「農業ほどクリエイティブな仕事はない」と題し、総合地球環境学研究所の阿部健一名誉教授から、これから農業・農学を学ぶ1年生に対しエールを送っていただきました。 私たちの祖先は、約1万年前に気候が安定したことをきっかけに、アフリカから各地に定着し、農業を始めました。それは、人類の歴史において大きな転換点。食べるために動いていた時代から、自然と向き合い、土地に根ざして生きる時代へ。そんな人類と農業の深いつながり、そしてAI時代における「人にしかできない仕事」について話していただきました。
農業は、自然と共に生き、未来を描く仕事。
AIがどれだけ進化しても---- 答えは変わりません。農業はAIには取って代われない。
4月9日の入学式後に、「船南寮」の入寮式が行われました。
新たに寮生活を始める生徒たちは、緊張の面持ちの中にも期待をにじませながら、寮でのルールや生活の心得について説明を受けました。
仲間とともに学び、支え合い、成長していく船南寮での毎日が、充実したものになりますように。
ご入寮おめでとうございます!
4月9日、満開の桜に包まれた校舎で、第43回入学式が行われました。
新しい制服に身を包み、少し緊張した表情で式に臨む新入生たち。
代表生徒による誓いのことばやクラス集合写真からも、これからの高校生活への期待が伝わってきます。
農芸での3年間が、かけがえのない成長の時間になりますように。
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます!
動物資源コースと畜産部の生徒が参加した「セントラルジャパンホルスタインショウ」で、本校の乳牛「グロリーオーサ クリーメル クラッシャブル フィラ号」が、第11部(5歳以上)でチャンピオンに選ばれ、3年連続で部門チャンピオンを受賞しました。 さらに、学校グランドチャンピオンにも輝き、複数部門での受賞を果たしました。 また、フィラ号は乳牛としての姿勢の良さや骨格構成が高く評価され、乳器の美しさを評価する「ベストアダー」賞、換乳乳量を評価する「ベストプロダクション」賞も受賞し、この2部門では2年連続での受賞となりました。 過去には「リザーブグランドチャンピオン(総合2位)」を2年連続で受賞したフィラ号。 そして今年、3年連続でクラスチャンピオンを獲得するという、全国の農業高校はもちろん、一般の酪農家でもなかなか成しえない偉業を達成しました。「50年以上の歴史があるこの大会でも、3年連続でクラスチャンピオンを獲得するような牛はいないと思います。しかも、それを学校の教育活動として行っているという点が重要です。フィラ号は、記録にも記憶にも残る名牛であり、京都農芸が育てていることを多くの人に知ってもらいたいです。」 生徒たちが日々積み重ねてきた努力が、全国の舞台で大きな成果として実を結びました。 この歩みは次の世代へと確かに引き継がれていきます。
今年も静岡県御殿場市で開催される「2025セントラルジャパンホルスタインショウ」に出場します。 畜産部・動物資源コースの2・3年生が、日々の飼育・改良の成果を競う場として、未経産牛3頭・経産牛2頭を出品予定。また、リードマンコンテストにも挑戦し、他府県の出場者との交流も図ります。 部活動・学習活動の深化、そして酪農に対する視野を広げる大切な3日間。これまでの努力を胸に、堂々と挑んできます。応援よろしくお願いします! 会場:御殿場市馬術・スポーツセンター 日程:令和7年4月3日(木)~5日(土)
3月25日にガレリア亀岡にて、亀岡高校×農芸高校×東輝中学校の3校合同の定期演奏会を開催しました。本公演は3年生の卒業公演を兼ねており、「エリザベート」を中心に、今までに練習してきた思い出の曲を演奏しました。3年生も達成感を得た素敵な公演になりました。
本校スマート農業班が制作・運営するホームページが、全国農業高校・農業大学校デジタルコンテスト ホームページ部門において、最高位となる農林水産大臣賞を受賞しました。
見やすさや構成、スマート農業やグローバルGAP認証の取組、地域に根ざした活動、Instagramでの積極的な発信などが高く評価された結果です。副賞として、ロールモデル農業者による講演や、北海道大学スマート農業教育拠点の視察も予定されています。
日々の授業や実習、ホームページやSNSの発信に関わってくださる方々、そして地域の皆さまに感謝し、これからも農業の魅力と可能性を発信し続けていきます。
