令和7年度入学式

 2025/04/08 
 
 
 

令和7年4月8日、第78回入学式を挙行しました。昨年に引き続き、吹奏楽部が入場曲、校歌、退場曲を演奏しました。

校長先生による式辞では、「お互いに高め合って、そして苦しい時には支え合って、ともに成長していってほしい」と新入生を激励しました。その後、第1学年部長からは、「さまざまな活動の機会で、積極的にチャレンジしてほしい」という言葉が送られました。

新入生の皆さんが、本校での勉学や部活動、学校行事などの様々な経験を通して、日々成長していってくれることを教職員一同心より願っております。

 
 
 
 

 令和7年度4月8日(火)、令和7年度着任式及び1学期始業式が行われました。

 着任式では、各教科の多くの先生方が新しく着任されました。

 始業式では、校長先生より「目標に向かって繰り返し努力すること」、「お互いを尊重し、認め合う集団になること」など、今年一年の山城高校での学びに向けた激励の言葉が贈られました。

 また、分掌部長の先生方からも講話がありました。教務部長の先生からは、「物の見方は人や時代によって異なるため、自分と異なる考え方を尊重し、受け入れることの大切さ」についてお話がありました。進路指導部長の先生からは、昨年度の卒業生の進路実績を紹介され、先輩方が進路実現に向けて粘り強く努力された様子や、今後の様々な出来事を前向きに受け止め、自分の学びにつなげてほしいというお話がありました。生徒指導部長の先生からは、交通安全に関する注意喚起、身だしなみの注意点、自転車登録等についてのお話がありました。

 いよいよ新年度がスタートします。生徒の皆さんには、新たな学年としての自覚を持ち、それぞれの目標を胸に、充実した学校生活を送ってほしいと思います。

 
 
 
 

令和7年3月12日(水)に、1,2年生を対象に「先輩の声を聞く会」を実施しました。

これは、今年度国公立大学や難関私立大学への合格を勝ち取った先輩(3年生)が1,2年生に向けて受験に対するアドバイスや激励をする取り組みです。

1,2年生は、先輩たちのリアルな体験談から、「勉強と部活動を両立方法」、「出願先の大学を決めるときのアドバイス」、「受験までの苦しい時期の乗り越え方」など、受験勉強について多くのことを学びました。

今回学んだことを、来年度以降の生活に活かしてほしいと思います。

 
 
 
 

 令和7228日(金)、第77回卒業証書授与式を挙行いたしました。

 来賓の方々をはじめ、たくさんの方々から御祝電・御祝辞をいただきました。

 校長式辞では、卒業生へのお祝いの言葉と「高校卒業後も皆さんがそれぞれ進む道での学びのプロになってほしい」という激励の言葉が贈られました。

 在校生代表による送辞では、共に過ごした学校生活での思い出や感謝の気持ち、卒業後の人生に向けたエールが送られました。

 卒業生代表による答辞では、勉強や部活動、学校行事など高校生活での数々の思い出と、そこで得た仲間との絆や成長を振り返り、仲間や先生方、保護者への感謝の気持ちを述べられるとともに、「山城高校で学び得た力を携え社会で活躍していきたい」という抱負が述べられました。

 卒業生にとってこの3年間がいかに充実したものであったか、そして3年間でいかに成長したかが伝わる答辞でした。

 多くの来賓の方々・保護者の皆様に見守られる中、盛大な式を執り行うことができました。

 卒業生の皆さん、保護者の皆様、御卒業おめでとうございます。

 
 
 
 

 令和7年2月1日(土)、京都建築大学校にて開催された、令和6年度グローバルネットワーク京都交流会に参加しました。グローバルネットワーク京都交流会は、国際社会に貢献できるリーダーを育成することを目的に、年に1回京都府教育委員会の主催で開催されます。参加校の生徒は、「持続可能な国際社会への展望」をテーマに課題研究を行い、発表・交流を行います。

プレゼンテーションの部では、文理総合科代表生徒が「AI diary」についての発表を行い、特別賞を受賞しました。

論文コンテストの部では、普通科代表生徒の論文「人の印象は視覚から共感力重視に」が、優秀賞を受賞しました。

ポスターセッションの部では、普通科代表グループ2組が「日本と台湾のプラスチック削減政策」、「知覧茶と宇治茶の美味しい飲み方」についての発表を行いました。

生徒たちは、自分たちが研究した内容を多くの人に説明し、意見交流を行うことを通して、深く物事を探求することの楽しさを実感することができたことと思います。

 
 

