7月11日(金)、5・6時間目に2年生対象の人権学習講演会を行いました。今回は丹後緑風高等学校網野学舎から安達卓能先生をお招きして、「闇が深ければ深いほど夜明けは近い」というテーマで講演をしていただきました。安達先生は、後天的な視覚障がいにより視力をほとんど失われました。日常生活において白杖を欠かすことができない中でも、数学科の高校教員として教壇に立たれています。
講演では、安達先生御自身の現状や、高校生から現在に至るまでの生い立ちの話をしていただきました。生徒の感想の中には、「どんなことがあっても安達先生のように明るくふるまえるような人になりたいと思いました。」、「人を助ける仕事をしたいという思いがさらに強くなりましたし、困っている人を助けるための勇気を出す大切さにも気付けました。」などがあり、障がいについての理解を深めるだけでなく、自分自身の生き方を振り返り、今後を生き抜く糧となりました。