日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開催に向けて、日本経済新聞社が「NIKKEI 未来社会共創ENGINE」ホームページを開設しています。
新たな提言をレガシーとして生み出すチームZ世代として、TAFS第二研究群芝研究班が紹介されています。ぜひご覧ください。
記事へのリンク
https://expo2025.nikkei.co.jp/mirai_g18/
「NIKKEI未来社会共創ENGINE」
10月14日(月・祝)TAFS第2研究群芝研究班の活動の一環として、高校生による気候変動学習プログラムに参加し、その集大成として京都環境文化学術フォーラム国際シンポジウムに参加しました。
前半は研究活動プレゼンテーション、後半の世界を代表する環境問題に関わる研究者とパネルディスカッションでは、多様な視点で自分たちの疑問点や意見を聞くことができ、今後の活動に生かすことができる有意義な活動となりました。
地域の生物資源保護活動の一環として、10月13日(日)に藤袴祭へ参加をしました。
和蝋燭から養液栽培システムの紹介をとおして、地域の方から海外観光客まで、生物資源保全や水環境保全について説明をすることができました。アンケート等を取りまとめ、養液システムの構築と和蝋燭の完成、販売に向け活動を続けます。
10月12日(土)TAFS第2研究群芝研究班が、耕作放棄地再生プロジェクトとして活動をしている南丹市美山町で、シバの植え付けと、N2O調査を行いました。
秋晴れのもと、本校で生産した1,600ポットの京都ノシバ苗を400m2の圃場へ植え付けました。
また継続して測定しているN2Oの調査も同時に行いました。
共同研究により水ing株式会社様からご提供いただいている、MAPの肥料効果の検証も引き続き行なっていく予定です。
10月11日(金)テストが終わったのもつかの間、10月27日の公開講座に向けて、第2回目の打合せに向かいました。
京都市東山区にあるベーカリー「ルバカサブル」で、高校生が企画した洋菓子を試作していただき、試食を行いました。キクの香りや、味、見た目など意見交換し、提供するものの形ができつつあります。
公開講座時には一般の方にも試食していただき、アンケートにより商品決定をしていきたいと思います。皆さんのご来場お待ちしております。
https://www.kyoto-be.ne.jp/katsura-hs/mt/department/2024/10/post-236.html
10月5日(土)に、梅小路公園で開催された「グリーンフェア2024秋」で、バイオテクノロジー部の生徒が販売実習やポスター展示を行いました。
バイオテクノロジー部の生徒や、生物資源工学専攻生徒、TAFS第2研究群で栽培管理しているシクラメンやジニア等、秋冬用のたくさんの種類の草花を、多くの方々に届けることができました。また、TAFS第2研究群の研究ポスターも掲示し、興味を示していただいた方に説明をするなど、有意義な活動ができました。
梅小路公園では9月27日(金)から10月14日(月)まで「藤袴と和の花展」を開催されております。公園を管理されている京都市都市緑化協会の佐藤事務局長様に「朱雀の庭」を案内していただきました。TAFS第2研究群では、和の花「フジバカマ」「キタクニギク」の研究をしており、新たな知見を得ることができました。
9月28日(土)TAFS第2研究群樹木研究班の活動の一環として、京都市東山区にあるベーカリー「ルバカサブル」を訪問し、キクタニギクプロジェクトを共に進める地域団体「都の福菊」様と今後の計画について会議を行いました。
TAFS第2研究群樹木研究班では、現在キクタニギクの研究を進めております。今回は、10月27日(日)に京都府立大学で開かれる公開講座「キクタニギクの未来創造」で提供する洋菓子の試作案の検討、しおり製作についてたくさんのアドバイスをいただきました。
https://www.kpu.ac.jp/news/20241027_exlecture/
8月23日(金)TAFS第2研究群菊研究班と樹木研究合同で、広島大学大学院統合生命科学研究科附属植物遺伝子保管実験施設と広島県立西条農業高等学校の、視察研修を行いました。
