宮津学舎

 7月29日(木)、建築科3年生匠コースの内、木製ベンチ製作を選択した13名が大宮北保育所へ木製ベンチを寄贈しました。この取組は国際ソロプチミスト宮津より製作依頼を受け、2年生からベンチのデザインを考え、選ばれた提案のベンチを3年生から製作し始めました。
 製作した木製ベンチは、「さめベンチ」と「名前のないベンチ」の2種類です。
 「さめベンチ」は、胴体・下あご・背びれ・尾びれの4つのベンチで1セットなり、胴体だけ少し高く、他の3つは胴体部分と重なるように低くなっています。
 「名前の無いベンチ」は、座面が6角形で、その内3辺に脚となる側板があり、内側に中板が取り付けられておもちゃなどが置けるようになっています。6角形を活かして、子どもたちが色々な組合せて配置できるように考えて座る知育ベンチとなっています。
 1つ1つのベンチを高校生が子どもたちのために思いを込めて製作したこともあり、園児たちや保育所の先生方に大変喜んでいただきました。コロナ禍でもあるため、感染対策を行って上で寄贈式を行い、短時間でしたが高校生と園児で交流を深めました。
 高校生にとっても、ベンチの完成と寄贈先の子どもたちの喜ぶ笑顔によって、製作した達成感と喜びを感じていました。

 

 
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