に計画を立てていた中で、調査地点が決まった班はさっそくセッティングへ。動物班は、獣道とみられる箇所を見つけ、角度を調整しながら赤外線カメラを設置しました。ここから、2日。果たして生き物の姿は捉えられるでしょうか?!

夜には満天の星空が広がり、さそり座を中心に夏の星座を観察することができました。京都市内では見られない光景に、生徒達の視線も釘付けでした。

 

 7月19日(土)・20日(日)におこなった中学3年生対象学校説明会では、生徒の広報委員が大活躍しました。


 受付では揃いの半被(はっぴ)を着て、にこやかにお出迎えしました。 



 全体会の司会も広報委員の生徒が担当します。



 物理・化学・生物・地学の4つの実験室、図書館、陶芸・染色の実習室では、広報委員が出迎えて説明します。



  校舎内の誘導や、説明で立っている広報委員に中学3年生が話しかけていました。



 広報委員による相談コーナーは大盛況で、大勢の中学3年生とその保護者の方が来場されました。学校生活のこと、受験勉強のこと、部活動のことなど、いろいろ質問されましたが、笑顔で答え、安心して帰っていただくことができました。

 



 

 

 7月19日(土)・20日(日)に、中学3年生対象学校説明会を開催しました。第1回から第4回までほぼ満席で大盛況でした。


 吉村 要校長の挨拶では、まず最初に、「高校3年間は心身ともに大きく成長する時期。どのような環境(高校)を選ぶのかが大切なので、自分が成長できる環境(高校)選びをしてほしい。」ということを伝えました。本校の環境について説明のあと、「嵯峨野高校なら成長できそうだと思われる方はぜひチャレンジしてください。」と締めくくりました。


 教育推進部からは、本校の教育活動について説明しました。授業や進学補習はもとより、学校行事やラボ活動(探究活動)、国際交流が充実していること、特にラボ活動においては、スーパーサイエンスラボ(専修コース)は自然科学分野に特化しており、充実した設備のもと本格的な探究活動を、アカデミックラボ(普通科・共修コース)は、自然科学分野だけでなく平安文化論や、法学、スポーツなど多彩な分野に分かれて探究活動に取り組むことができることが説明されました。国際交流では短期、中期の留学制度だけでなく、海外校生徒との交流が盛んであることが伝えられました。


 また、在校生が、学校生活や、嵯峨野高校の魅力、そしてラボ活動について説明しました。自分が中学3年生だったとき嵯峨野高校を志望した理由などについて話してくれました。

 


 さらに、卒業生が自分自身の高校生生活を振り返り、嵯峨野高校の特色や魅力、そして現在の研究について語ってくれました。嵯峨野高校の魅力としては、「多くの仲間に巡り会えた環境」、「自主性や探究心を尊重したラボ活動」、「充実したサポート体制」、「英語運用能力が向上する指導」、「恵まれた学習環境」、などをあげてくれました。

 奈良県立医大で脳神経内科の研究・臨床をしている先輩、京都大学で固体型電池を研究している先輩、国際政治学を研究している先輩、昆虫の変態の進化を研究している先輩に発表していただきました。ありがとうございました、そして、嵯峨野高校サポートチームとして引き続きよろしくお願いします。


 

7月14日(水)、GIの授業で1年2組の生徒が、トルコの学生たちとオンラインで交流しました。参加クラスの国際交流委員がその様子をまとめてくれました。

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『今回は、トルコの高校生とオンラインでお互いの学校を紹介し合いました。私たちは嵯峨野高校についてプレゼンテーションを行い、図書室や校内の様子を英語で紹介しました。これまでクラスメイトの前で発表する機会はありましたが、海外の人たちに英語で説明するのは初めてだったので、しっかり伝わるか不安もありました。その分、相手のリアクションがあるととても嬉しかったです。』

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『トルコの高校のことを聞いたり、伝統料理について教えてもらったりして、お互いの文化について理解を深めることができました。日本文化に興味を持ってくれている相手と日本語で交流する機会もあり、日本のアニメを通して日本語を勉強しているという話には驚きました。たとえ完璧ではなくても、自信を持って話す姿を見て、私ももっと前向きに英語を話していきたいと思いました。』

