宮津学舎

 現在、3年生匠コースの「実習」で由良駅前のプランターの木枠製作と大宮北保育所へ寄贈するベンチの製作を行っています。
 ベンチ製作を担当する13名の生徒は、ベンチの部材が入荷されるまでの間に木工加工の練習も踏まえ、校内で使用している立看板の製作を行いました。この立看板は3年前の卒業生が同じ実習の授業内で製作したものと同じです。
 探究活動と関連させ、先輩の製作した立看板を見本に、生徒自身が立看板の構造や各部材の形状・寸法などを調べ、簡単なスケッチ程度の図面を描きました。それを基に自分たちで部材を加工して製作しました。
 製作した看板は、宮津天橋高校の両学舎で、会議や保護者面談での案内表示や掲示物などに使用しています。
 5月12日(水)の昼休みに、製作した生徒が看板を持って校長先生へ寄贈しました。加悦谷学舎では、寄贈した翌週に会議が行われ、早速案内に看板を使用していただきました。

  

 6月2日(水)、加悦谷高校の藤田 浩校長が来校され、建築科3年生に立看板のお礼も兼ねた講話をしていただきました。
 昨年度の宮津天橋高校の校歌プレートに続き、加悦谷高校の校長先生が来校して話をしていただいたことで、生徒たちも「人に喜んでもらえる」ことをさらに実感し、現在製作している「東屋」や「ままごとハウス」、「プランター」や「ベンチ」の製作に対しても、より送り先の相手のことを思いながら製作を行っています。

 

 
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