SAGANO BLOG

 本校3年生 塩見颯太さん
   地理オリンピック銀メダル受賞


 第16回科学地理オリンピック日本選手権兼第18回国際地理オリンピック選抜大会の結果が発表され、本校3年生(受験時2年生)塩見颯太さんが見事銀メダルを受賞しました。4月8日の始業式後の伝達表彰で、校長先生から賞状と銀メダルが授与されました。その様子は各HR教室へオンラインで配信されました。本校生徒がメダリストになるのは、2年連続になります。

 銀メダルを受賞した塩見さんは、「自分の大好きな地理で良い結果を残せてよかったです。地理は私たちの生活と直結している学問だと思います。学習すればするほど今まで漠然と疑問に思っていたことが判明して、それが学習の励みになったんだと思います。地理好きの人がいたら、ぜひ自分の好きなことを深めるためにも、参加をお勧めします。」と語っています。

 地理オリンピックは、国際地理オリンピック日本委員会が主催し、日本地理学会・日本地球惑星科学連合・国立研究開発法人科学技術振興機構の共催で実施されるものです。今回はコロナ禍のためオンラインで実施されましたが、例年は公開会場で実施され、京都の公開会場は嵯峨野高校になっています。嵯峨野高校と地理オリンピックの付き合いは2013年に京都で世界大会が実施された際、本校の生徒たちがカルチュラルファンクションの英語での司会役やフィールドワークテストでの英語を使っての案内役として協力して以来となっています。
 今後も嵯峨野高校生が積極的に地理オリンピックにチャレンジしてくれることを期待しています。なお、地理オリンピックの詳細は、次のホームページで確認してください。 https://japan-igeo.com/

 

4月13日(水)、今年度のSSLⅢが始まりました。

3年生はこれまでの研究の集大成の年となります。

1年生のときから研究課題の設定に取り組み、課題に基づくこれまでの研究の中で出会った失敗や成功の積み重ねが遂に実を結びます。

3年生一人一人が、納得のいく形で仕上げてくれることを願います。


切磋琢磨してきた同級生や先生たちと、最後までたくさん話し合い、よりよいものを作っていきましょう。

 

4月12日(火)今年度のスーパーサイエンスラボ(SSL)Ⅱが始まりました。
SSLは、嵯峨野高校 京都こすもす科専修コースの生徒が取り組む探究活動です。物理・化学・生物・校有林調査・数学 の5つのラボ群に分かれて、各自がテーマを設定して興味をもった事象を研究します。
まず、ラボ活動を進めるにあたってのガイダンスが行われ、ラボ活動の進め方や日程の説明を受けました。その後、各ラボ群ごとにそれぞれの実験室や講義室に分かれて、生徒それぞれが探究したいと思ったテーマやその検証方法について発表を行いました。
       
嵯峨野高校のSSLは、誰もやっていないことに挑戦し、生徒が主体的に問いを解決する活動です。
いよいよSSLが始まります!

 

 12月19日(日)、堀場製作所が主催する表題のセミナーが、グループ会社の堀場テクノサービス本社で開催され、本校からは1年生と2年生が1名ずつ参加しました。
 堀場テクノサービスは「はやぶさ2」プロジェクトにおいて、小惑星「リュウグウ」から採取したサンプルの分析プロジェクトに参画していました。今回のセミナーでは、概要説明の後、「リュウグウ」の試料を分析した施設の見学や、実際にプロジェクトに携わられた方から蛍光X線分析装置による分析体験のご指導をいただきました。今回のセミナーが行われた堀場テクノサービス本社は今年2月に完成したばかりで、1~2階にある分析ラボには最新の機器が整然と並んでおり壮観でした。

 後半は、「はやぶさ2プロジェクト」に携わられた大学の先生方や堀場テクノサービスの技術者の方々とZOOMを介して質疑応答などの交流を行いました。未来の研究・技術者を目指す高校生たちは、プロジェクトに関わられた皆様に直接質問をさせていただいたり、北大の圦本(ゆりもと)教授をはじめ、皆様から貴重なアドバイスやエールをいただくことができ、貴重な体験をさせていただくことができました。

 

