加悦谷学舎

 7月9日(金)、1年生を対象に生命のがん教育を行いました。
 講師には、北部医療センター診療部長の堅田和弘先生と京都府がん教育推進メッセンジャーの西川雅博様にお越しいただきました。


 
 堅田先生からは、がんとはどのような病気か、なぜなるのか、どのように予防したらいいのか、自分が他者にできることは何かについてを講演いただきました。
 西川様からはご自身が胃がんになった経験をお話いただきました。働き盛りの40代の頃に胃がんになりましたが、家族のために死ぬことはできないと抗がん剤などの治療と家族の支えによってがんを克服できた、とのことでした。

 生徒たちは真剣に聞いており、感想には、
 「がんって怖いなぁと改めて思いました。」
 「2人に1人ががんになるということを知って、すごく驚きました。」
 「実際にがんになった人からのお話が聞けてすごく貴重な体験になりました。」
 「『時間を大事にすることは生命を大事にすること』と仰っていましたが、本当にそうだと思いました。身近な人が少しでも異変を感じていたら『大丈夫だ』と流すのではなく、心も体も治せるように行動したいです。」
 「家族の助けや周りの人の支えがあってこそ、がんと闘うことができるのだな、と思えました。」
 「普通に今健康に生きていることは当たり前じゃないので、今できることはしっかりとして、感謝の気持ちを伝えようと思いました。」
 とありました。大切な人のために自分を大切にする、大切な人を守るためにがんのことを伝えるなどできることをしていってもらいたいです。



 
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