令和6年度最後の授業日となり終業式を行いました。校長先生からは、新年度に向けた心構えについてお話があり、もうすぐ新入生が入学することから、学校や寮でも、先輩として温かく迎え、支えてほしいということ。また、今後の進路を見据えオープンキャンパスなどの機会を活かし、自分の未来をしっかりと考えるようにと伝えられました。さらに、令和8年度から京都府立大学の系属校となり、新たな試みが始まることについても説明がありました。学校は常に進化していきますが、主役は生徒の皆さんです。日々の学びや活動を大切にしながら、充実した高校生活を送ってほしいとのことでした。 改編推進部長からは、学校の広報活動について話があり、Instagramのフォロワー数が1116人に達し、発信の重要性を改めて実感していること。特に、春休みに撮影した実習の様子では、皆さんの真剣な表情や笑顔がとても印象的で、それを広く伝えたいという思いがあったそうです。再生数が伸びている動画もあり、多くの人が関心を持っていることがわかります。皆さんも、学校生活を通じてさまざまなことに挑戦し、その姿をしっかりと伝えていくことの大切さを感じてほしいとのことでした。 生徒指導部長からは、生活面での注意や交通安全、SNSの使い方等について話がありました。 伝達表彰は、2月に全日本パワーリフティング選手権大会において、男子83kg級で全国第3位に輝いた生徒の表彰が行われ、記念のメダルが授与されました。
3月13日(木)、1年生作物コース・野菜コースで「刈払機取扱作業者安全衛生教育」の講習を受けました。
授業でも使用することのある刈払機を安全に使用するため、刈払機の構造の理解や使用方法、事故防止対策などを学び、実技では刃の付け替え方法を学びました。
亀岡市アップサイクルコンテストで「ベストアップサイクル賞」と「ベストフラワー賞」を受賞しました。廃材や不要になったものに新たな価値を生み出す「アップサイクル」、生徒が農業資材の再利用や食品ロス削減に取り組みながら、環境に優しいアイデアを形にしました。
受賞作品 〇剪定枝や廃材を活かしたオリジナルクラフト
〇ロスフラワーを使ったフラワーアレンジメント
〇食品加工の残渣を活用した堆肥づくり 「もったいない」を「新しい価値」に変える
本日で学年末考査が終了し、寮生活の節目として終寮式(今年度最後の寮生集会)を行いました。 寮務部長からの訓話の後、寮長からのメッセージもあり、最後は一本締めで寮生活を締めくくりました。 1・2年生ともにこの一年間の寮生活により、とても成長したと感じます。 新学期を迎えても、より飛躍してくれることを願います。
生物工学コースの2年生が「生物多様性に関する流域連携のキックオフ・フォーラム」に参加しました。
多様な生態系を守るために、私たちにできることは? フォーラムでは、流域全体での生態系保全の取り組みや、生物多様性の重要性について学び、専門家の講演やディスカッションを通して、私たちの課題研究にも活かせる視点を深めることができました。
""持続可能な未来へ"" 学びを次のアクションにつなげます!
3月8・9日イオンモール久御山にて、近畿農政局主催の~未来へつなぐ「若い世代」による食と農の取組~が開催され、ミニ「モーモー教室」や牛の乳しぼり体験などに畜産系コースの生徒が取組みました。 子どもたちに楽しく学んでもらえるよう、クイズを交えながらわかりやすい説明となるよう工夫し、小さな手で牛の折り紙を折る姿や真剣な表情で搾乳体験に挑戦する子どもたちの様子に、改めて食と農のつながりを感じました。 これからも、農業の楽しさを伝えていきます
船南寮で学年末の大掃除を行いました。 日頃よく使用する公共の場所や自分の舎室を丁寧に掃除し、次の年度を気持ち良く迎えられそうです。寮生の皆さん、お疲れ様でした。
2月28日に第40回卒業式を挙行し、50名の卒業生が農芸での学びや仲間との思い出を胸に、新たな一歩を踏み出しました。 式後半には、「友~旅立ちの時~」を心を込めて合唱し、これまでの感謝の気持ちと未来への決意を歌声にのせました。 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。それぞれの道でのご活躍をお祈りします。
明日、卒業を迎える3年生が、教育後援会・船南同窓会の入会式に臨み、教育後援会名誉会長と船南同窓会副会長から卒業にあたってのお言葉をいただきました。 また、生徒代表が力強く入会喜びの言葉を伝えてくれました。 明日は第40回卒業式、天気も良くなりそうです。
全日本パワーリフティング選手権(第30回サブジュニアクラシック部門)が開催され、本校1年生の出口選手が男子83kg級で全国3位に輝きました。また、堀池君、平岩君、藤本君もそれぞれの階級で全力を尽くしました。全国の舞台で力を発揮することで、貴重な経験を積むことができています。チームとしての挑戦はまだまだ続きます。