令和61019日(土)、大阪教育大学教育学部講師の葛城元氏をお招きし、「折り紙容器を題材とした課題解決授業」というテーマで、文理総合科1年生を対象に特別講義を実施しました。本校の木下卓海教諭も授業者として加わり、大阪教育大学教育学部の学生7名と大阪教育大学連合教職大学院の院生2名にも活動の支援をしていただきました。

今回の授業の大きなテーマは、「より良い紙容器とは何か」を探究することです。最初に、2つのサンプルとなる紙容器を作成し、それをさまざまな視点から観察しました。例えば、デザインの美しさや実用性を評価したり、数学を用いて寸法や容積を計算したりすることで、どのような形状が効率的かを考えました。生徒たちは、理論的な学びと実際のものづくりが結びついていることを体感しながら、思考を深めました。

その後、各グループに分かれて、オリジナルの紙容器をデザインし、実際に製作する活動を行いました。生徒たちは、独創的でユニークなアイデアを形にするために試行錯誤を繰り返し、グループのメンバーと協力し合いながら製作を進めました。作品発表の時間では、おにぎり専用の容器や、底面が星型で視覚的に美しい容器など、機能性とデザイン性を兼ね備えたさまざまな工夫を凝らした作品を披露してくれました。講師の先生やサポートスタッフも、生徒たちの創意工夫と発想力に感銘を受けました。これらの作品は、理科・技術・数学・芸術といった分野を横断的に活用する「STEAM教育」の視点を見事に取り入れたものでした。

 最後に、葛城氏から「日頃授業で学ぶことは課題を解決するために用いることができる。だからこそ普段の授業を大切にしてほしい。」というお言葉をいただきましたました。この講義を通じて、生徒たちは授業で学んだ知識を活用しながら課題解決を目指すことの楽しさを実感したことだと思います。

 
 
 
 

令和6年10月10日(木)に山城祭・体育の部を開催いたしました。

同じクラス・ブロックの仲間たちと協力し、素晴らしいチームワークを発揮してくれました。

清々しい秋晴れの中開催することができ、全力を出し切れた体育祭となったことと思います。

 
 
 
 

令和6年10月3日(木)、梅田雄嗣さん(京都大学医学部付属病院小児科講師)と今井美鈴さん(京都府がん教育推進メッセンジャー)にお越しいただき、第1学年の生徒を対象に、生命のがん教育講演会を実施いたしました。

梅田さんからはがんの原因や予防法について、今井さんからは自身の体験を交えたがんへの向き合い方を、お話しいただきました。

生徒たちは、がんに対する知識を深め、健康への関心を高めることができました。

 
 
 
 

京都大学が高大接続・高大連携事業の一環として、全国的に展開している学びコーディネーター事業に申込み、

10月2日(水)に特別講座を実施いたしました。

京都大学在学の後藤荘子さん(経済学研究科経済学専攻博士後期課程)にお越しいただき、文理総合科第2学年の生徒を対象に、「食品ロスを減らす施策」というテーマで御講義いただきました。

「食品ロス」という社会問題について、基本概念から問題点や各国の取り組みをグラフやデータを用いてお話しいただきました。また、グループワークの時間では「身近な食品ロスへの解決策」について、自分の体験をもとに様々な角度で意見を出し合いました。

今回の講義を通して、生徒たちは「社会問題は自分にも関係がある」という意識を持つことの大切さを学ぶことができました。

 
 
 
 

24日の午後は高雄高級中学校にて交流したあと、高雄市の忠烈祠に行きました。

少し標高が高い場所にあるので、景色が非常に良い眺めでした。
その後は台湾の新幹線に乗り、台北へ移動しました。
台北に着き、夕食はモンゴリアンバーベキューを食べ、士林夜市へ向かいました。
高雄の六合夜市とは違い、射的のようなゲームなどもあり、生徒たちは楽しんでいる様子でした。
今日の午前中は基隆高級中学校と交流をしました。
この学校は、昨年度に本校に交流にやってきている学校です。
ウェルカムセレモニーではお互いの学校紹介、ギタークラブによる発表、海洋生物部の研究発表などを聞き、少し交流をしてから、キャンパス見学に向かいました。
中には学生たちとグラウンドでバスケットボールをしているグループもありました。
その後はやりいかをイメージした粘土を使っての文化体験をさせてもらい、その協会の方たちに教えてもらいながら制作をしてたり、コマや飴細工を体験していました。
昼食は準備していただいた駅弁を食べ、交流が終了しました。

