学校生活

                第43回 農芸祭

                    いままでの軌跡 これからの奇跡
                 ~いまを耕す みらいを育む 新たな農芸へ~

晴天に恵まれ、農芸祭が無事終了しました。地域の皆様、関係の皆様には今後もお世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

硬式野球部「クラウドファンディング」~温かいご支援をよろしくお願いします~

硬式野球部の練習環境をより良くしたいという思いから、野球部応援会の皆さまが「クラウドファンディング」を立ち上げられました。
現在、野球部では次の課題を抱えています。
〇バッティングマシンが老朽化しており、特に左投手を想定した打撃練習が行えない。
 (左投手への対応が難しく、試合で不利になる場面が多くある)
〇球場の照明設備が十分ではなく、冬場は1時間ほどしかボールが見えない。
 (放課後の練習時間が限られ、守備も打撃も本格的な練習が難しい)
こうした現状を改善すべく、照明器具の整備や新しいピッチングマシンの導入を目標に、応援会が主体となってプロジェクトを企画していただきました。野球部を支えてくださる保護者・地域・卒業生の皆さまに取り組みを紹介させていただきます。
詳しい内容や応援会からのメッセージは、応援会のクラウドファンディングページをご覧ください。
https://for-good.net/project/1002852
 これからも農芸高校野球部への温かいご支援と応援を、よろしくお願いいたします。

「農芸感謝祭」

農芸祭まで1週間となり、この日は「農芸感謝祭」が行われました。午前中は体育館で交流の部があり、1年生のダンス発表や生徒教員有志によるステージパフォーマンス、各コースの特色をもとにした農芸一流グランプリなどで楽しみました。昼からの感謝の部では、PTAの方々に炊き出していただいた「農芸産生産物カレー」をおいもと一緒に美味しくいただきました。その後は農芸祭に向けた打ち合わせを行い、士気も高まってきました。皆さんのご来場を心よりお待ちしております。

α-STATION「MORNING GOLD」出演

本校3年生、前生徒会長の中井蒼空君が、学校を代表してα-STATION「MORNING GOLD」(7:00〜10:00 / DJ: 秋田美幸)に出演しました! 番組では、農芸高校の学び、畜産の魅力、全日本ホルスタイン共進会でのグランプリ受賞、11月22日(土)開催の「農芸祭2025」見どころ、などについて対談しました。 農芸高校は、米や野菜・花・畜産・造園・農業土木・バイオなど、幅広い分野を実践的に学べる京都府唯一の農業専門高校です。そんな学校の農芸祭は、生産物販売、体験ブース、アレンジメントの展示、クレーン操作・ドローン体験など盛りだくさんの取組を用意して、地域のみなさまのご来場を心よりお待ちしております!

「和牛肉の遊離アミノ酸分析」(府立大学連携事業)

高大連携プログラムとして京都府立大学農学食科学部栄養科学科の田代先生にご協力をいただき、「和牛肉の遊離アミノ酸分析」を行いました。学校では実習服を着て肥育牛の飼養管理に取り組む畜産流通コースの生徒ですが、今回は白衣を着用し、いつもは経験できないことを連携活動の中で学習することができました。研究対象牛のアミノ酸値が高ければ、旨味が強いと科学的に証明できることから、結果を楽しみにしています。

「のうげい堆肥」パッケージリニューアルプロジェクト(府立大学連携事業) 

高大連携プログラムの一環として、「のうげい堆肥」パッケージリニューアルプロジェクトが始動しました! 大学生と協働してパッケージを作るため、生徒たちが農芸高校での乳牛の飼育や堆肥の製造工程、のうげい堆肥を使用した圃場で飼料作物を栽培する循環型農業の仕組みについて、京都府立大学の学生に説明しました。 たくさんの人に届くように、デザインやキャッチコピーのアイデアを出し合い、新しい「のうげい堆肥」のかたちを一緒に考えました。今後も、完成に向けて話し合いを重ねていく予定です。

京都府立大学『流木祭』

府立大学の学園祭『流木祭』に参加し、これまでの連携活動のパネル展示と野菜や米、ヨーグルトなどの生産物販売を行ってきました。初めての大学での学園祭、高校で実施する農芸祭とはまた違った雰囲気を味わうことができました。 また、この日は府立大学開学130周年記念の催しも実施されていました。

2025『修学旅行in壱岐』3日目

最終日の朝、海風を感じながらホテルを出発、船に乗り込み、壱岐の海を後にしました。ジェットフォイルの窓から見える青い海と空。「もう帰るのか」と名残惜しさを感じつつも、2日間の体験で得た学びや仲間との絆を胸に、全員が笑顔で帰路へ。博多市内での班別自主研修後に新幹線で京都へ。車内では写真を見返したり、思い出話に花が咲いたりと、最後のひとときまで笑顔が絶えませんでした。京都駅到着後の解団式では、 「みんなで協力し、最高の思い出を作れた3日間でした」と先生の言葉。壱岐で過ごした時間が、きっとこれからの糧になるはずです。

