京の高校生探究パートナーシップ事業「京都探究エキスポ2025」を開催しました
「京都探究エキスポ2025」を、令和7年12月20日(土)に国立京都国際会館で開催しました。
開会式では、前川京都府教育委員会教育長から、「『探究エキスポ』は、京都府立・市立高校の生徒が探究活動の成果を発表し、交流を通じて学びを深める場です。発表会セッションに臨む高校生の皆さんには、これまでの取組の成果を存分に発揮し、熱い議論を交わされることを期待しています。」とメッセージをいただきました。また、生徒実行委員長からは「『探究エキスポ』は、『多様さ』が集まる場です。研究テーマも、興味関心も、考え方も、本当に様々な高校生が参加しています。だからこそ、正解を探すのではなく、違いを楽しみ、互いの視点を受け取り合うことを大切にしてほしい。」と挨拶があり、続いて西脇京都府知事、松井京都市長からそれぞれ御祝辞をいただきました。
発表会セッションでは、京都府内の公立高校全55校から約700名の高校生をはじめとする合計226本の探究学習の成果が発表されました。参加した生徒たちは、これまで取り組んできた探究テーマについて熱意をもって発表し、他校の生徒や指導助言スタッフ等から意見や助言を受けながら議論を重ねることで、学びをさらに深めていました。
講演会では、慶応大学 安宅和人教授に「残すに値する未来を考える」と題して御講演いただき、その後、安宅教授、東京大学 鈴木寛教授と府立・市立高校の代表生徒4名によるパネルディスカッションを行いました。
閉会式では、安宅教授、鈴木教授より探究学習の成果発表に関して御講評いただき、その後、稲田京都市教育長からの挨拶があり、閉会となりました。
1日を通じて、高校生や中学生、教育・経済関係者など約1,250名が参加し、探究成果の発表を通じて多様な立場の人々が交流しました。その対話を通じて、参加した高校生は学びをさらに深めることができました。
なお、本イベントは府立・市立高校13校から集まった56名の生徒で組織された生徒実行委員会が「高校生が主役となるエキスポ」を目指して準備を進め、当日も中心となって運営を行いました。


「京都探究エキスポ 2025」 〔12月20日(土) 開催〕リーフレット
「京都探究エキスポ 2025」 〔12月20日(土) 開催〕 発表テーマ一覧
京の高校生探究パートナーシップ事業「京都探究エキスポ2025」生徒実行委員会について
第1回
「京都探究エキスポ2025」に向けた第1回生徒実行委員会を、令和7年10月4日(土)に、京都市立開建高校で開催しました。
生徒実行委員会は、本イベントの運営に生徒が積極的に参画することを通して、イベントの成功とともに生徒自身の成長に繋げることを目的に実施します。今年度は、立候補によって府立・市立の生徒計56名が集まりました。第1回の委員会では、実行委員長の選出や、「講演会」「発表会」「会場運営」の3つのチームに分かれて目標設定や役割分担の決定など、当日に向けた議論が展開されました。