この後は台北駅に戻り、B&Sへと進みます。

 
 
 
 

24日の2日目は高雄高級中学校にて交流を行いました。

ウェルカムセレモニーではお互いの学校紹介をはじめ、アコースティックギタークラブの演奏などを聴きました。また、キャンパスツアーとして、キャンパス内をバディの生徒が英語で案内をしてくれました。

体験授業ではまず全員で、化学で紫外線照射の実験で、紫外線によって鉄イオンの反応を学びました。

その後は、物理、地学、生物、数学、英語などの授業に別れ、体験を英語で行なっていました。

数学では数学の内容であったようで、難しかったようです。

この後は、台北に新幹線で向かって行きます。

明日は基隆高級中学校と交流して、B&Sで台北の街を散策する予定です。

 
 
 
 

23日は定刻通りに関空を出発し、無事予定通り高雄に到着しました。
無事に入国審査を済ませ、高雄市内の観光地である、蓮池潭風景区へ最初に行きました。
残念ながら龍虎塔自体は工事中でしたが、台湾の文化に少し触れることが出来ました。
その後定刻通りホテルにチェックインをして、夕食を食べました。
夕食後は、六合夜市へ向かい、今年6月まで本校に留学生に来ていた高雄高級中学校の学生たちと、グループで回っていました。
留学生との再会に生徒たちは喜び、懐かしがっていました。夜市では楽しかったそうで、現地の食卓を見ることが出来、満足そうでした。
本日の午前中は高雄高級中学校と交流して、午後に台北へ新幹線で向かいます。

 
 
 
 

令和6年9月4日(水)から6日(金)の三日間に渡って、本校最大の学校行事である山城祭・文化の部が行われました。

第1学年は、本校大会議室にて小劇場を開催しました。小さい舞台ながら、各クラス工夫を凝らした劇を披露しました。

第2学年は、本校の中庭でパフォーマンスをする「中庭パフォーマンス」に取り組みました。中庭全体を使ったダンスで、本館全体が熱狂に包まれました。

第3学年は、体育館にて50分の長編の劇を披露しました。どのクラスも力のこもった衣装、舞台道具、そして演技を魅せてくれました。

また、生徒会有志企画や部活動主催のイベントや展示も行われ、そちらも大変盛り上がりました。

山城高校が一丸となってこの文化の部を創り上げることができたことを大変うれしく思います。

10月8日には体育の部も行われるので、そちらにも全力で取り組んでもらえることを期待しています。

 
 

令和6年8月26()、2学期始業式がオンラインで行われました。

校長先生からは「3年生は進路実現に向けて粘り強く努力を、2年生は学校の中心となりあらゆる面での自分自身の向上を、1年生は将来を見据えながら高校生活のさらなる充実を」「問題解決のためには自分の態度や考えを変えることを意識しながら、人を思いやる心を忘れず、互いに理解し合うことが大切である」「自分一人で問題を抱え込まず、困った時には遠慮なく周囲の頼れる人に相談すること」と、新学期スタートに向けた言葉が送られました。

また、進路指導部長からは「この夏の「体験」を昇華し、貴重な自分の財産となる「経験」へと変えること」、生徒指導部長からは、「安全に留意しながら学校全体で協力し山城祭を作り上げていこう」というお話がありました。

また、2学期から本校に来られる4名の留学生の紹介がありました。クラブ表彰では、夏休み中に活躍した多くの生徒への表彰が行われ、学校全体が活気づきました。

 

多くの行事がある2学期、先生方からの言葉を胸に、皆さんの成長につながるように充実した学校生活を送ってほいしと思います。

 
 

令和6年7月19日(金)、令和6年度1学期終業式がオンライン上で行われました。

校長先生からは「学習や進路実現のために、時間を消費するのではなく蓄積すること」「悔いのないよう最後まで諦めず努力し、自分の力を高めること」と、夏休みを前にした生徒たちに激励の言葉が送られました。

また、教務部長・進路指導部長・生徒指導部長の先生方からは、

・「関心のあることを見つけ、興味を持って周りを見渡すこと」

・「自分の夢を叶えるために目標を設定し、計画的に行動すること」

・「SNSの利用は注意を払い、トラブルに気を付けること」

・「薬物や事故といった危険から自分の身を守ること」

についてお話がありました。

その後、1学期中に活躍した生徒への表彰が行われました。

 

生徒の皆さんには、心身ともに成長できる有意義な夏休みを過ごして欲しいと思います。