 12月19日(日)、アジアサイエンスリサーチプロジェクトの第3回本調査を第1回第2回と同様に京都府立丹後海と星の見える丘公園にて実施しました。現地では雨と雪と晴れが10分周期ほどで入れ替わる気まぐれな天候の中でのフィールドワークとなりました。生徒たちは慣れた手つきで自らの調査を進めつつ、各高校のサポートも行いました。


 今回の調査では、本校から在校生8名と卒業生4名が参加し、SSN京都校4校と合同で調査研究を行いました。大自然を感じながら、他校の生徒たちと交流し、協同して調査を行った本調査は生徒たちにとってより良い学びの場となったことと思います。


 これにて、令和3年度のアジアサイエンスリサーチプロジェクトの調査は終了となります。3回の本調査で得られたデータは共有し、取りまとめて、来年度のみやこサイエンスフェスタや各発表会にて発表します。

残雪と日本海と晴天
土壌の透水性調査の様子
土壌水分含有量調査の様子
閉会式
 

12月12日(日)に、SSH重点枠事業である、アジアサイエンスリサーチプロジェクトの第2回本調査を実施しました。

嵯峨野を含めたSSN京都校5校が合同で、森林・土壌に関する調査を行いました。

嵯峨野高校生は12名の参加で、自らの調査研究を行いつつ、SA(スチューデントアシスタント)として、他校生徒の研究のサポートも行いました。

生徒たちは精力的に、そして機敏に活躍したので、予定していたデータ及びサンプルをとることができ、無事に終了しました。

舞台は京都府立丹後海と星の見える丘公園です。右奥に天橋立も見えています。
たくさんの調査機材を学校から運びました。
担当教員と作業工程の確認。
これは土壌の透水性を調べている様子です。
 

12月11日(土)、舞鶴市の西駅交流センターにおいて、本校のSSH重点枠事業「海の京都サイエンスフェスタ」を実施しました。
当日は、京都府立福知山高校、京都府立西舞鶴高校、京都府立宮津天橋高校の生徒が発表しました。
また、今年はオンラインとのハイブリッド開催です。本校からは、京都こすもす科1年生と2年生157名の生徒がオンラインツールを用いて、発表動画を視聴し、質疑応答をするという形式で参加しました。
他校の発表を見ることにより、2年生は自らの研究課題の参考に、1年生はラボ選択と研究課題の設定に役立てます。

開幕前の会場です。
開会式の様子です。
オンライン発表会の画面です。
 

11月21日(日)、アジアサイエンスリサーチプロジェクトin 京都 第1回本調査を京都府立丹後海と星の見える丘公園で実施しました。本校からは、サイエンス部と校有林調査ラボの生徒7名が参加し、自らの研究活動を行うとともに、他校の生徒とも協働した研究を行いました。また、本校の卒業生3名がティーチングアシスタントとして参加しました。


本校生徒の研究テーマは「地形と土壌透水性」です。


参加生徒は、ポカポカした晴天の中、積極的に活動することができました。

舞台は京都府立丹後海と星の見える丘公園
開会式
作業工程と安全の確認
土壌貫入強度の測定
土壌三相分布計による測定
 

11月20日(土)に、第11回科学の甲子園の、京都府予選会が開催されました。


京都府予選の詳細はこちら


嵯峨野高校からは、京都こすもす科専修コースの2年生8名が予選会に参加しました。

本年度は京都府全体で11チームの参加で、各チーム真剣に予選問題に取り組んでいました。

選考結果は12月頃に発表されるそうです。


予選終了直後の参加メンバーです。(予選会場にて)

 

 11月13日(土)ルビノ京都堀川を会場に、SSH重点枠事業「みやびサイエンスフェスタ」が京都府教育委員会・京都府立嵯峨野高等学校主催により開催されました。日頃、自然科学探究活動を行っている生徒が、研究成果に関するポスター及び動画を作成して発表しました。今年は、京都府立高校のSSH指定校と、SSN(スーパーサイエンスネットワーク京都)校のうち南部6校、園部高校、北嵯峨高校の計8校、ポスター数83件の発表となりました。

 感染拡大対策を徹底した上で、生徒は発表者のみの来場としました。また、LINC BizというWEBプラットフォームを用いて、事前に研究成果のポスターと動画を閲覧できるようにし、当日会場では質疑応答のみ行いました。

