TAFS第2研究群樹木班の研究活動の一環として、ブドウの組織培養にも挑戦しています。現在、ブドウの組織培養の技術を磨き、京都府立大学の地域貢献型特別研究に応募したところ採択していただきました。

7月10日(水)京都府立大学精華キャンパスに伺い、ブドウ品種'聚楽'の枝を頂きました。

'聚楽'は1970年代に消滅したとされていた幻のブドウです。京都市東山区の民家の庭先で発見されたものが絶滅した聚楽、またはその子孫であることがわかり、京都府立大学で保存・栽培されています。

資源植物学研究室の先生から、栽培している圃場や施設を見学させて頂き、本校での研究活動の御助言をしていただきました。御指導いただいた内容をもとに、目標である'聚楽'の無菌苗の作出に活用していきたいと考えています。

 

TAFS第2研究群菊研究班が、理化学研究所仁科加速器科学センターにご協力いただき育種した新品種を、広島大学大学院統合生命科学研究科附属植物遺伝子保管実験施設教授の草場信先生に御活用いただき、その学術論文がThe Journal of Horticultural Science and Biotechnologyに掲載されました。

今後も丁寧な実験や研究活動を重ね、色々な形で生徒活動の輪を広げ、社会に貢献していきます。

https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/14620316.2024.2371596

 

フジバカマの情報交換

月6日(木)に、京都市上京区に活動拠点がある「源氏藤袴会」の方が来校され、貴重な京都固有種のフジバカマをお譲りしていただきました。

 TAFS第2研究群菊研究班の生徒が、昨年10月に開催された藤袴祭に参加させていただき、京都の藤袴の現状を知りました。藤袴祭以降、桂高校でも継続してフジバカマの保全活動を行ってきており、情報交換と、挿し芽の方法や栽培におけるコツなどを教えていただきました。

また、フジバカマのウイルスフリー化の活動の説明を行い、本校での活動を知っていただくことができました。

 現在栽培しているフジバカマは京都大原野の原種であり、京都府では現在絶滅寸前種に指定されています。源氏藤袴会様が中心となり保存を行っておられます。バイオテクノロジーの技術でウイルスのいない個体の作出ができるよう研究活動に励んでいます。

 

https://kyotofujibakama.com/

 

7月3日(水)TAFS第2研究群樹木研究班の生徒が、京都府立大学遺伝子工学研究室、地域団体「都の福菊」の先生方と、キクタニギクに関する研究活動や農業生産物としての利用に関する会議を行いました。

キクタニギク(菊渓菊)とは、京都東山の菊渓地区(菊渓川)に自生していたことから命名されたキク科の植物ですが、その自生地では絶滅しており、京都府内でも絶滅危惧種に指定されています。

本校では現在、「都の福菊」様が大切に保存されているキクタニギクの苗を譲り受け、開花調整の実験を開始しています。

会議では、栽培環境や研究内容等を紹介し、数々のアドバイスを頂けたので今後の栽培に活用して行こうと考えています。

 

専門学科通信2024

  専門学科通信 2024           

専門学科通信 No.2.3合併号 

専門学科通信 No.1

 

フィールド科学実習にて、本校のPTA花壇と阪急洛西口のトート広場の花壇に花を植える活動をしました。PTA花壇にはアゲラタム、ジニア、ケイトウ、トート広場の花壇にはニチニチソウ・ペチュニアを植えました。本校の保護者の方や地域のボランティアの方々に協力していただき、とても綺麗な花壇を作ることができました。

 

 フィールド科学実習の授業内で、振り売りを行いました。今回の振り売りでは、ベゴニア、ハーブ、ヒマワリ、ニチニチソウ、アジサイ3種類を売りました。アジサイの種類は、ニューバース桂、瑠璃の桂、ピクシー桂の舞姫でした。お客様から「安い」や、「綺麗」などの感想をもらい、とても嬉しかったです。これからもたくさんの人に綺麗な花を届けられるように頑張っていきたいです。

文章作成 広報委員2年

 

 5月3日(金・祝)に、梅小路公園で開催された「グリーンフェア2024 春」で、バイオテクノロジー部の生徒が販売実習を行いました。

 バイオテクノロジー部の生徒や、生物資源工学専攻生徒が栽培管理しているペチュニアやジニア等、春夏用のたくさんの種類の草花を、多くの方々に届けることができました。また、第2研究群の研究ポスターも掲示し、興味を示していただいた方に説明をするなど、有意義な活動ができました。

 

「桂女祭」への参加

 5月5日(日)に、下桂御霊神社で桂女祭が開催され、TAFS第一研究群の生徒が野菜や苗、花の販売を行いました。

 お祭では、桂六斎念沸の子ども達による奉納や、地元の方による出店などが多く開かれていました。

 私たちは、野菜や花苗の販売を行い、日ごろ栽培している作物の説明や、栽培方法などを丁寧に説明し、地元の方々と交流することができ、よい経験になりました。

文章作成 広報委員3年

 

#SASS2023「大学生による中高生のためのSDGs/サスティナビリティアワード」は、大学生が運営するSDGsをテーマとする動画コンテストです。これからの未来を担う中高生のメッセージを、映像を通して世の中に伝え、中高生、大学生、企業が双方向につながり、「社会を変える広がり」を創出することが目的です。

本年度は「SDGsを考え行動して発信する」をテーマに募集され、251作品の応募の中から、1次審査を通過した37作品に選出され、ファイナリスト選考へ進むことができました。

3月22日に最終審査が発表され、惜しくも最優秀賞は逃しましたが、企業・団体に関連するSDGsテーマの動画作品として、特別賞(テーマ:農業)「富士見工業賞」を以下の班が受賞しました。

 