午前中は広島大学教授草場信先生の研究室を御訪問させていただきました。草場先生はNBRP(ナショナルバイオリソースプロジェクト)広義キク属の課題管理者も務めておられ、理化学研究所と本校が共同で育種を行ったキクを利用していただいた研究内容や、キク科植物の花と花序の仕組み、また、モデル植物であるキクタニギクの講義をわかりやすくしていただきました。現在研究している栽培品種のキクやキクタニギクの内容理解がより一層深まり、今回のお話を参考に今後の研究活動に弾みがつきました。
午後からは西条農業高校を御訪問させていただき、学校紹介や施設見学、生物工学科の生徒の皆さんと交流をしました。訪問時は課題研究の授業中であったため、各学科の特徴的な研究内容を見学させていただき、地元特産品を利用した開発商品も紹介していただきました。放課後の時間帯に生物工学科の生徒さんと課題研究の研究発表を行いました。お互いの研究内容を発表し質疑応答を行う事で、新しい発見と自分たちの研究内容を見直すよい機会となりました。
8/9(金)TAFS第2研究群キク研究班の研究活動の一環として、フジバカマの培養体験会を実施しました。
源氏藤袴会様の協力のもと、フジバカマの希少性を伝えるべく、地域の小中学生から大人の方まで、様々な世代を対象にしたフジバカマの培養体験会を実施ししました。貴重な地域資源を若い世代を中心に多くお方々に伝えることができたと実感しています。
今回の培養体験を通し、より多くの方に、本研究班での活動内容やフジバカマについて、より周知することが出来ました。
8月8日(木)京都府立大学野菜花卉園芸学研究室を訪問し、養液栽培に関する相談と、施設見学を行いました。
TAFS第2研究群キク研究班では、フジバカマの養液栽培の開発をめざし、研究に取り組んでいます。今回は研究計画の御相談や、システム構築に関する課題点などアドバイスをいただきました。
今後も大学との連携を続けながら、実用的な養液栽培システムの開発を目指し、活動に励みます。
令和6年度第72回近畿学校農業クラブ連盟大会が開催され、本校からプロジェクト発表に3チーム、意見発表会に1名が出場し、以下の賞を受賞しました。
京都府の大会から、さらなる研究活動を積み重ね、活動本番までの準備を十分に積み重ねてきました。積極的に頑張ってきた成果が実ったうれしい結果となりました。
最優秀賞を受賞した2チームは、10月23日、24日に岩手県で開催される、第75回日本学校農業クラブ全国大会岩手大会に出場します。引き続き応援よろしくお願いします。
プロジェクト発表会
分野Ⅰ類 優秀賞
「次世代農業のあるべき姿 ~循環肥料MAPの普及拡大に向けて~」
分野Ⅱ類 最優秀賞
「Fungi Change Our World ~きのこでつくる明るい未来~」
分野Ⅲ類 最優秀賞
「次世代に受け継ぐ京都の宝 ~聖護院キュウリの復活を目指して~」
意見発表会
分野Ⅲ類 優秀賞
「令和の香りよ世界に届け」
8月5日(月)に、兵庫県西宮市にある和蝋燭製造販売「(有)松本商店」様を訪問し、蜜蝋を使用した和蝋燭の製作を行いました。
TAFS第2研究群菊研究班では、養蜂活動も行っており、内検時に取り除かなければいけない蜜蝋を保存しています。今回は、その蜜蝋とフジバカマの香りを生かした和蝋燭の製作方法をアドバイスしていただき、試行錯誤の上、多くの試作品が誕生しました。
今後も学校で試作を続け、源氏藤袴会の方々と新しい商品開発をめざし、活動に励みます。
夏休みのある日、養蜂作業でえられたハチミツの採蜜作業を行いました。
ミツバチは、この炎天下でも蜜をたくさん採取してくれ、琥珀色のハチミツがたくさんとれました。このハチミツは瓶詰をして、桂高校の文化祭で販売します。数少ないですが、見かけたらお買い上げください。
ろ過しきれなかったハチミツは、夏休みに研究活動で頑張っているみんなと、おいしくいただきました。
令和6年度第75回京都府学校農業クラブ連盟大会が開催され、本校からプロジェクト発表に3チーム、意見発表会に3名が出場し、以下の賞を受賞しました。
本番までの準備を十分に積み重ね、積極的に頑張ってきた成果が実ったうれしい結果となりました。
また、農業クラブ本部役員を中心に司会を担当した生徒も、緊張感を持ちながら仕事にあたり、役割を全うしてくれました。
最優秀賞を受賞した3チームと1名は、8月21日、22日に兵庫県で開催される、近畿学校農業クラブ連盟大会に出場します。応援よろしくお願いします。
プロジェクト発表会
分野Ⅰ類 最優秀賞