『トルコの生徒たちとの交流はとても新鮮で、印象的なことがたくさんありました。中には15歳なのに立派なひげを生やしている人もいて、日本との文化の違いを感じました。この交流を通して、英語が得意でなくても、自分から話しかけたり、身振り手振りを交えて伝えようとすることが、交流をより楽しく、深いものにしてくれるのだと思いました。これからもさまざまな国の人と関わる機会があると思いますが、そのたびに「挑戦する姿勢」を大切にしたいと思います。』


 

終業式に続き、1学期に顕著な成績を上げた部活動の紹介と、伝達表彰式を行いました。伝達表彰式で校長先生より賞状や優勝カップを手渡されるときには、緊張の中にも誇らしい表情が見られました。


左:ワンダーフォーゲル部男子(京都府高等学校総合体育大会 登山の部男子 第1位)

右:ワンダーフォーゲル部女子(京都府高等学校総合体育大会 登山の部女子 第2位)


左:放送部(京都府高等学校放送コンテスト アナウンス部門 第5位)

右:放送部(京都府高等学校放送コンテスト 創作ラジオドラマ部門 第1位)


左:放送部(京都府高等学校放送コンテスト ラジオドキュメント部門 第2位)

右:放送部(京都府高等学校放送コンテスト 創作テレビドラマ部門 第1位)


左:将棋部(全国高校将棋京都府選手権大会 男子個人 第2位) 同(全国高校将棋京都府選手権大会 男子団体 第2位)

右:スーパーサイエンスラボ「辺連結度を中心とした交通ネットワークの評価指標」(システム制御情報学会高校生ポスター発表セッションの部 優秀発表賞)


左:スーパーサイエンスラボ「ルービックキューブを用いた耐量子計算機暗号のアルゴリズムの開発」(システム制御情報学会高校生ポスター発表セッションの部 優秀発表賞)

右:スーパーサイエンスラボ「正確で簡易な陶土の可塑性評価方法の検討」(日本地球惑星科学連合 高校生ポスター発表の部 奨励賞)


最後に、全国大会に出場する部活動の壮行会を行い、生徒会長から激励の言葉がありました。

 

 7月18日(金)1学期の終業式を行いました。

 猛暑の折、スタジオから各ホームルーム教室に映像をLIVE配信しました。

 校長式辞では夏休みを迎えるにあたり、次の3点についてお話しました。

 1つ目は、NHKのシリーズ「人体Ⅲ」から「生命の神秘や奇跡」を強く感じたことを受け、「世界中で人の命を奪い合うような行為が絶えないが、どんな生き物の命も想像を絶する奇跡の積み重ねによって生まれてきたものであり、自分の命だけでなくあらゆる命を大切にすること、そして自分がこの世に生まれてきたことの奇跡を感じながら日々を大切に丁寧に生きてほしい」というメッセージを送りました。

 2つ目は、3年生に向けて、進路実現へのエールを送るとともに、選挙権を持つ人は、参議院選挙で人生初となる投票にぜひ行ってほしいと呼びかけ、1・2年生に向けて、日頃できない経験をするなど「ほんまもんの学び」と出会う夏休みにしてほしいとありました。

 最後に、「生徒のみなさん、健康に十分注意しながら、日頃できない経験などを通じて充実感のある夏休みにしてください。そして、「生命の神秘や奇跡」という壮大なテーマについてもぜひ考えてみてください。自分という存在の「奇跡」を感じることで、きっと前向きな気持ちが生まれてくるに違いありません」と伝えました。

続いて、進路指導部長の円山教諭からは、「自分に向いている進路を選ぼう」とよく言われるが、「自分にはこれしかない」と考えるよりも、たとえ理想通りではなくても、自分の方から合わせるという気持ちを持つことでうまくいくこともある。自分が期待されていることを懸命に頑張ることが大切なのではないか。と話しました。

 

嵯峨野高校図書館では、「絵本を届ける運動」(公益社団法人シャンティ国際ボランティア会主催)に参加しています。この運動は、日本の絵本に現地語の翻訳シールを貼り、アジアの国々に送る活動です。

