9月26日(木)に京都大学で開催された令和6年度日本水産学会秋季大会に6名が参加をし、日頃から取り組んでいる大手川の環境保全活動についてポスター発表をしました。
2004年の台風23号により、大手川で大規模な改修工事が行われ、その結果川の環境が変わってしまい、水害の危機への当事者意識が遠のいてしまいました。そこで、川の環境に多様性を取り戻すために土木事務所と協力し大手川の親水公園にビオトープを構成したり、大手川にもう一度親しみを持ってもらうために地域の子供達対象でイベントを開催したりなどの取組をしてきました。
学会には各地から多くの高校が参加していて、どれも興味深く今後に活かせる内容でした。発表後、多くの講評を頂きました。「活動の結果をより明確に書くべきである」、「生物調査の結果を比較する際に、以前と今で調査の方法や環境に違いがあると結果を出すのが難しい」という御指摘は、今後自分たちが目を向けるべきことがさらに明確になり、視野が広がりました。