バイオ技術を用いた品種改良や、大量増殖の技術を身につけ、将来の国際舞台で活躍できる農業技術系化学人材を目指します。
科目「植物バイオテクノロジー」や「食品微生物」では、植物を中心とした生物に関わる内容を中心に、実際の実験等の内容を含めた知識を学びます。
「草花」や「野菜」では、野菜・草花栽培の一般的基礎知識を学び、本校で栽培を行っている個別の作目を例にとり、具体的な土や肥料成分、農薬などの学習を中心に行います。
「総合実習(フィールド科学実習)」では、実験・実習を通して、1、2年次は、基礎的なバイオ技術や露地野菜・草花の栽培技術を学びます。3年次は生物生産工学専攻と生物資源工学専攻のいずれかを選択し、それぞれの専攻に応じた座学や実験・実習を行います。
▪️生物生産工学専攻
京の伝統野菜を中心に、野菜の栽培技術全般を学ぶ。
栽培品目:九条ネギ、万願寺トウガラシ、山科ナストウモロコシ、イチゴ、ハクサイ、ダイコン、等
栽培したトウモロコシ |
イチゴの収穫 |
露地野菜 栽培準備 | 地域連携(小学生への栽培指導) |
販売実習(野菜の振り売り) |
▪️資源工学専攻
バイオテクノロジーの技術を利用した品種改良や、増殖技術を学ぶ。
栽培品目:ペチュニア、ビオラ、シクラメン、ジニア、キク、オステオスペルマム、鑑賞用トウガラシ、イチゴ苗、ササユリ、フジバカマ、キクタニギク、シバ、ホスタ、多肉植物
培地作成(メスピペットの操作) | 培養実験 (茎頂培養) |
ペチュニアの交配 |
シランの交配 |
ニンジンの不定胚分化観察 | 販売実習(草花の振り売り) |