TAFS第2研究群芝班

「循環資源の新たな可能性を探求~汚泥回収リン"MAP"の利用促進を目指して~」

 

 327日(水)に、ファイナリスト交流会が武庫川女子大学中央キャンパス公江記念館で開催され、高校生、大学生と意見交換をおこなうとともにキャリアワークショップに参加し、探求活動の深化を図ることできました。

 

今後の活動に期待です。

 

 令和6年3月21日(木)、春休みを活用して龍谷大学農学部にて「アグリカフェ」を実施していただきました。当日は雪の降る寒い中でしたが、1・2年生から28名が参加し、施設見学や体験授業など、充実した時間を過ごすことができました。

 桂高校専門学科の卒業生で、農学部に在学中の先輩たちの協力も得て、様々な話を聞くことができ、大学を身近に、そして大学生活のイメージを実感できたようです。トウガラシを中心とした話から、線虫を顕微鏡で観察したり、激辛トウガラシの粉末を舐めてみたりと、普段できないような体験を存分に味わっていました。

 最後には、大学での学びとは何かという大事なお話もあり、まだ進路について具体的に考えられていない生徒にも、少し足を進めるきっかけになった、貴重な時間となりました。

 龍谷大学農学部の先生、職員の方々、そして協力してくれた卒業生のみなさん、ありがとうございました!

 

2月22日に農業クラブ後期総会がありました。

専門学科の1年生、2年生、一部の3年生が集まり開会されました。

 

はじめに校長先生から開会の挨拶をいただき、クラブ会長からの話があったあと、成績優秀者の受賞式が行われました。

 

受賞式が終わり3年生の方々を拍手で送りだした後、来年度のクラブ役員を決めるための選挙が行われました。

 

私たちも先輩方のようになれるよう、これから頑張っていきたいです。

 文章作成:広報委員1年生

 

専門学科通信NO.8

ファイル名:2f7094318ff9d538b3ab073d78425a456eeec07d.pdf

※PDFを開くには下記「専門学科通信NO.8」をクリックして下さい。

 
 

京都府では、府民の皆様の食に関する目標と取り組みを共有し、食育の輪が広がることを目的として、「自分自身の食に関する目標(食のみらい宣言)」と「その目標達成に向けた実践活動」に関する作品を募集されています。


 この度、応募総数185点の中から、本校専門学科の生徒が表彰されました。

 引き続き、食に関する活動を継続し発信していきます。



最優秀賞 京都府立桂高等学校 2年 京野菜班B

優秀賞  京都府立桂高等学校 2年 京野菜班

佳作   京都府立桂高等学校 2・3年TAFS第2研究群エビイモ班


公式サイト→「第7回京都府食のみらい宣言・実践活動コンクール」の入賞作品決定!(京都府)

 

2月1日にマリーゴールドの播種をしました。

 

種類はボナンザディープオレンジ・ボナンザイエロー・ボナンザビー・ボナンザゴールド・

ボナンザボレロです。

ボナンザ・シリーズは早咲き性があり、花が大輪で、苗の均一性が高いです。

 

 

開花は、約60日後です。

 開花が楽しみです!!

 

文章作成広報委員1年

 

TAFS第一研究群 京野菜班やメンバーが以下の大会にて賞を頂きました。

 

○第5回全国高校生農業アクション大賞 奨励賞 (グループ活動)

○「第21回農業高等学校生意見文全国コンクール」審査員特別賞(個人活動)

○(第51回)毎日農業記録賞 高校生部門 入賞 (個人活動)

 

 今後も活動を継続し課題研究に取り組みたいと思います。

 

 111日(木)にTAFS研究成果発表会が行われました。

口頭発表とポスター発表に分かれ、それぞれの研究班が今まで研究した成果を発表しました。

口頭発表では1群から4群それぞれ2班ずつ専門学科の生徒達の前で発表しました。

特に1群の「次世代に受け継ぐ京野菜 ~普及と食育~」と4群の「トマト栽培における梅酢の可能性 ~トマトのサイズ検討~」の発表がとても印象的で興味を持ちました。

 ポスター発表では1群から4群、合計14班が奇数班と偶数班に分かれて発表しました。

1年生と発表の担当にあたってない2・3年生は各々気になる研究班のポスターの前に行き、発表を聞きました。

 

 研究発表を通して、普段自分が所属している研究班以外の研究班がどのような取り組みをしているのか知ることが出来てとても良い機会だと思いました。

この研究成果発表会のために一年間かけて研究し準備してきたので、各研究班が今まで積み重ねてきた努力が良い結果に繋がったと感じました。

 

文章作成広報委員2年生


 

【TAFS研究成果発表会】

 令和6年111日(木)、専門学科の生徒たちが課題研究(TAFS)の研究成果発表会を行いました。日頃の研究活動の集大成として、1年間の取組をまとめ、口頭発表やポスター発表を行い、積極的に質疑応答も行う様子が見られました。

 お互いに切磋琢磨し、先輩から後輩へ受け継がれ、また新たな研究がでてくるのも今後の楽しみの1つとして、無事に終えることができました。

 開催にあたり、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

 

専門学科通信NO.7

専門学科通信を更新しました。

 こちら →第7回専門学科通信

 これまでの専門学科通信はこちら → 第2回専門学科通信〜第6回専門学科通信

ファイル名:1c93434037dca08986a748de39f98ebdd923a990.pdf

※PDFを開くには下記「専門学科通信NO.7」をクリックして下さい。

 
 

1216TAFS第一研究群アグリビジネス研究班(京野菜班)が京都駅前駿河屋ビル地下2階にて京の伝統野菜をはじめ冬野菜の販売や京野菜の認知度調査、フライヤーの配付を行いました。

多くの方に京の伝統野菜について知ってもらう機会を作ることができたと思います。

今後も継続していきたいと思います。

 
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