11月15日(金)阪急洛西口高架下「トートひろば」で、3年生資源工学選択生徒が、植物クリエイト科で栽培したシクラメンやハボタンなどを利用し、寄せ植え体験会を開催しました。
桂高校は、阪急阪神ホールディングス様と協力し、花壇の作成や駅前広場での販売実習などを継続的に行っています。
その一環として本体験会を開催し、地域の方を中心に30名あまりの方に参加をしていただきました。皆様桂高校で栽培された植物を手に取り、喜んでいただき、生徒にとって有意義な活動となりました。
11月12日(火)植物クリエイト科2年生と、PTAの方々で、校門前の花壇の植え替えを行いました。
本年度は、春に続き2回目になりますので、皆さん手際よく植え付け作業をしていただきました。
来校された時にはぜひご覧ください。
11月2日(土)3日(日)の2日間、TAFS第2研究群芝研究班の生徒を中心に、9名の生徒が宮城県仙台市を訪れ、東北大学でのN2O調査実験の圃場視察とディスカッション、鳴瀬川河口・堤防での芝の生育状況の確認を行いました。
本校は東北復興プロジェクトの一環として、芝による防波堤緑化の研究を2012年に開始しました。これを契機として様々な方とつながり、現在はMAP利用によるN2O削減に関する研究で、東北大学様と水ing株式会社様と共同研究契約を締結しております。
初日は、大崎市鹿島台にある生命科学研究科附属湛水生態系野外実験施設を訪問し、東北大学大学院生命科学研究科教授の佐藤修正先生と特任助教大久保智司先生から、フィールドワークを通して、今後新しい調査活動で使用する資材や、機械の使用方法について学びました。また、MAPの利用による堤防の芝の生育状況の観察や、緑化の様子を視察しました。
2日目は東北大学を訪問し、東北大学でのN2O研究の進捗状況や、私たちの研究活動報告を行い、新しい調査研究に向けて、ディスカッションをさせていただきました。
大学の先生方と直接ディスカッション等を行う事で、様々な角度からお話を聞くことができ、私たちの研究活動の理解と、今後の取り組みについて具体的な計画を立てることができた有意義な2日間でした。
10月27日(日)、京都府立大学、地域団体「都の福菊」、桂高校の三者が主催する、京都府知恵産業創造の森「令和6年度地域連携支援事業補助金」による「キクタニギクの栽培技術の開発と利活用に関する基盤研究」の公開講座を開催いたしました。
キクタニギクとは、京都東山の菊渓(キクタニ)地区に咲いていたことから命名されていますが、その地区では絶滅をしています。本校では関係団体と協力し、京都市内で採取されたキクタニギクの保全活動に取り組んでいます。私たちはキクタニギクの農業的利用価値を高め、多くの方が栽培をすることで「種(しゅ)」の保存に繋がると考えており、キクタニギクの開花特性と食品利用に関する研究を進め、その成果発表を行いました。食用菊に関する基調講演をしていただいた京都府立大学名誉教授の佐藤茂先生からも、今回の研究に御指導いただき、様々な発見をすることができました。
また、TAFS第2研究群が行っているすべての研究活動のポスター発表も同時に行いました。さらに洋菓子の提供やしおり作りで会場を盛り上げ、来場者から様々な質問やご意見などをいただき、今後の研究活動につながる有意義なイベントとなりました。
令和6年10月23日(水)~24日(木)、日本学校農業クラブ全国大会 令和6年度岩手大会が実施されました。
本校からは、プロジェクト発表会において、分野Ⅱ類と分野Ⅲ類で近畿ブロック代表として参加、また農業鑑定競技会において、校内代表2名が参加しました。
惜しくも、入賞を逃す結果となってしまいましたが、参加した生徒たちはそれぞれに精一杯努力し、放課後や休日も準備に費やして全力を出し切り、清々しい表情で大会を終えることができました。
3年生にとっては最後の大会となりましたが、この経験を糧に、今後の進路に向けて自分の道を進んでほしいと思います。2年生は、先輩からのバトンを受け継ぎ、来年度の大会に向けて、すでに始動しています。参加した生徒はもちろん、桂高校として大きな経験値となる大会でした。
日々、農業クラブの活動、ひいては専門学科の活動を支えてくださっている皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました!