 対面・オンラインともに、多数の人と活発に議論を交わすことができ、非常に有意義な活動となりました。来年6月の最終発表に向けて、今後一層研究を進めていきます。

 また、11月13日当日の午前には、京都府立洛北高等学校、桃山高等学校と合同で、3校合同SSH成果報告会を開催しました。全国より多数の視察者が来られ、今後のSSH事業をより充実させるにあたって、様々な御意見をいただきました。

 

11月13日(土)の10時から12時までの日程で、西陣織会館を会場として、SSH重点枠事業「令和3年度京都マス・ガーデン」を実施しました。

これはスーパーサイエンスネットワーク(SSN)京都の関係校の生徒達による、数学の課題研究についての中間発表会です。

府立高校7校から25本の発表があり、関係生徒約70名が参加しました。

内容は、中間発表としてのポスターセッションですが、今年は初の試みとしてオンラインと対面とのハイブリッド形式で開催しました。

各校の参加者は事前にオンライン上へポスターデータと発表の動画(音声)を掲載し、事前にお互いの発表を確認してから、会場へ集まって対面で質疑応答を行いました。

会場では非常に活発な質疑応答が行われ、進行担当が休憩や終了の合図をかけにくくて困るほど、大変な盛り上がりでした。

7月の「マス・スプラウト」において探究テーマについての交流をしたこと、事前に発表をオンラインで確認してから臨んだことで、お互いに内容を知った上で、中身の濃い交流ができたのではないかと思います。

さらに、高校生同士だけではなく、京都大学の大学院生、各大学の研究者の先生方、全国のSSH関係校から視察に来られた高校の先生方も、オンライン・対面ともに質疑に加わっていただきましたので、参加生徒にとっては非常に充実した取組となりました。

併せて、高校教員対象の教員研修会も実施し、探究活動の評価について、各校の取組等を交流する時間も設定しました。


■開会行事の挨拶。フロア全体に分散して実施しました。

■質疑応答の様子です。質問したいと思っても順番待ちになるポスターもたくさん!

■こちらは、隣の部屋で実施した教員研修の様子です。

今回のポスターセッションによる交流を経て、これからの探究がマスマス深まることでしょう!

 

10月16日(土)の午後、国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)主催、嵯峨野高校共催で、第34回JST数学キャラバンを実施しました。

大学の研究者から、最新の数学の研究成果がどのように身の回りに活用されているかや、ご自身が高校生活を過ごす中でどんな出逢いがあったのか等、ご講演をいただきました。

【講演内容等はこちら】


通常は全国各地を行脚しての講演会ですが、今回はコロナ禍ということもあり、Zoomミーティングを用いたオンライン開催という形式での実施でした。

嵯峨野高校だけでなく、京都府内の10校の高等学校から、数学に興味のある生徒達が参加しました。
高校生たちは講演を熱心に聞き、各講演の後や、最後の情報交換会の場でも積極的に質疑応答に参加し、たいへん有意義な時間が過ごせました。

内容は高校生向けだったのですが、数学科教員の参加もあり、教員自身にも非常に楽しい時間となりました。

 

 9月30日(木)7限に、京都こすもす科専修コースの1年生に対してSSL(スーパーサイエンスラボ)Ⅰのガイダンスが行われました。
 SSLは、本校京都こすもす科専修コースの生徒が3年間をかけて、生徒それぞれが課題・テーマを設定して、探究活動をおこないます。すでに分かっていることを調べたり、確かめたりするのではなく、誰も確かめていない、どこにも答えが書かれていないことを明らかにしようという取り組みです。難しいことは言うまでもありませんが、その分やりがいがあります。

 最初に、橋長 正樹校長先生が挨拶され、ラボ活動の意味や目的を話されました。

 次に、教務部SSH担当PL(プロジェクトリーダー)の谷口 悟先生が、今後のスケジュールや、ラボ活動の進め方、研究者としての姿勢・研究する上でのルールなどについて説明されました。

 1年次の後期より基礎実験をおこなったり、論文の読み方のレクチャーを受けたり、探究活動に取り組むための準備の活動をおこない、2年次より本格的に探究活動を開始します。多くの生徒が探究活動を楽しみにしており、期待を膨らませているようです。

 

