9月27日(金)5、6時限目に3年生対象人権学習講演会を行いました。今年度も丸田光昭氏をお招きし、「同和問題の理解と人権尊重」をテーマに講演をしていただきました。丸田さんは30年前からこの人権問題について近畿をはじめとして様々な場所で講演されています。また宮津高校時代から何度も講演をしていただいています。
講演では、丸田さんがこれまで差別にどう立ち向かってきたのかということを語っていただき、生徒達は「なぜ差別が許せないのか」「どのように行動するべきか」を自分ごととして深く考える機会となりました。
また、丸田さんから「目は人のいいことを見るために使ってほしい。口は人を励ますために使ってほしい。耳は心の叫びを聞くために使ってほしい。手と足は相手の土台になってあげる、相手を助けるために使ってほしい。」というメッセージがあり、周りの人を大切にすることが人権を尊重する姿勢につながることを改めて実感しました。
最後に「誰にも相談できないようになったら私に連絡してください。一番後ろに私がいるから。」と心温まる言葉をいただきました。
講演が終わり、学年を代表して小谷哲平さん(HR33)が「気付いていない差別がまだまだたくさんあることを学びました。差別は絶対に許さないこと、軽率な発言で相手を傷つけないことを忘れずにこれから過ごしていきたいです」と丸田さんに謝辞を述べました。
緊張を和らげるために冗談を交えながらも差別は絶対に許されないという思いを本気で私たちに語りかけてくださいました。丸田さんにはこのような機会を作っていただき感謝申し上げます。