8月23日(金)TAFS第2研究群菊研究班と樹木研究合同で、広島大学大学院統合生命科学研究科附属植物遺伝子保管実験施設と広島県立西条農業高等学校の、視察研修を行いました。
午前中は広島大学教授草場信先生の研究室を御訪問させていただきました。草場先生はNBRP(ナショナルバイオリソースプロジェクト)広義キク属の課題管理者も務めておられ、理化学研究所と本校が共同で育種を行ったキクを利用していただいた研究内容や、キク科植物の花と花序の仕組み、また、モデル植物であるキクタニギクの講義をわかりやすくしていただきました。現在研究している栽培品種のキクやキクタニギクの内容理解がより一層深まり、今回のお話を参考に今後の研究活動に弾みがつきました。
午後からは西条農業高校を御訪問させていただき、学校紹介や施設見学、生物工学科の生徒の皆さんと交流をしました。訪問時は課題研究の授業中であったため、各学科の特徴的な研究内容を見学させていただき、地元特産品を利用した開発商品も紹介していただきました。放課後の時間帯に生物工学科の生徒さんと課題研究の研究発表を行いました。お互いの研究内容を発表し質疑応答を行う事で、新しい発見と自分たちの研究内容を見直すよい機会となりました。