 9月14日(火)、校有林調査ラボとサイエンス部の生徒が日本土壌肥料学会にて、日頃の成果を発表しました。本年度は、オンラインで開催されました。
 発表タイトルは、「大気中のラドン濃度と地震の関連性 ~嵯峨野高校校有林でのラドン濃度測定~」「緑のダムの貯水能 ~土壌断面調査と土壌透水性~」
質疑応答がチャット形式でありましたが、すぐに慣れ、しっかりと質疑応答が出来ていました。

 

 8月4日(水)、表題の研究発表会が神戸国際展示場で開催され、全国のSSH校を中心とした多数の高校から代表生徒が参集し、研究発表を行いました。本校からも代表生徒の3年生1名が「簡易煙風洞におけるカルマン渦の可視化と渦制御板によるその抑制」というタイトルでポスター発表を行いました。昨年度はコロナ禍により参集開催は見送られましたが、今年度は発表会場を拡張し、日程を分野により2日に分けて参加者数を抑え、さらに発表者と聴講者の距離をとる工夫をするなど、様々な感染対策のもとに実施されました。8月4日は【物理・工学】【情報・数学】および【地学】分野に関する92件のポスター発表が行われました。本校発表は、残念ながら分野別代表校には選ばれなかったものの、装置改修の工夫による非常にクリアなカルマン渦の可視化画像など、審査員の方々に好評価をいただきました。

 

 7月30日(金)にSSH事業のひとつとして表題のサマーセミナーを開催しました。今年は新たに「地理地学丹後巡検」のコースを設定し、1年生17名、2年生11名の希望者が参加しました。

 当日は天候に恵まれJR亀岡駅を出発し、天橋立―伊根―屏風岩―琴引浜―郷村断層をめぐりました。

 巡検の楽しみのひとつは車窓からの見学です。新たな取組として、生徒を乗せた2台のバスをリモートワークツールで繋ぎ、引率教員が車窓からの眺めを解説しました。2年生はスマートフォン、1年生の多くはBYODで導入したiPadを使っていました。


 生徒は、現地を見学し、本物を見ることにより、これまで教科書等で学んだ地理学や地学の知識を確認するとともに、積極的に質問することができました。

リモートワークを用いた解説
天橋立 ー 砂州と植生
伊根 ー 地形と舟屋
屏風岩 - 海岸段丘と岩脈(Dike)
琴引浜 ー 鳴砂と鉱物
琴引浜 ー 記念撮影
郷村断層 ー 地震と活断層
 

 7月30日(金)に、SSH事業の一環として表題のサマーセミナーを実施しました。昨年度はコロナ禍の影響により開催が見送られましたが、今年度は、1年生の参加希望者の他、昨年参加できなかった2年生の希望者併せて44名が参加しました。
 午前中は、大阪大学大学院理学研究科の川畑教授にご来校いただき、「原子核の世界~フェムトワールド」についてご講義をいただきました。同じ元素でも質量の異なる原子核(同位体)が存在し、核分裂や核融合で原子核の質量が変化することでエネルギーが放出されること、この宇宙に存在する原子核の存在比が宇宙の始まり「ビッグバン」と大きな関わりがあることなどかなり詳細で高度な内容を非常にわかりやすくご講義いただく一方、放射線をただ怖がるのではなく、科学をしっかり理解して「賢い消費者」になることが重要であり、しっかり勉強して欲しいとのメッセージもいただきました。

 午後はバスに分乗して、阪大の核物理研究センターに訪問させていただきました。
 まず、保坂教授からは、大阪大学の歴史と深く関わっている湯川秀樹博士をはじめとした偉大な物理学者のお話に始まり、「小さなものを見るためには大きなエネルギーが必要」であること、科学の面白さについてご講義をいただきました。続いて福田教授から、なぜ「小さなものを見るためには大きなエネルギーが必要」なのかについてより詳細な説明があり、さらに加速器で作られた原子核が、阪大病院での新しいガンの治療法に使われていることなど、医学的にも重要な研究成果についてご講義をいただきました。
 最後に3班に分かれて、それぞれの班の先生方からご説明をいただきながら加速器の見学を行いました。2000トンを超える巨大なリングサイクロトロンを始めとした、巨大かつ複雑な装置群からなる実験施設は、スケールのみならず随所に高度な知恵と技術が集積されていることをご説明いただき、ただただ圧倒されました。参加生徒は、科学の面白さ、科学の可能性と役割について考える良い経験を得ることができました。

