本日の全校集会では、農業クラブと技能五輪の全国大会壮行会、新生徒会農業クラブ役員の就任挨拶を行い、お二人の先生方からの講話もありました。 はじめに、全校生徒で全国へ挑む仲間たちを激励しました。出場者が壇上に立ち、「農芸高校の代表として悔いのないよう全力で挑みます」と力強い決意を述べ、校長先生からも「ここに農芸あり、と全国の舞台で示してきてほしい」との激励があり、会場は大きな拍手に包まれました。
新生徒会役員の就任あいさつでは、ひとりひとりから決意の言葉が表明され、これから学校を支えていく覚悟と前向きな姿勢が込められていました。前会長の中井さんからは「役割を自覚し行動することが本当の信頼につながる」とのエールが送られ、新旧のバトンがしっかりと引き継がれました。
講話では、進路指導部の井澤先生から「1・2年で積み重ねてきた努力が、3年生になってからの進路実現につながる」「学校を休まず毎日の積み重ねを大切にすることが進路実現の基礎になる」と具体的なアドバイスがありました。先生自身の経験も交えた話は、生徒たちに深く響きました。 続いて、第3学年の河野先生からは「鏡の法則」の話があり、自分の心のあり方が周囲に映し出されるという考え方を示され、「優しく接すれば優しさが返ってくるし、苛立ちはそのまま相手に伝わってしまう」との言葉に、生徒は大きくうなずいていました。さらに、先生が大好きなバスケットボール漫画『スラムダンク』の名言「諦めたらそこで試合終了」を引用し、「下手さを自覚し、努力を重ねていくことこそが成長の第一歩である」と語ってくださり、農業実習で感じた生徒の笑顔や時に見られる課題を具体例に挙げながら、仲間や生き物に誠実に向き合う姿勢の大切さを熱く伝えてくださいました。
農芸高校の仲間たちは、全国の舞台に向けて、そして新たな学校生活に向けて、大きな一歩を踏み出しました。 これまで培った努力を誇りに、粘り強く挑み続けます。 引き続き応援をよろしくお願いいたします!