久美浜学舎

 11月8日(火)、劇作家の平田オリザ先生にお越しいただき、今年度2回目となる演劇ワークショップを実施しました。
 前回は、用意していただいた台本をもとに演じましたが、今回は、場面からセリフに至るまでのすべてを自分たちで考え、寸劇を創作しました。「数学」という言葉を用いることで、その人物が「中学生」もしくは「高校生」だということが伝わり、「宿題した?」という言葉を用いることで「朝の登校場面」を想起させるなど、選ぶ言葉によって場面や人物設定などが描写されるという演劇の面白さを教わりました。
 場面設定、登場人物、セリフなどを平田先生にチェックしていただき、どのグループも個性あふれる寸劇を見せてくれました。2回のワークショップを通して、コミュニケーションの難しさと共に、その奥深さを学ばせていただきました。

 
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