令和7年1月8日(水)、3学期始業式がオンライン上で行われました。

校長先生からは、「様々な面で、今までとは違う工夫をして取り組むように」と、生徒達のさらなる成長を応援する言葉が送られました。また、「3年生は大学入試に向けて残された時間を有効活用して努力するように」、「2年生はもう3年生が始まったと考えて、自身のさらなる向上を努めるように」、「1年生は学校の中心となって活躍していくように」と激励の言葉が送られました。

また、生徒指導部の先生からは、

・「2学期は自転車事故や遅刻が増加したので、時間に余裕を持った安全な行動をとるようにすること」

・「薬物や闇バイトに関わらないこと」

と注意喚起がありました。

その後、冬休み中に活躍した生徒への表彰が行われました。

今年度も残りわずかとなってきました。来年度、さらに飛躍できるように、充実した3学期にしてほしいと思います。

 
 
 
 

令和6年12月7日(土)文理総合科第1学年の生徒を対象に京都市内でのフィールドワークを実施しました。

同志社大学今出川キャンパスに集合し、平安女学院大学の毛利憲一教授と共に市内の有名な史跡や寺社をめぐり、同教授に京都の歴史について解説していただきました。

烏丸今出川の集合地点より街並みを見て、何か気づかないか。という問いに対して、「この道より、西側だけ電柱がまだ残っている」や鴨川では「鴨川は過去より低くなっており、水害が起こったことにより、治水工事をしている」など自分たちが暮らす京都を、新たな視点で再発見・再認識することができました。

 
 
 
 

令和6年11月23日(土)、先週に引き続き、文理総合科2年生21名が京都府立大学を訪問し、田中 俊一 准教授(京都府立大学 生命環境学部 生命分子化学科 生命構造化学研究室)の遺伝子組換えに関わる特別講義を受け、前回の実験結果を観察しました。

 

大腸菌は、カナマイシンという抗生物質を含む培地では、生育できませんが、カナマイシン耐性の遺伝子をもつプラスミドを取り込むと、カナマイシンを含む培地で増殖できる大腸菌に形質転換します。

今回は、プラスミドを取り込ませていない条件と、薬剤耐性遺伝子を組み込んだプラスミドを取り込んだ条件、薬剤耐性遺伝子とあわせて蛍光タンパク質の遺伝子を組み込んだプラスミド(緑、青、赤のそれぞれ3種類)を取り込ませた条件の、5つの条件で培養しました。

実験は成功し、プラスミドを取り込ませていない条件では、大腸菌は生育できないため観察することができず、プラスミドを取り込ませた条件では、それぞれ大腸菌は増殖し、あわせて蛍光タンパク質を組み込んだ条件では、紫外線を当てることで蛍光を観察することができました。

生徒たちは、実際に蛍光を観察することができ、非常に楽しそうで、対照実験の意義等を質問するなど、大変有意義な時間でした。

 

また、実験後には、生命構造化学研究室に所属している本校卒業生が、研究室での成果としていくつか例を挙げ、自分たちのしている研究が実際にどのように社会に役立っているのかを紹介してくれました。

 

さらに、遺伝子組み換えに関して、倫理的視点だけでなく、進化論的視点や医療からの視点等、あらゆる視点から考え、議論したり、日頃の疑問等をたくさん質問することができ、生徒たちの科学的探究心が育まれました。

 

 

 
 
 
 

令和6年11月21日(木)7限時に、第1学年の生徒を対象に、第37回「山城高校21世紀塾」を実施いたしました。

「山城高校21世紀塾」では、各界で活躍されている山城高校の卒業生にお越しいただき、山城高校での生活や卒業後の歩みなど、その方ならではのお話をしていただきます。

今年度は、トランペット奏者の 谷殿 明良 様(第54回(平成14年3月)卒業)にお越しいただき、『ジャズを学んだ私から皆様へ。』という演題でお話しいただきました。国や年齢を越えて人と繋がることができる音楽の素晴らしさや好きなこと対して真っ直ぐに向き合う楽しさなどをトランペットの実演や御自身の留学の経験談を交えながら御講演いただきました。

生徒たちは、高校生の頃から好きなことに真っ直ぐに向き合い、たくさんの努力をされてきた谷殿様のお姿が、非常に印象に残った様子でした。

 
 
 
 

令和6年11月7日(木)に、第1、2学年を対象に人権学習を実施しました。

第1学年は京都府立盲学校 藤井則之教諭にお越しいただき、視覚障がいをはじめとした「身体障がい」についての講演を聞きました。

第2学年では大阪多様性教育ネットワーク共同代表 土田光子講師にお越しいただき、自分と身の回りに潜む「差別」についての講演とワークショップを実施しました。
自己や他者の大切さについて理解を深め、これからの生き方に繋げてくれることと思います。