久美浜学舎
アグリサイエンス科で例年この時期に実施をしている『校内意見発表会』を学年ごとに実施しました。意見発表会とは、農業関連学科に学ぶ日本全国の高校生が全員加入し様々な活動をする農業クラブの行事のひとつで、「農業や環境、食、地域の文化、将来の夢、など」についての自分の考えを5分程度(本大会7分)にまとめ、発表するというものです。全国の農業高校各校では、クラス・学年予選・学校予選を実施し、学校代表生徒が府県の大会(7月下旬実施)、そして地方大会(近畿大会8月中旬)、全国大会(10月下旬)への出場を目指すという大変意味深い大きな取組です。1~3年生、全生徒が6月9日(金)・12日(月)に渡り、それぞれの学年ごとに「本校での農業活動を通じての経験や将来の夢、食料の重要性、食料廃棄の問題など」多岐に渡り自分の思いを力強く発表してくれました。学年が上がるにつれ、多くの経験を積み重ね実体験を踏まえた考えや思いは、聴衆の心に染み入り感動をもたらしました。本校久美浜学舎が重視する『はぐくみたい3つのちから』①主体的に学びに向かう姿勢 ②基本的な知識と技能 ③情報を整理して、伝える力 の集大成とも言える取組となりました。生徒たちは、少しずつ農業の学習を通し、日々、成長してきています。