久美浜学舎

 9月29日(木)に体育祭を実施しました。秋晴れの中実施でき、最高のコンディションで競技を行うことができました。過去2年間は3学年混合の縦割りでの実施でしたが、3年ぶりに学年対抗で競技を行いました。

 生徒数の減少に伴って、競技の精選を生徒会で行い、みんなが楽しめる体育祭を目指しました。今年度は個人競技を100mと砲丸投げに絞り、満水リレーを団体競技として追加しました。男子100mでは3年生が貫禄を見せ、多くの生徒が決勝へ進出し、3年生の尾瀨 宗太郎さんがデッドヒートの末、1292の好タイムで優勝しました。女子100mでは1・2・3年生2名ずつが決勝へ進出し、3年生の野村 亜里沙さんが1564で優勝、2年生の野村 恵美里さんが1588で準優勝となり、姉妹でワンツーフィニッシュという珍しい結果になりました。男子砲丸投げは1年生の才田 優さんが上級生や陸上部員を破り、12m18で優勝しました。女子砲丸投げでは、2年生の富田 穂希さんが8m25で優勝しました。

 団体新競技の満水リレーは、バトン代わりのお玉を使ってグラウンド中央に置かれた一升瓶から水があふれるまでリレー形式で水を運ぶ競技です。どの学年も上手に運んだため、なかなか差がつかず、判定も緊張する展開でしたが、僅差で3年生が優勝しました。綱引きでは、2本先取で勝敗を争ったところ、3本目までもつれる対決が多く、そのような接戦を1年生がものにしました。

 午後からは、PTAの方にもチームを組んで入っていただき、玉入れを行いました。生徒たちが苦戦する中、PTAの方たちはみるみるうちにかごに玉が溜まっていきました。結果はPTAの圧勝でしたが、オープン参加のため、優勝は3年生となりました。棒引きも綱引き同様、2本先取で勝敗を争いましたが、すべての試合で3本目までもつれた上に、3学年とも1勝1敗でならび、全学年優勝となりました。今年度は生徒の男女比に大きく差があり、女子の競技数を減らすために棒引きを男子のみとしたため、女子生徒も棒引きに参加したかったと羨ましそうにしていました。最後は16人リレーを行いました。注目競技なので、各学年とも威信をかけて臨みました。スタートダッシュで抜け出した3年生がそのまま駆け抜けて優勝し、100m走で多くの選手が決勝に残った力を発揮しました。

 全競技終了後、有志生徒によるファイナルパフォーマンスが行われました。1・2年生はおそろいのTシャツを制作し、合同でパフォーマンスしました。ペアダンスを行うなど、かわいらしい振り付けで観客を和ませました。3年生は発表者が6人と少人数でしたが、昨年度のダンス発表会で活躍したメンバーが中心となり、素敵なパフォーマンスを見せてくれました。

 閉会式では各種目で表彰が行われ、総合成績では3年生が優勝を果たしました。1年生は個人競技での頑張りや、団体競技でも2種目で優勝するなど健闘しましたが、惜しくも準優勝となりました。2年生は来年は最高学年になるので、より力を発揮することが期待されます。


 
Copyright (C) 京都府立丹後緑風高等学校 All Rights Reserved.