嵯峨野高校の芸術『工芸』の授業を紹介します。
嵯峨野高校の芸術は、1年次に音楽、美術、工芸(染色)、工芸(陶芸)から1科目選択します。
『工芸』が染色と陶芸に分かれて開講されている学校は珍しく、芸術の専門学科以外では、京都府唯一だと思います。
1年間を通じて学ぶ工芸。今回は陶芸の授業の様子をお見せします。
電動ロクロは15台あります。1人1台で思う存分作陶できます。
休憩時間も黙々と集中・・・土の触感が心地よく、夢中になります。
全員初めての経験ですが、お互いにコツを教えあったり、工夫しながらお茶碗サイズの器を目指して制作します。
こちらは手びねりでのマグカップを制作中。「手になじむかたち」がテーマの課題です。工夫を凝らしたデザインのカップが出来上がっています。丁寧に作業することで愛着も沸きます。
成形を終えた作品たち。窯に入れる前によーく乾燥させます。
作品は嵯峨野高校自慢の電気窯で焼き上げます。陶芸実習室の施設設備は、芸術大学並みです。以前訪問された芸術大学の先生も驚かれていました。
ぜひ、学校説明会に来て実際に施設を見ていただければと思います。
中学3年生対象「学校説明会」に向けて、ボランティアスタッフの第1回ミーティング(顔合わせ)が行われました。
本校の説明会は在校生が重要な役割を担ってくれます。
当日の受付、案内、誘導、司会進行、施設見学の際の説明の他、在校生による生徒相談etc
今後2年生を中心にリーダーを選出して、自分たちに何ができるか、どのようにお迎えするかについてミーティングを重ねていきます。
新たな企画や、ささやかな気づきが生まれる瞬間です。
この会に同席したある教員の言葉を紹介します。
「自分たちの学校の良さ、ありのままの姿を、正しく中学生の皆さんや同伴される保護者の方々に伝えるためには、まず自分のこと、自分自身について見つめ直すことが大切です。自分の普段の学校生活を振り返ってみてください。」
例年1年間の活動を通じて、彼ら自身は無論のこと、集団としても大きく成長してくれます。
今年の学校説明会は7月16日・17日(受付は6月14日開始)です。この日に向けて準備を整えていきます。
「明日は弁当ないし、これで何か買って食べといて」
「うん」
「ごめんな、最近忙しくて」
「別にええよ。学食あるし」
口数は少ないものの、通じ合っている、こんな会話はどこの家庭でもおありでしょう。
ある朝、券売機前で出会った1年生、彼はいつも始業の1時間くらい前に登校して、朝の静かな教室で自習をするそうです。
いつもはお家の方にお弁当を作っていただいているそうですが、
この日は都合で学食へ。登校して、すぐに食券を購入していました。
1日の予定を考えて、無駄なく過ごすための行動です。
午後から3時間の授業と放課後の部活動のエネルギー源確保。
今日も目一杯の一日が始まります。
嵯峨野高校は朝8:35からSHR(ショートホームルーム)があります。
上記の様に学食もあります。(現在はコロナ禍でテイクアウト販売のみ)
1学期中間テスト中、1年生にとっては高校生活初の定期テストです。
大会直前以外の部活動は活動休止です。
放課後
主たちのいない、無色・無音のグランド
体育館
テニスコート
格技場
明日26日でテストも終了
上の施設のほかプール、トレーニング室など、
いつもの音が響き渡る日常に戻ります。
7月16日・17日の中学3年生対象学校説明会では、部活動見学も予定しています。
薔薇の季節も終盤です。
毎朝、誰もが通る昇降口、その奥に1枚の額が飾られています。
CM等様々なBGMでもおなじみの「ばらが咲いた」の歌詞が書かれています。
何年も前、当時の校医の先生から寄贈していただいたものです。
「ばらが咲いた、ばらが咲いた、真っ赤なばらが...」
冒頭の歌詞は年代を問わず、多くの人が口ずさめるものです。しかし2番となると??
「ばらが散った ばらが散った いつの間にか、ぼくの庭は 前のように 淋しくなった」
この歌の主人公は、文字通り薔薇色の人生から一転、悲しい状況に。
しかしながら続きの歌詞では、
「淋しかったぼくの心に ばらが咲いた。ばらよばらよ 心のばら いつまでも ここで咲いてておくれ」
「ばらが咲いた ばらが咲いた ぼくの心に、いつまでも散らない 真っ赤なばらが」
部活動に打ち込んできた生徒たちにとって、大事な試合の季節です。
3年生にとっては高校生活最後の試合でもあります。
中間テストもあり、計画的な学習による両立を目指して、踏ん張りどころです。
嵯峨野生はこれからどのような花を咲かせてくれるのか。
楽しみの蕾が膨らみます。
5月22日、京都市植物園の「嵯峨野」も蕾でした。
令和3年 第20回「こすもす杯」中学生英語朗読コンテストの予選への応募が始まりました。
昨年度、新型コロナウイルス感染症の感染状況を鑑みて実施を見送った「こすもす杯」は、今年度より「朗読コンテスト」として新しい形式となりました。「朗読コンテスト」では、初見の英文を理解、解釈する理解力に加え、それらをジェスチャーや声音を用いて豊かに伝達する表現力を審査します。英語が好き! 表現力に自信あり! 英語力を鍛えたい! と思ったら、ぜひ「こすもす杯」にチャレンジしてください。英語力に磨きがかかります!
