この春、宮津天橋高校2期生が卒業し、新しい世界へと巣立っていきました。1期生が開拓してくれた道を着実に歩みつつ、自分たちの色を出しながらその道を踏み固め、幅を広げてくれました。人間的に大きく成長しながら希望進路を実現していく姿はとても頼もしく、これからの活躍を期待させてくれるものでした。
宮津学舎では探究活動を学校全体で推進していくべきものと位置づけ、教育活動を行っています。進路指導についても、日々の探究的な活動の中で生徒たちが気付いた自分の適性や興味関心、学問の特性、社会的課題などを踏まえながら進めています。令和5年度卒業生もこれらの考え方に基づき、単に高校卒業後の進路という視点だけではなく、自分の人生全体や社会のために何ができるかということを考えた末に希望進路を決定していきました。それは決して簡単なことではありませんが、試行錯誤しながら粘り強く自分の進路に向き合ってくれたと思います。近年募集人数が増えている学校推薦型選抜や総合型選抜でもこのような力が問われますが、今年度も多くの生徒が合格を果たしました。
就職希望者は少数ですが、その分、個に応じた手厚い指導が可能です。2年次からインターンシップや就職ガイダンス、公務員対策セミナーなどに計画的に取り組み、着実に力を付け、民間・公務員ともに多くの内定をいただきました。
■主な進路実績(過年度生含む)
国公立大学 48名
大阪大学 3名 神戸大学 1名 北海道大学 1名 東京芸術大学 1名
大阪公立大学 2名 広島大学 1名 岡山大学 3名
私立大学 241名
関関同立 43名 産近佛龍 93名
就職内定
民間 7名 公務員 2名