宮津学舎

 2月8日(木)に1年生Safari(総合的な探究の時間)の最終報告会を行いました。1年生Safariでは、2学期からこれまで「地域共創研究ーグローカルな視点で考えるー」というテーマで自分たちの住んでいる地域の課題をどう解決するかを様々な視点から考えてきました。また、今年度の最終報告会では、生徒が考えた解決策を宮津市役所の職員をはじめとする講師の方々に発表し、協力者を募る機会として設定し、これまで活動を進めてきました。生徒達は当日の発表に緊張しつつも、昨年の11月に地域で活躍されている講師の方々に頂いたフィードバックを活かして発表をやりきることができました。

 当日は、HR教室や選択教室、アゴラ(共有スペース)など6つの会場に分かれ、様々な講師の方々やクラスメイトの前で2回発表しました。11月に行った発表と比べ、地域課題の理解が深まったことで解決策がより具体的になり、どのグループも自信を持って発表をすることができました。また、質疑応答の時間では、講師の方々のフィードバックだけでなく、生徒達が積極的に質問をし、互いに学びを深めることができました。

 発表終了後、講師の方々からの御講評では、「生徒同士がお互いに質問をして議論している姿が見られ、これが探究学習の一番良い形なのだろうと感じました。また、地元の方にインタビューを行うなどして地元の人たちを課題解決のために巻き込むことができたと思います。これからも、どんどん地域の人を巻き込み、得られた地元の声をどんどん探究活動に活かしてほしいです。」と今後に向けてのエールのお言葉をいただきました。

 この機会を通して、生徒は地域社会の課題や魅力を発見しその理解を深めることができました。また、多くの地域の方々との交流を通して、その価値観に触れ、自分自身の考えを深めることができました。最後になりましたが、当日に至るまで講師の方々、地域の方々には本学舎の探究活動の取組に沢山の御協力をいただきました。誠にありがとうございました。


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