アイマスク体験の授業を実施しました。(1年)(2/14実施)

校長コラム

 本校では、地域に住まれている高齢の方・障がいのある方との交流体験をしたり、町内福祉施設の方に出前授業をしていただいたりして、高齢者や障がいのある方への正しい理解と認識を深めること、そして、一人一人が互いの個性や価値観の違いを認め、自他を尊重する態度や実践力を培うための福祉教育に取り組んでいます。先週の水曜日(2/14)、1年で「アイマスク体験」の授業を実施しました。最初に教室で目が不自由な人の暮らしについて考え、どのようなことに困っておられるのか、どういった支援が必要なのかについて考えました。また、目の不自由な人のために社会全体でどのような工夫や取組がされているかについても発表したり担任からの説明を聞いたりしました。その後、アイマスクをする人、介助をする人のペアになり、実際に廊下を往復しました。子ども達は、「何も見えなくて怖かった」「どこを通っているか分からず不安だった」「声かけの仕方が難しかった」等、お互いに感想を話し合っていました。こうした体験をとおして、人のことを思いやる気持ちや目の不自由な人に思いをはせ、自分ができる支援や望ましい社会の在り方について考えるきっかけになってくれればと思います。

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