本日の全校集会では、農業クラブと技能五輪の全国大会壮行会、新生徒会農業クラブ役員の就任挨拶を行い、お二人の先生方からの講話もありました。 はじめに、全校生徒で全国へ挑む仲間たちを激励しました。出場者が壇上に立ち、「農芸高校の代表として悔いのないよう全力で挑みます」と力強い決意を述べ、校長先生からも「ここに農芸あり、と全国の舞台で示してきてほしい」との激励があり、会場は大きな拍手に包まれました。
新生徒会役員の就任あいさつでは、ひとりひとりから決意の言葉が表明され、これから学校を支えていく覚悟と前向きな姿勢が込められていました。前会長の中井さんからは「役割を自覚し行動することが本当の信頼につながる」とのエールが送られ、新旧のバトンがしっかりと引き継がれました。
講話では、進路指導部の井澤先生から「1・2年で積み重ねてきた努力が、3年生になってからの進路実現につながる」「学校を休まず毎日の積み重ねを大切にすることが進路実現の基礎になる」と具体的なアドバイスがありました。先生自身の経験も交えた話は、生徒たちに深く響きました。 続いて、第3学年の河野先生からは「鏡の法則」の話があり、自分の心のあり方が周囲に映し出されるという考え方を示され、「優しく接すれば優しさが返ってくるし、苛立ちはそのまま相手に伝わってしまう」との言葉に、生徒は大きくうなずいていました。さらに、先生が大好きなバスケットボール漫画『スラムダンク』の名言「諦めたらそこで試合終了」を引用し、「下手さを自覚し、努力を重ねていくことこそが成長の第一歩である」と語ってくださり、農業実習で感じた生徒の笑顔や時に見られる課題を具体例に挙げながら、仲間や生き物に誠実に向き合う姿勢の大切さを熱く伝えてくださいました。
農芸高校の仲間たちは、全国の舞台に向けて、そして新たな学校生活に向けて、大きな一歩を踏み出しました。 これまで培った努力を誇りに、粘り強く挑み続けます。 引き続き応援をよろしくお願いいたします!
9月29日5・6限、府立大生と一緒に稲刈りを行いました。 長年共同研究している酒米を夏前に植え付けたものが立派に実り、収穫の時を迎えました。 府立大学の川田教授、津下教授、中村准教授をはじめ、府立大生の皆さんと汗を流しながらの体験は、とても実り多い時間になりました。
本日のオープンスクールでは、野菜部の部活動体験に中学生1名が参加してくれました。 少人数ながら、葉菜類の播種(種まき)体験では、ナバナ(菜の花)、ミズナ、チンゲンサイ、ホウレンソウの種を丁寧にまいてくれました。 その後、秋作トウモロコシの収穫も行い、笑顔で楽しんでくれている様子が印象的でした。 農芸高校の魅力を少しでも感じてもらえたなら嬉しいです! またいつか、仲間として再会できる日を楽しみにしています。
1年1組の中窪美萩さんが、馬術競技で大きな成果を収めました。
〇 第79回国民スポーツ大会 近畿ブロック大会
・少年 団体障害飛越競技 第3位 ・少年 標準障害飛越競技 第4位
〇 第49回全日本ジュニア障害馬術大会 ・第8位
これまで数々の大会で活躍してきた中窪さんは、9月29日~10月3日に滋賀県で開催される「わたSHIGA輝く国スポ」に京都代表選手として出場します。馬術競技は兵庫県三木市の三木ホースランドパークでの開催ですが、皆さんで全力で応援しましょう。 頑張ってください!
