学校紹介
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作詞  深 田   聡

作曲  堀ノ上 るり子

編曲  浅 井 ちとせ

1 青葉もゆ 大江の山と
ひとすじの松
真理を求め 夢 育まん
輝く星の 彼方まで
幸せ織りなす 天懸ける橋
2 青東風の 薫る海川
ひとすじの松
正義を求め 友と語らん
水平線の 向こうまで
世界をつなぐ 天架ける橋
3 瑞雪の 舞う学舎と
ひとすじの松
新たな文化 創造せん
我が青雲を 志し
未来をつむぐ 天翔る橋
 

1. 校歌(歌詞)のコンセプト

(1) 教育理念を織り込む。
●教育理念:「真理と正義を希求し、豊かな人間性を備え、幸せな人生と社会を創造する人間を育成する」

(2) 与謝地域の自然、季節等を織り込む。 
●「ひとすじの松」:天橋立の松並木
●「天(懸ける・架ける・翔る)橋」 :宮津天橋高校
●「瑞雪」 :めでたい予兆の雪 (丹後地域は冬には雪が降る。)

(3) スクールカラー「青=ロイヤルブルー」を入れる。
●「青葉」「青東風」「青雲」

(4) 制服のコンセプトも意識する。
●制服は丹後の四季をデザイン(ネクタイ等)した。 

(5) 与謝野鉄幹、与謝野晶子の短歌を参考とした。
●たのしみは 大内峠に きわまりぬ まろき入江と ひとすぢの松 (鉄幹)
●海山の 青きが中に 螺鈿おく 峠の裾の 岩滝の町  (晶子)
<参考:短歌解釈>(引用元:与謝野町観光協会発行「文学 ゆかりの地を巡る。」より)
●たのしみは 大内峠に きわまりぬ まろき入江と ひとすぢの松  与謝野鉄幹
○ 橋立の見方、楽しみ方はさまざまであるが、極めつけはなんといっても大内峠からの眺望であろう。
丸く弧を描く阿蘇海の入江の中にただ一筋、松の緑に彩られた橋立が真一文字に走る様は、簡素であるがゆえに、足す物も省くも物も無い美しさがある。
●海山の 青きが中に 螺鈿おく 峠の裾の 岩滝の町 与謝野晶子
○ 空の青さに海も山も溶け込み、景色が青一色となる薄暮れどき、裾野を見下ろせば岩滝の町並みが、あたかも螺鈿細工のようにきらきらと輝いて、海山の青と美しい対照をなしている。

2. 作曲のイメージ

「幸せ織りなす」
(1) 爽やかで心地よい風が宮津・与謝地域の山・川・海に吹いている。
(2) 一点の雲もない青空
(3) その中を宮津天橋高校生たちが、天橋立の松並木を、また野田川沿いの自転車道路を校歌を口ずさみながら自転車をこいでいる。
(4) 野球部の生徒たちが試合に勝った後、相手に敬意を表し、そして、大きな声で自分たちを誇れるような...
(5) 3番は、卒業する生徒たちが、
 ・未来に向かって決意を持ち
 ・この学校でよかった!と思い
 ・しかし、もう少しこの学舎にいたい
 といった、優しさに包まれている感じに... 

 
(1番から3番の対比と意味)
<歌詞(太字)> <解 説>
1)青葉もゆ 大江の山と ひとすじの松
    萌 一筋
    燃


2)青東風の 薫る海川 ひとすじの松



3)瑞雪の 舞う学舎と ひとすじの松
・大江山と天橋立
・草木の芽が萌える
・青葉(青春)を燃やす
・一筋に(究める)

・青東風:一点の雲もない青空に吹く東風
・海川:野田川、阿蘇海、宮津湾
・風の香りとその風に乗って海と川も薫る

・瑞雪:めでたい予兆の雪
・両学舎に、めでたい予兆の雪が舞う
1)真理を求め 夢 育まん

2)正義を求め 友と語らん

3)新たな文化 創造せん
・真理を希求:教育理念

・正義を希求:教育理念

・新しい文化の創造:学習指導要領
・新しき文化の光:加悦谷高校校歌
1)輝く星の 彼方まで


2)水平線の 向こうまで


3)我が青雲を 志し
・過去から未来へも星は輝いている
(過去から未来へも幸せを織りなす)

・日本海の水平線
・海の向こう=世界

・青雲の志
・わが青雲よ:宮津高校校歌
1)幸せ織りなす 天懸ける橋


2)世界をつなぐ 天架ける橋


3)未来をつむぐ 天翔る橋
・幸せな人生:教育理念
・織りなす、つなぐ、つむぐ(紡ぐ):織物文化の郷里を表す

・天かける橋:宮津天橋高校
(※漢字を使用)
  懸ける...命・青春を懸ける
  架ける...橋を架ける
  翔る ...天翔る
      高い空を速く飛ぶこと
 
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