2025『修学旅行in壱岐』2日目 本日のテーマ ~壱岐の大地で「学ぶ」「感じる」「つながる」~

午前中はクラスごとに分かれて農業研修へ
 1組(農業生産科)は、野元牧場、壱岐市農協畜産総合施設等を訪問
   現地の方々から飼育管理や堆肥づくりの方法を学び、畜産の現場を通して生産の重みと技術の奥深さを感じました。
 2組(園芸技術科)は、アスパラガスやイチゴ、花などのハウスを見学
   最新の自動給液システムなど、環境制御技術の進化に感心しながら園芸の魅力を再発見しました。
 3組(環境創造科)は、澤田・長田・木田地区で地域の方々から環境整備や復旧活動の話を聞きました。
   自然と共に生きる地域の姿に触れ、環境保全の大切さを改めて学び取りました。

 お昼は全員でBBQ! 和やかな雰囲気の中、笑顔が広がり、午後はマリン体験へ、 澄んだ海に歓声が上がり、全員が笑顔で思いきり楽しむ姿が印象的でした。 夜はホテルでのレクリエーション大会、 仲間と過ごす時間を通して、絆が一層深まった大切な一日となりました。
 皆元気に過ごしています。

2025『修学旅行in壱岐』1日目

 午前中は「大刀洗平和記念館」で平和学習を行い、生徒たちは戦争の歴史と平和の尊さについて深く学びました。 「壱岐では農業についても学びたい」と意欲を見せる生徒の姿もありました。 午後には博多港からジェットフォイルで壱岐へ向かい、郷ノ浦港では温かい歓迎の横断幕で迎えていただきました。 夕方には岳ノ辻展望台で美しい夕陽を眺め、夜は民泊先で島の方々が用意してくださった豪華な夕食を楽しみながら交流を深めました。 全員元気に過ごしています。

進路 分野別体験[1年生]

今後の進路を考えていくうえで、具体的に進路先をイメージできるよう、様々な業種の体験型授業を実施しました。

大成中学校 体験学習

亀岡市立大成中学校の2年生が、8コースの体験実習(キャリア学習)に訪れてくれました。
中学生は短い時間でしたが、高校生から「生物工学基礎実験」「ウシのお世話」「クレーン操作」「トマトの収穫体験」などを教わり、農業高校を感じてもらいました。11/22には農芸祭が開催されます。ぜひまた体験に来てください。

「全日本ホルスタイン共進会2025」結果報告(畜産部)

北海道安平町で開催された「第16回全日本ホルスタイン共進会」に出場し、全国の酪農家が集う舞台で堂々と成果を残しました。 本大会は「乳用牛のオリンピック」とも呼ばれ、全国から選抜された牛とリードマンが集い、乳牛の美・飼養管理・リード技術を競う場です。
   大会結果
     〇多回出品者表彰(全国の農業高校として初)
     〇第15部(5歳以上6歳未満)第4席/全国4位入賞
     〇High School Dairy Grand Prix 初代「学校グランドチャンピオン」受賞
   ~学びの目的~
 畜産部は、共進会を通して ①高いレベルの乳牛評価・飼養管理技術を学び、 ②リード技術や家畜改良への理解を深め、 ③乳牛と向き合う中で責任感とチームワークを育てる ことを目的に活動しています。 大会前には「リードマンスクール」や「リードマンコンテスト」で技術を磨き、その成果が全国の舞台で実を結びました。全国の酪農家が参加する中で受賞できたことは、日々の丁寧な飼育と、生徒のたゆまぬ努力の証。「現場で学ぶ力」が全国に通じることを実感できる大会となりました。 これからも、学びをフィールドに活かし、挑戦を続けます。

バドミントン部 新人大会

10月26日(日)、京都府高等学校バドミントン新人大会の学校対抗戦に出場しました。結果は惜しくも敗退となりましたが、堀川高校との対戦では 3対2 と互いに譲らない熱戦を繰り広げました。多くの1年生にとっては初めての公式戦、緊張の中にも強豪校相手に最後まで全力プレーを見せてくれました。 日々の練習の成果が随所に見られ、また、試合後には対戦相手に積極的にアドバイスを求めるなど、向上心あふれる姿も見られました。 次の公式戦は1月。チーム一丸となって、さらにレベルアップできるよう日々の練習に励んでいきます! これからも バドミントン部の応援をよろしくお願いいたします!