京都府立大学で開催された「農林水産技術交流会」(9/24)に参加しました。 農芸高校からは8つのコースそれぞれが研究内容をポスターにまとめ、発表を行いました。 大学関係者や他校の生徒と討論し、互いの技術を確かめ合うような交流の場となりました。 最後には、京都府農林水産技術センター 松本静治センター長から「高校生の発表はレベルが高く、特にペチュニア・カリブラコアや造園の発表からは、実習を通じて次世代の担い手を十分に感じさせるものだった」との講評をいただきました。 これからの学びに大きな刺激をいただける一日となりました。
生徒会と農業クラブの新役員選挙が行われ、全校生徒を前にして立候補者と応援者が力強く自身の思いを訴えました。
~新生徒会長 候補者の弁~
本校を"生徒が主体的に学ぶ学校"にしていきたいです。先生の教えだけではなく、生徒一人ひとりが自ら学ぶ力を身につけられる環境をつくります。そのために生徒同士の対話を増やせるよう学校行事や農業クラブの活動をより良くしていきます。自分の力を試し、成長し、最後まで責任を持ってやり遂げます。会長としての一歩を踏み出し、全員が輝ける学校にしていきます。
新チーム、初めての遠征(練習試合)に兵庫県へ行ってきました。 毎年いただいているこのご縁に感謝しながら、今年も全員で京都を飛び出し、1日中グラウンドで汗を流しました。 春季大会での"1勝"を目指して、 これからもチーム一丸となって頑張ります! 引き続き、温かいご声援をよろしくお願いいたします。
9月12日(金)15:00~16:40、本校園芸実習室にて、草花コース2・3年生12名が京都府立大学との連携活動を行いました。 野菜花卉園芸学研究室の西島教授をお招きし、草花に関する講義とともにトレニアの交配実験を実施しました。 講義では、紫色の花の色素「アントシアニン」が、フェニルアラニンから始まり、いくつもの酵素反応を経て合成され、転写因子によって調節されていることを学びました。 さらに交配実験では、めしべが花粉に触れると花粉口を閉じる仕組みを実際に体験。生徒たちは、普段見過ごしがちな花の仕組みに直接触れることで、科学と自然のつながりを実感しました。
3年生引退後、新チームはわずか9名でスタートしました。 人数が少ないからこそ、一人ひとりが責任を持ち、夏休みも懸命に練習を積み重ねてきました。 試合は 0-20 と大敗となりましたが、最後まで諦めずに戦い抜いた選手たちの姿は胸を打つものでした。 翌日には早速練習試合に臨み、勝利を収めるなど、次へ向けて力強く歩み始めています。そして当日は、多くの保護者の皆様・学校関係者の方々に応援いただき、選手にとって大きな力となりました。本当にありがとうございました。 これからも新チームの挑戦は続きます。今後とも温かいご声援をよろしくお願いいたします!
生徒の知的好奇心をくすぐる体験授業として、京都大学 フィールド科学教育研究センターの市川光太郎先生をお招きし、ジュゴン研究と南極での調査についてご講演いただきました。 ジュゴンは世界で唯一の草食性の海洋哺乳類で、日本(沖縄)でもかつて観察されていました。市川先生からは、20年以上にわたる研究の中でわかったジュゴンの生態や鳴き声、行動観察の方法について、実際の経験を交えて紹介いただきました。特に印象的だったのは、スーダンでの調査。現地の人々と協力し、「ロデオ法」と呼ばれる手法でジュゴンに飛びかかって捕獲するという迫力ある研究の様子に、生徒たちも驚いていました。 さらに、南極での魚類研究では、ボウズハゲギスという魚が氷の割れ目(タイドクラック)に生息しており、危険な状況で釣り上げなければならないことも紹介されました。過酷な環境の中で続けられる研究は、生徒たちに科学の現場の厳しさと面白さを伝えてくれました。 講演の最後には多くの質問が寄せられ、知的好奇心を大いに刺激する時間となりました。研究者の探究心と自然科学の魅力を身近に感じられる、貴重な機会でした。
第3学年を対象に外部講師の方による面接指導を実施しました。 プロならではの視点で、一人ひとりの表情や言葉遣い、姿勢に至るまで細やかな指導をいただきました。 緊張感のある雰囲気の中で、生徒たちは真剣に臨み、普段の練習では気づけなかった改善点にも向き合うことができました。 この経験を通して自信を深めるとともに、課題を明確にし、今後の進路実現へとつなげていきます。
2学期が始まりました。
夏休みの実習もたくさんあったことから、ほとんどの生徒は生活リズムが大きく崩れることなく、元気に通学していました。
校長先生の式辞では、目標達成シート「オープンウィンドウ64」の紹介がありました。大谷翔平選手もこのシートを使い、自身の目標達成につなげています。生徒自身も目標を可視化することで自己効力感を高め、目標達成につなげて欲しいとのお話でした。
教務部長からは、朝読書週間を実施してのアンケート結果、読書の大切さについて、防災の日にちなみ「備えあれば憂いなし」についての話がありました。
農場部長からは、実習への目標・高い意識を持つこと、農芸祭への取り組みについて、資格取得・ボランティア活動に挑戦することの大切さについての話がありました。
●伝達表彰● 夏休み期間中の大会等の結果です、おめでとうございます!!