 

 7月18日(日)、SSH重点枠事業「令和3年度アジアサイエンスリサーチプロジェクト(ASRP)事前調査」が実施されました。舞台は昨年同様「京都府立海と星の見える丘公園」です。
 本校生徒(スチューデントアシスタント, SA)と卒業生(ティーチングアシスタント, TA)は、前日7月19日(土)から現地入りし、準備にあたりました。参加生徒はスーパーサイエンスネットワーク京都関係校のうち6校より、42名です。コースは、研究コース・巡検コースおよびSAコースとTAコースです。研究コースの生徒は、研究課題の設定から取りまとめ・発表を行います。巡検コースの生徒は、森林調査を体験します。SAコースは、自らも研究に取組むとともに、各校生徒の研究補助を行います。
 前日準備は、安全確認と昨年度の研究サイトを整えることを中心に進みました。現地を含め、森林環境調査経験の豊富なTAも手伝ってくれました。
 現地では、新型コロナ対策はもちろん、熱中症対策も必要な環境です。とはいえ、森林調査です。長袖長ズボン、そしてヘルメットとスパッツは必須です。
 天候は良く暑い中、しっかりと準備および各校の補助の活動ができていました。
本プロジェクトでは、9月25日(土) - 26日(日)に本調査を実施します。参加生徒は、各校での成果報告や、学会での発表を目指して、主体的に研究を進めていきます。

挨拶と安全確認
巡検に出かけます
巡検地点の確認
少し先に天橋立
装備を確認し入山
土壌断面の整形
 

 7月11日(日)に、SSH重点枠事業の一環として、令和3年度「京都マス・スプラウト(数学の探究テーマ交流会)」を開催しました。
 昨年度から新たに始めた事業で、スーパーサイエンスネットワーク京都関係校の生徒69名が、数学の探究テーマについての情報交換・交流を行うものです。

 当初は実際に集まって交流という形式を考えていましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、昨年度に引き続き Zoom での交流会となりました。 
  Zoom のブレイクアウトセッションを利用し、7つのグループに分かれて、京都大学の大学生にも助言者としてグループに入っていただき、これから取り組む探究テーマについてお互い意見交換を行いました。
 関係各校の生徒や助言者がオンライン上で繋がり、資料も共有しながら情報交換を行い、たいへん有意義な時間を過ごすことができました。
 秋には「京都マス・ガーデン」として中間発表会を予定しています。

 掲載した写真は、嵯峨野高校内で、橋長校長先生の開会挨拶(上)、PCやタブレット越しに意見交換をしている様子(中段)、園山副校長先生の閉会挨拶(下右)です。

 

6月11日(金)6~7限に、表題の研究発表会(略称SSGF)が開催されました。SSGFは、スーパーサイエンスラボ(SSL)とアカデミックラボ(AL)の合同課題研究発表会です。従来別々に実施していたALとSSLの発表会を、今年度は初の試みとして同時に実施いたしました。当日は、自然科学系テーマ46件、人文社会系テーマ42件に関する研究成果を3年生全員が全30会場に分かれて発表し、2年生全員が聴講・質疑応答に参加しました。合計88件中、57件は発表および質疑応答が英語で行われました。生徒達は緊張しながらも、真剣に活動に取り組みました。
また、この発表会に先立ち、アカデミックラボに関しては、オンライン版発表会も開催しました。これは、プレゼンテーション動画と発表スライドをGoogle Classroomを利用して2年生の生徒に共有し、コメント・質問等でやりとりをするというものです。ここには、アメリカフロリダ州のジュピター高校や様々な国出身の京都大学大学院留学生も招待し、コメント欄を利用して活発にやりとりを行いました。コロナ禍でもオンラインを利用することで、英語でのやりとりを経験する機会を作り出すことができ、その難しさとやりがいを味わいました。
※)本取組は、SSH関連事業の1つとして実施しました。

開会のあいさつ
開会のあいさつ(リモート配信)
発表の様子①
発表の様子②
発表の様子③
発表の様子④
発表の様子⑤
発表の様子⑥
発表の様子⑦
発表の様子⑧
発表の様子⑨
閉会のあいさつ
 
 
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