「次世代農業のあるべき姿 ~循環肥料MAPの普及拡大に向けて~」
分野Ⅱ類 最優秀賞
「Fungi Change Our World ~きのこでつくる明るい未来~」
分野Ⅲ類 最優秀賞
「次世代に受け継ぐ京野菜 ~聖護院キュウリの復活を目指して~」
意見発表会
分野Ⅱ類 優秀賞
「ただひとつの桜 〜世界文化遺産の泣き桜をなかせない〜」
分野Ⅲ類 最優秀賞
「令和の香りよ世界に届け」
昨年度から、TAFS第2研究群菊研究班がフジバカマの保全活動を継続して行っており、本内容に関して、第8回高校生科学教育大賞で最優秀賞を受賞しました。
2022年にも最優秀賞を受賞し、研究活動にも弾みがついております。
源氏藤袴会の方々と京都府立大学野菜花卉園芸学研究室と協力し、京都の貴重な原種フジバカマの保存活動を引き続き精力的に行います。
https://cbijapan.com/education/
TAFS第2研究群樹木班の研究活動の一環として、ブドウの組織培養にも挑戦しています。現在、ブドウの組織培養の技術を磨き、京都府立大学の地域貢献型特別研究に応募したところ採択していただきました。
7月10日(水)京都府立大学精華キャンパスに伺い、ブドウ品種'聚楽'の枝を頂きました。
'聚楽'は1970年代に消滅したとされていた幻のブドウです。京都市東山区の民家の庭先で発見されたものが絶滅した聚楽、またはその子孫であることがわかり、京都府立大学で保存・栽培されています。
資源植物学研究室の先生から、栽培している圃場や施設を見学させて頂き、本校での研究活動の御助言をしていただきました。御指導いただいた内容をもとに、目標である'聚楽'の無菌苗の作出に活用していきたいと考えています。
TAFS第2研究群菊研究班が、理化学研究所仁科加速器科学センターにご協力いただき育種した新品種を、広島大学大学院統合生命科学研究科附属植物遺伝子保管実験施設教授の草場信先生に御活用いただき、その学術論文がThe Journal of Horticultural Science and Biotechnologyに掲載されました。
今後も丁寧な実験や研究活動を重ね、色々な形で生徒活動の輪を広げ、社会に貢献していきます。
https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/14620316.2024.2371596
6月6日(木)に、京都市上京区に活動拠点がある「源氏藤袴会」の方が来校され、貴重な京都固有種のフジバカマをお譲りしていただきました。
TAFS第2研究群菊研究班の生徒が、昨年10月に開催された藤袴祭に参加させていただき、京都の藤袴の現状を知りました。藤袴祭以降、桂高校でも継続してフジバカマの保全活動を行ってきており、情報交換と、挿し芽の方法や栽培におけるコツなどを教えていただきました。
また、フジバカマのウイルスフリー化の活動の説明を行い、本校での活動を知っていただくことができました。
現在栽培しているフジバカマは京都大原野の原種であり、京都府では現在絶滅寸前種に指定されています。源氏藤袴会様が中心となり保存を行っておられます。バイオテクノロジーの技術でウイルスのいない個体の作出ができるよう研究活動に励んでいます。
7月3日(水)TAFS第2研究群樹木研究班の生徒が、京都府立大学遺伝子工学研究室、地域団体「都の福菊」の先生方と、キクタニギクに関する研究活動や農業生産物としての利用に関する会議を行いました。
キクタニギク(菊渓菊)とは、京都東山の菊渓地区(菊渓川)に自生していたことから命名されたキク科の植物ですが、その自生地では絶滅しており、京都府内でも絶滅危惧種に指定されています。
本校では現在、「都の福菊」様が大切に保存されているキクタニギクの苗を譲り受け、開花調整の実験を開始しています。
会議では、栽培環境や研究内容等を紹介し、数々のアドバイスを頂けたので今後の栽培に活用して行こうと考えています。
5月3日(金・祝)に、梅小路公園で開催された「グリーンフェア2024 春」で、バイオテクノロジー部の生徒が販売実習を行いました。
バイオテクノロジー部の生徒や、生物資源工学専攻生徒が栽培管理しているペチュニアやジニア等、春夏用のたくさんの種類の草花を、多くの方々に届けることができました。また、第2研究群の研究ポスターも掲示し、興味を示していただいた方に説明をするなど、有意義な活動ができました。