【陸上競技部】
・第44回南丹市陸上競技選手権大会 第3位 走幅跳 河野由雅
準優勝 円盤投 今西大翔
【テニス部】
・第74回亀岡平和祭市民スポーツ大会Jrテニス大会 優勝 西山大雅 準優勝 中谷翔貴 第3位 足立稔知、西野千明
【パワーリフティング部】
・第43回全日本高等学校パワーリフティング選手権大会 83kg級 第5位(515kg) 出口晴人
【農業クラブ】
<京都府学校農業クラブ>
・プロジェクト発表 分野Ⅲ類 優秀 畜産流通コース 飯田大悟、嶋恵美子、平岡拓真 他6名
・意見発表 分野Ⅰ類 優 秀 大矢桃子
分野Ⅱ類 優 秀 木村真弓
分野Ⅲ類 最優秀 黒澤花歌
・平板測量競技会 優秀 吉田烈、西岡悠人、長谷川優太、吉岡純孝
・畜産審査競技会 乳牛の部 優秀 木村真弓
・和牛審査競技会 最優秀 嶋恵美子
優 秀 井尻健太、横山智揮、伊藤鯉太郎、山口晴渡
<近畿学校農業クラブ>
・意見発表 分野Ⅲ類 優 秀 黒澤花歌
【第20回若年者ものづくり競技大会】
造園職種 銀賞 野々村光翔
午前中は 英検対策講座を受講し、進学に向けて英語力を高めました。 午後からは 栄養科学科 食事科学研究室 にて、テーマ「おいしさの科学」に挑戦。 ゼリーを用いて破断荷重を計測したり、官能評価(実際に食べてみる評価)を行ったりしながら、数値と「おいしさ」の関係を探究しました。最後にはグループごとに発表も行い、感覚と科学のつながりを実感できました。 三日間を通して、生徒たちは化学・植物・食の分野で大学ならではの実験や講義を体験し、探究する楽しさや進学後の学びのイメージを具体的に持つことができました。大学生や先生方との交流もあり、進学への意欲をさらに高める貴重な機会となりました。
本日は植物病理学研究室にて、津下先生の講義と実験を体験しました。 実験では、ELISA(酵素免疫測定法)をアレンジしたゲーム形式に挑戦、生徒一人ひとりが持つ溶液をマイクロプレートに入れて混ぜ合わせ、色の変化を観察しながら、2人だけが持つ「反応する物質」を探し出しました。目で見える色の違いが手がかりとなり、楽しみながら考察を進めることができました。 普段の高校の授業ではなかなかできない内容に、生徒たちは終始ワクワクした表情で取り組んでいました。 明日は最終日、食事科学研究室でのプログラムが待っています!
本日のテーマは「食後血糖値に影響を与える食品の機能」。 午前中は化学の講義を受け、午後からは研究室でマウス実験を行いました。グルコース接種の前に食品を摂取すると血糖値の上がり方が抑えられることを、実際のデータで確認、 生徒たちは「食」という身近なテーマを科学的に探究し、大学生との対談を通して学びのイメージを深めることができました。 「高校でも実験できないのか?」という声も出るほど、楽しみながら学んだ1日でした。
8月23日(土)、農芸高校にて「第1回オープンスクール(土曜回)」を開催しました。 多くの中学生・保護者の皆さまにご参加いただき、本校の学びや部活動の雰囲気を体験していただきました。 平日回にもコース説明で参加してくれた高校生は、緊張もなくなり堂々と発表する姿が印象的でした。 ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
次回は 9月27日(土)の実験・実習体験でお会いしましょう。ぜひご参加ください!