日本学校農業クラブ全国大会 【優秀賞受賞】

 10月22.23日に農業高校生の甲子園ともいえる「第76回 日本学校農業クラブ全国大会 西関東大会」が開催され、本校からは農業鑑定競技会(山梨県開催)に8名が出場し、内4名が優秀賞を受賞しました!
 大会当日は雨が降り、寒い中での競技になりましたが、皆よく頑張りました。翌日は快晴で念願の富士山も拝むことができました。 本当にお疲れ様でした、そしておめでとうございます!
〈入賞者〉優秀賞  分野:作物 3年 和田 真希   分野:野菜 2年 田之上 聖歌
          分野:畜産 3年 大矢 桃子   分野:造園 3年 野々村 光翔

国民スポーツ大会 馬術競技 大会結果のお知らせ

本校1年生の中窪さんが、国民スポーツ大会馬術競技に出場し、
 〇少年二段階障害飛越競技 5 位   〇少年リレー競技 2 位
という輝かしい成績を収めました! 中窪選手は本校に馬術部がないため、普段は亀岡の SILVANO STABLES で日々練習に励んでいます。 厳しいトレーニングを積み重ね、全国の舞台で見事な成果を残しました。大会結果は校長先生にも報告に来てくれました。
中窪選手、おめでとうございます! 今後のさらなる活躍をご期待ください。

第63回技能五輪全国大会(造園)『銅賞』受賞

10月17日~20日に愛知県で開催された第63回技能五輪全国大会において、本校造園コース生徒が、「造園職種」にて見事『銅賞』を獲得しました。全国から集まった技能青年が高い技術を競い合う舞台で、栄えある受賞を果たしたのは3年3組の錦織暉くんと野々村光翔くん。 錦織くんのコメントは 「技能五輪に向けての準備は本当に大変でした。就職試験と同時進行で取り組む必要があり、時間の使い方や集中力の面で一番苦労したと思います。 大会中は「入賞したい」という強い気持ちを持ちながらも、思うように作業が進まない場面もありました。そんな時は、お互いに声をかけ合って気持ちを立て直し、最後まで集中することができました。結果として銅賞をいただいたときは、驚きの方が大きかったです。」

京都の農業を熱く語るトークセッション in 農芸[2年生]

京都で様々な農業分野で活躍されている方々を講師として迎え、交流会を実施しました。全体会では、8人の講師の先生方に事業の紹介や、農業という仕事の面白さ、大変さを経験をもとにお話をしていただきました。また、実際にやってみて学んでいくことが、自分の世界を広げていくことと教えていただき、高校での勉強が大切であると再認識する機会となりました。 各コースごとに分かれた分科会では、講師の方の専門的な話にふれ、それぞれの業界のおもしろさを感じました。例えば、現在栽培されているトマトで一番多い品種は?といった質問や、米農家の今後のSNS戦略による経営方法は?という質問が生徒からあり、講師の方からいろいろな話題を引き出すような盛り上がりを見せ、すぐに時間が経っていました。農と里を支える担い手として、今後の学習も頑張って取り組んでくれることを願います。

園児とサツマイモ掘り〔野菜コース2年〕

10月1日、野菜コース2年生が園部町の園児のサツマイモ収穫をお手伝いしてきました!

野菜コースで育てた苗を6月に園児と定植し、待ちに待った収穫でした!

生徒達は前日に農芸高校の圃場でも掘り取り方法を練習し、当日を迎えました。

「大きいのとれたよー!みてみてー!」と子供たちもうれしそうでした。

今回採れたサツマイモは、農芸感謝祭で焼き芋にしてふるまったり、農芸祭で販売する予定です。お楽しみに!

人権学習[後期] 「インターネット社会の人権尊重~デジタル時代のリテラシー~」

人権学習(PTA人権研修会)として、京都府立大学の浅田太郎 副学長をお迎えし、「インターネット社会の人権尊重~デジタル時代のリテラシー~」と題して、講演いただきました。 10代のSNS利用率が9割を超える現状や、情報が一瞬で拡散する現代社会の特徴について詳しく説明していただき、匿名での投稿が攻撃性を高める心理実験の紹介や、「いいね」を求めて発言が過激化していく仕組み、さらには他人の失敗を笑う「シャーデンフロイデ」という感情がSNS上で大きな問題になることなど、具体的な事例を交えて学ぶことができました。 「投稿する前に立ち止まり、本当に広める必要があるのか」「もし自分だったらどう感じるかを考えること」など、SNS利用において欠かせない"心のブレーキ"の大切さを改めて意識しました。また、名誉毀損や侮辱罪、プライバシー侵害といった法的なリスクにも触れられ、情報を正しく扱う責任についても考える機会となりました。 生徒からも多くの質問があり、SNSとの関わり方を主体的に考えようとする姿勢が見られました。これから、どのような人権意識をもってインターネット社会を生きていくことが大切か、深い学びを得ることができました。
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