7月5日(金)、5・6時間目に2年生対象人権学習講演会を行いました。今回は丹後緑風高等学校網野学舎から安達卓能先生をお招きして、「闇が深ければ深いほど夜明けは近い」というテーマで講演をしていただきました。安達先生は、後天的な視覚障がいにより視力をほとんど失われました。日常では白杖を欠かすことができない中でも、普段は数学科の高校教員として教壇に立たれています。講演では、安達先生御自身の現状や、高校生から現在に至るまでの生い立ちの話をしていただきました。生徒の感想の中には、「障がい者となった今でもすべてを笑いとばせるぐらい強い心をもっている安達先生がとても素敵だと思いました。」、「障がいをアピールポイントだと言える安達先生に見習って自分に自信を持てるようになりたい」などがあり、障がいについての理解を深めるだけでなく、安達先生から自分自身の生き方を振り返ることができました。安達先生にはこのような機会を作っていただき感謝申し上げます。