日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開催に向けて、日本経済新聞社が「NIKKEI 未来社会共創ENGINE」ホームページを開設しています。
新たな提言をレガシーとして生み出すチームZ世代として、TAFS第二研究群芝研究班が紹介されています。ぜひご覧ください。
記事へのリンク
https://expo2025.nikkei.co.jp/mirai_g18/
「NIKKEI未来社会共創ENGINE」
10月14日(月・祝)TAFS第2研究群芝研究班の活動の一環として、高校生による気候変動学習プログラムに参加し、その集大成として京都環境文化学術フォーラム国際シンポジウムに参加しました。
前半は研究活動プレゼンテーション、後半の世界を代表する環境問題に関わる研究者とパネルディスカッションでは、多様な視点で自分たちの疑問点や意見を聞くことができ、今後の活動に生かすことができる有意義な活動となりました。
地域の生物資源保護活動の一環として、10月13日(日)に藤袴祭へ参加をしました。
和蝋燭から養液栽培システムの紹介をとおして、地域の方から海外観光客まで、生物資源保全や水環境保全について説明をすることができました。アンケート等を取りまとめ、養液システムの構築と和蝋燭の完成、販売に向け活動を続けます。
10月12日(土)TAFS第2研究群芝研究班が、耕作放棄地再生プロジェクトとして活動をしている南丹市美山町で、シバの植え付けと、N2O調査を行いました。
秋晴れのもと、本校で生産した1,600ポットの京都ノシバ苗を400m2の圃場へ植え付けました。
また継続して測定しているN2Oの調査も同時に行いました。
共同研究により水ing株式会社様からご提供いただいている、MAPの肥料効果の検証も引き続き行なっていく予定です。
10月11日(金)テストが終わったのもつかの間、10月27日の公開講座に向けて、第2回目の打合せに向かいました。
京都市東山区にあるベーカリー「ルバカサブル」で、高校生が企画した洋菓子を試作していただき、試食を行いました。キクの香りや、味、見た目など意見交換し、提供するものの形ができつつあります。
公開講座時には一般の方にも試食していただき、アンケートにより商品決定をしていきたいと思います。皆さんのご来場お待ちしております。
https://www.kyoto-be.ne.jp/katsura-hs/mt/department/2024/10/post-236.html
9月11日S-TAFSの時間にて龍谷大学の教授方3名と本校卒業生で龍谷大学に在籍されている4名の計7名が来校され、1年生を対象にアグリカフェが実施されました。
「豆が世界を救う」をテーマに豆の特徴や窒素肥料を使わない農業などについて講義がありました。
身近にある豆の一つとしてダイズが有り、様々な加工品食があることを知りました。
(豆乳、豆腐、納豆、味噌など)
また、ナタマメというマメがあり、タンパク質...25.5%・脂質...3.3%・炭水化物...61.8%で 高温地域での作付けが多い事や害虫、病害に強い事を知りました。
現在の利用法としては、ナタマメ茶、歯磨き粉、福神漬けにされているそうです。
実験ではマメ科植物の根粒菌の観察を行いました。
①実体顕微鏡を準備する
②大豆の根粒がついた根を顕微鏡下で観察する。
③カミソリで根粒を切断し、中の色を確認する。
ナタマメ茶や甘納豆などの試食も行いました。
文章作成 広報委員 1年
10月5日(土)に、梅小路公園で開催された「グリーンフェア2024秋」で、バイオテクノロジー部の生徒が販売実習やポスター展示を行いました。
バイオテクノロジー部の生徒や、生物資源工学専攻生徒、TAFS第2研究群で栽培管理しているシクラメンやジニア等、秋冬用のたくさんの種類の草花を、多くの方々に届けることができました。また、TAFS第2研究群の研究ポスターも掲示し、興味を示していただいた方に説明をするなど、有意義な活動ができました。
梅小路公園では9月27日(金)から10月14日(月)まで「藤袴と和の花展」を開催されております。公園を管理されている京都市都市緑化協会の佐藤事務局長様に「朱雀の庭」を案内していただきました。TAFS第2研究群では、和の花「フジバカマ」「キタクニギク」の研究をしており、新たな知見を得ることができました。
9月28日(土)TAFS第2研究群樹木研究班の活動の一環として、京都市東山区にあるベーカリー「ルバカサブル」を訪問し、キクタニギクプロジェクトを共に進める地域団体「都の福菊」様と今後の計画について会議を行いました。