7月に図書館にてJRC(青少年赤十字)部とのワークショップを実施しました。司書や2年生による説明を受け、支援先のひとつであるミャンマーの図書室や子どもたちの様子がわかる映像を見た後、1年生は翻訳絵本の作成に取り組みました。

今回作成したのは、平和や職業についての絵本や、知識の絵本でした。
まず最初に絵本を読み、お互いにその内容を紹介しました。

2年生は、シャンティ国際ボランティア会やJRC部の活動を紹介するポスター作成を行いました。絵本とともに館内で展示しています。嵯峨野高生の作った絵本が、たくさんの子どもたちに読んでもらえますように。

※写真の絵本
『きょうせんそうがはじまると』(藤代勇人/作 塚本やすし/絵、ニコモ、2023年)
『おおきくなったら、なんになる?』(刀根里衣/著、NHK出版、2022年)
『バナナのはなし』(伊沢尚子/文 及川賢治/絵、福音館書店、2013年)

 

 7月5日(土)に長沼静きもの学院様にお越しいただいて、浴衣の着付けを教えていただきました。文化祭や卒業茶会に向けて、一人で着付けできるようになることを目標に、毎年この時期に行っています。浴衣の着付けに加え、立ち振る舞いなどについて学びました。
 今年度は狂言部と共同で開催し、狂言部の部員に浴衣姿でのミニ狂言を披露してもらいました。

 

もうすぐ七夕。図書館には、天の川が流れています。
七夕飾りと共に、短冊が飾られています。みなさんの願いが叶いますように。

天の川のほとりにて、2年生アカデミックラボでの様子です。
探究テーマのアイデアを検討したり、また、上階のロフトでは、卒業生による発表と探究活動へのアドバイス等がおこなわれました。

 

今年度も図書委員会の活動がはじまっています。
1・2年図書委員は班に分かれての活動のほか、昼の図書当番をおこないます。

1学期後半の図書当番を担当するみなさんで、自己紹介と交流を兼ねて、恒例の「たこ文庫」を体験しました。「たこ文庫」とは、兵庫県のあかし市民図書館(明石市立図書館)さんの取り組みで、8冊の本に自分のことを紹介してもらいます。(参考:あかし市民図書館 たこ文庫

今回は、「図書委員のたこ文庫」として、各自が選んだお題カードに合わせて本を紹介し、コメントを書きました。

子どもの頃に読んだ本について話すなかで、うろ覚えだった本のタイトルが判明し、図書館の絵本を一緒に読んだ日もありました。改めて読み返すと印象も変わりますね。
(写真の本は『おおきな木』シェル・シルヴァスタイン/作・絵 ほんだきんいちろう/訳、篠崎書林)

紹介された本とコメントは、館内で展示しています。

また、3年図書委員は、図書館に入れる本の選書に取り組んでいます。
どんな本が入るのか、楽しみに待っていてください。

 

6月21日(土)・22日(日)に行われたNHK杯全国高校放送コンテスト京都大会において以下の結果となり、7/21(月)~24(木)に東京のオリンピックセンター及びNHKホールにて行われるNHK杯全国高校放送コンテストへの出場が決定しました。

◎朗読部門 3年生女子第3位
◎アナウンス部門 2年女子第5位
◎創作ラジオドラマ部門第1位
◎創作テレビドラマ部門第1位
◎ラジオドキュメント部門第2位

3年女子は1年次より3年連続の朗読部門全国出場で、これは京都では平成20年以来17年振りとなります。
また創作ラジオドラマ及び創作テレビドラマの両部門を同一校が制するのは平成21年の本校以来16年振りとなります。ちなみに16年前にそのドラマを制作したのは卒業生で人気作家の武田綾乃さんのクラスメイトの放送部員達です。

以上以外にも、朗読部門で決勝進出1名・準決勝進出4名など部員達は力を出し切って頑張りました。
東京では準決勝進出を目指して頑張って参ります。
7/30(水)には香川県で行われる全国高等学校総合文化祭放送部門にも出場しますので、両大会へのご声援よろしくお願い致します。


 
 
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