生徒実行委員会 委員長・副委員長
第2回
令和7年11月4日(火)に、オンラインにて「京都探究エキスポ2025」の開催に向けた第2回生徒実行委員会が開催されました。
会の冒頭に、生徒実行委員長から、エキスポ成功に向けた意気込みと、知恵や力を結集して生徒実行委員会の活動を進めていこうという旨の挨拶がありました。
その後の分科会では、「講演会」「発表会」「会場運営」の3つのチームに分かれ、第1回からの企画の進捗を確認する中で、各チームの目標を確定させるとともに、今後に向けての課題整理などを行いました。また、第2回生徒実行委員会の2日後の11月6日(木)には、希望者を募り、京都国立国際会館に下見も行いました。
オンラインツールを活用し連絡調整を取りつつ、12月13日(土)に対面会議にて最終確認を行い、12月20日(土)にいよいよエキスポの本番を迎えます。
第3回
令和7年12月13日(土)、京都府立鳥羽高校にて、第3回生徒実行委員会が開催されました。
会の冒頭に、生徒実行委員長から、実行委員会全体のスローガン「交わり、めぐらせ、共に高みをめざす出会いを」が披露され、この言葉に込められた思いについての説明を含めて挨拶がありました。
また、副実行委員長から、各チームの目標(スローガン)が共有されました。
発表会チーム:「『楽しむ⇔学び』を生み出す『対話』を創造」
講演会チーム:「なぜ?が動き出す瞬間を!」
会場運営チーム:「団結してキセキを起こせ ~想定外のことにも把握能力で対応しよう~」
さらに、会場運営チームからは、探究エキスポ当日に生徒実行委員が着用する法被の完成報告がありました。法被にはカメレオンのロゴがあしらわれており、そのデザインに込められた思いについても説明がありました。
その後の分科会では、「講演会」「発表会」「会場運営」の3チームに分かれ、当日の運営に向けた進捗状況の確認や課題整理を行いました。
京の高校生探究パートナーシップ事業「京都探究クエスト」を開催しました!
「京都探究クエスト」を令和 7 年 8 月2日(土)、9 月 14 日(日)に実施しました。京都府と京都市が連携して実施する「京の高校生探究パートナーシップ事業」の体験型ワークショップとして、今年度から新たに始まった探究プログラムです。 府立・市立の高校生が、歴史的建造物等を舞台に、自己の在り方・生き方を見つめ直し、今後の探究活動における新たな問いやテーマを見出すことを目的として実施し、Day1(8/2)には 42 名、Day2(9/14)には 49 名の参加がありました。京都府の西脇知事、京都市の松井市長にも活動の様子をご覧いただきました。
Day1〔8/2(日)〕北部コース:智恩寺(天橋立)/ 南部コース:西芳寺
北部コースでは、智恩寺を訪れ、ご住職から沿革や歴史についてのお話を聞いた後、京都府立大学文学部の上杉和央教授のご指導のもと、天橋立周辺のフィールドワークやグループワークに取り組みました。
南部コースでは、西芳寺を訪れ、坐禅や庭園拝観を通じて「幸せ」とは何かを考え、自分自身とじっくりと向き合う時間を過ごしました。


Day2〔9/14(日)〕清水寺
清水寺を舞台に、森執事からの講話や境内見学、グループ協議を通して、生徒たちが自分自身の「モノの見方」を問い直す一日となりました。参加者からは 「異なる人生観や価値観に触れ、自分にない考え方に出会えた」という感想が寄せられ、学びの多い一日となりました。
終了後には、「京都探究エキスポ2025」に向けてのプレ生徒委員会も開催しました。
(令和6年度)京の高校生探究パートナーシップ事業「京都探究エキスポ」を開催しました!
「京都探究エキスポ」を、令和6年12月21日(土)に国立京都国際会館で開催しました。
開会式セッションでは、市立京都堀川音楽高校の代表生徒による金管八重奏の演奏で開幕しました。前川京都府教育委員会教育長からの挨拶では、探究活動はUncharted waters(地図にない未知の海域)に向けて船を出すことであり、今日得た学びや気づきがこれからの方向性を示す羅針盤となるだろうとのメッセージがありました。また、生徒実行委員会を代表して府立洛北高校 河野実行委員長から挨拶があり、西脇京都府知事、松井京都市長からそれぞれ御祝辞をいただきました。
発表会セッションでは、京都府立・市立高校51校から466名の高校生が参加し、合計116本の探究学習の成果が発表され、京都大学 谷口忠大教授に御講評いただきました。参加生徒はこれまで探究してきたそれぞれのテーマについて熱心に発表し、他校生徒や指導助言スタッフからフィードバックをもらい、議論することで学びを深める貴重な機会となりました。
講演会セッションでは、東京大学 松尾豊教授に「生成AI時代に皆さんはどう学び、挑戦すべきか」と題して御講演いただき、その後、松尾教授、東京大学 鈴木寛教授と府立・市立高校の代表生徒3名によるパネルディスカッションを行いました。
閉会式セッションでは、稲田京都市教育長から挨拶があり、本イベントが有意義で、これを1つのきっかけとして更に探究を深めてほしいとのメッセージがありました。
1日を通じて、高校生、中学生、教育・経済関係者など約1,100人の参加があり、学校の垣根を超えて、相互に刺激を受け、学びを深めることができました。
本イベントは生徒実行委員会が中心となって企画・運営を行い、内容や当日の誘導、司会、特別企画なども生徒たちが計画し進めたものです。1月25日に行われた第4回生徒実行委員会では、今回の取組について様々な意見が出せれ、次年度のエキスポがより充実したイベントになるように成果と課題をまとめました。
答えのない問いに、より適切で、より納得できる答えを導き出す「探究」の成果について発表・交流するという今回の取組により、高校生の多彩な探究心が混ざり合い、より深い学びにつながったものと確信します。