TAFS第2研究群樹木研究班では、現在キクタニギクの研究を進めております。今回は、10月27日(日)に京都府立大学で開かれる公開講座「キクタニギクの未来創造」で提供する洋菓子の試作案の検討、しおり製作についてたくさんのアドバイスをいただきました。
https://www.kpu.ac.jp/news/20241027_exlecture/
8月23日(金)TAFS第2研究群菊研究班と樹木研究合同で、広島大学大学院統合生命科学研究科附属植物遺伝子保管実験施設と広島県立西条農業高等学校の、視察研修を行いました。
午前中は広島大学教授草場信先生の研究室を御訪問させていただきました。草場先生はNBRP(ナショナルバイオリソースプロジェクト)広義キク属の課題管理者も務めておられ、理化学研究所と本校が共同で育種を行ったキクを利用していただいた研究内容や、キク科植物の花と花序の仕組み、また、モデル植物であるキクタニギクの講義をわかりやすくしていただきました。現在研究している栽培品種のキクやキクタニギクの内容理解がより一層深まり、今回のお話を参考に今後の研究活動に弾みがつきました。
午後からは西条農業高校を御訪問させていただき、学校紹介や施設見学、生物工学科の生徒の皆さんと交流をしました。訪問時は課題研究の授業中であったため、各学科の特徴的な研究内容を見学させていただき、地元特産品を利用した開発商品も紹介していただきました。放課後の時間帯に生物工学科の生徒さんと課題研究の研究発表を行いました。お互いの研究内容を発表し質疑応答を行う事で、新しい発見と自分たちの研究内容を見直すよい機会となりました。
8/9(金)TAFS第2研究群キク研究班の研究活動の一環として、フジバカマの培養体験会を実施しました。
源氏藤袴会様の協力のもと、フジバカマの希少性を伝えるべく、地域の小中学生から大人の方まで、様々な世代を対象にしたフジバカマの培養体験会を実施ししました。貴重な地域資源を若い世代を中心に多くお方々に伝えることができたと実感しています。
今回の培養体験を通し、より多くの方に、本研究班での活動内容やフジバカマについて、より周知することが出来ました。
8月8日(木)京都府立大学野菜花卉園芸学研究室を訪問し、養液栽培に関する相談と、施設見学を行いました。
TAFS第2研究群キク研究班では、フジバカマの養液栽培の開発をめざし、研究に取り組んでいます。今回は研究計画の御相談や、システム構築に関する課題点などアドバイスをいただきました。
今後も大学との連携を続けながら、実用的な養液栽培システムの開発を目指し、活動に励みます。
令和6年度第72回近畿学校農業クラブ連盟大会が開催され、本校からプロジェクト発表に3チーム、意見発表会に1名が出場し、以下の賞を受賞しました。
京都府の大会から、さらなる研究活動を積み重ね、活動本番までの準備を十分に積み重ねてきました。積極的に頑張ってきた成果が実ったうれしい結果となりました。
最優秀賞を受賞した2チームは、10月23日、24日に岩手県で開催される、第75回日本学校農業クラブ全国大会岩手大会に出場します。引き続き応援よろしくお願いします。
プロジェクト発表会
分野Ⅰ類 優秀賞
「次世代農業のあるべき姿 ~循環肥料MAPの普及拡大に向けて~」
分野Ⅱ類 最優秀賞
「Fungi Change Our World ~きのこでつくる明るい未来~」
分野Ⅲ類 最優秀賞
「次世代に受け継ぐ京都の宝 ~聖護院キュウリの復活を目指して~」
意見発表会
分野Ⅲ類 優秀賞
「令和の香りよ世界に届け」
8月5日(月)に、兵庫県西宮市にある和蝋燭製造販売「(有)松本商店」様を訪問し、蜜蝋を使用した和蝋燭の製作を行いました。
TAFS第2研究群菊研究班では、養蜂活動も行っており、内検時に取り除かなければいけない蜜蝋を保存しています。今回は、その蜜蝋とフジバカマの香りを生かした和蝋燭の製作方法をアドバイスしていただき、試行錯誤の上、多くの試作品が誕生しました。
今後も学校で試作を続け、源氏藤袴会の方々と新しい商品開発をめざし、活動に励みます。
夏休みのある日、養蜂作業でえられたハチミツの採蜜作業を行いました。
ミツバチは、この炎天下でも蜜をたくさん採取してくれ、琥珀色のハチミツがたくさんとれました。このハチミツは瓶詰をして、桂高校の文化祭で販売します。数少ないですが、見かけたらお買い上げください。
ろ過しきれなかったハチミツは、夏休みに研究活動で頑張っているみんなと、おいしくいただきました。