予選応募締切は8月20日(金)、本選は9月25日(土)です。
予選から本選までの詳細は「こすもす杯」応募サイトにてご覧ください。
https://bit.Ly/cosmoscup
*画像2枚
「第20回こすもす杯中学生英語朗読コンテスト応募サイト」
日頃は、本校教育について御理解と御協力をいただき厚くお礼申し上げます。
さて、例年実施しております「こすもす杯中学生英語暗唱大会」について、現在発生している新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、協議の結果、開催中止を決定いたしましたので、お知らせいたします。
たくさんの生徒達をはじめ、参加者、関係者の健康・安全面を第一に考慮した結果、中止することにいたしました。開催を楽しみにしてくださった皆様には、御迷惑をおかけしますが、御理解をいただきますようお願い申し上げます。
今回は校舎の外を中心に様々な施設を紹介します。3年間の高校生活を快適に過せる環境が整っています。
本校は入口が3か所(正門、東門、南門)あります。
校内には様々な樹木が植えられています。そのため、緑が多く1年を通じて季節の変化を感じることができます。
今回は、校舎内を中心に様々な学校施設を紹介します。
今回は、図書館での企画や活動について紹介します。(写真は全て昨年度の様子です。)
■嵯峨野高生の活動を発信 ~部活動コラボ企画~
図書館は「人が集まる場所」。生徒のみなさんの活動を紹介する場所でもあります。
ライブラリーコンサート(吹奏楽部・軽音楽部)や、作品展示(写真部・デザイン工芸部)、文芸部誌の展示配布などをおこなっています。
昨年度は、茶道部活動紹介ポスターとあわせて関連図書を展示しました。
■本との出会い ~図書委員会活動・読書週間~
図書館は「新たな一冊と出会える場所」。図書委員会による展示や企画を通じて、様々な本を紹介します。
また、10月末の読書週間では、おすすめ本紹介のほかに、しおりデザインコンテストや、さがしものゲームなどをおこないます。
・おすすめ本紹介:生徒のおすすめ本にはPOPを、教職員のおすすめ本には、推薦文の入った本の帯(図書委員作成)をつけて紹介します。
・福袋貸出、おくすり本:図書委員がテーマを決めて本をセレクトします。袋の中身は借りた人だけのお楽しみです。
■図書館から広がる世界 ~ラボ関連企画~
図書館は「学びの場所」。授業時以外にも「探究のタネ」がきっと見つかります。
・プチラボ:外部ワークショップに参加した生徒によるプチ報告会や、発表会資料の展示
・SSHラボ・サイエンス部:発表会でのポスター展示
・「絵本を届ける運動」:過去2年間、図書館は「絵本を届ける運動」(公益社団法人シャンティ国際ボランティア会主催)に参加しました。この運動は、日本の絵本に現地語の翻訳シールを貼りつけて、アジアの国々に送る活動です。本校はミャンマーに送るビルマ語の翻訳絵本を作成しました。資料展示コーナーでは、JRC(青少年赤十字)部がミャンマーについて調べてポスターにしました。
図書館企画は、嵯峨野高生と教職員のみなさんの活動に支えられています。
楽しくて居心地の良い空間になるよう、今後も取り組んでいきます。
中学生のみなさん、こんにちは。今回は嵯峨野高校図書館をご案内します。
図書館は、校舎2階の渡り廊下に面しており、立ち寄りやすい場所にあります。
館内は、閲覧室(校舎2階)とロフト・AVホール(校舎3階)のフロアがあります。
■閲覧室
図書館の蔵書(約3万3千冊)のうち、約2万冊がこのフロアにあります。
本棚も高さが抑えられており、明るく開放感のある空間です。
机は窓側にあり、景色を眺めながら読書や学習ができます。季節によっては、昼休みにBGMが流れます。本棚の間の読書シートも人気です。
■カウンター(左):本の貸出返却や、蔵書検索、資料の相談などをおこないます。時折現れるパズルコーナーが人気です。昨年度はルービックキューブの達人、知恵の輪の達人が複数名登場しました。
■新聞・雑誌コーナー、絵本コーナー(右):高校図書館にも絵本はあります。懐かしい気持ちになって読み返したり、アートとして楽しんだりできます。過去に絵本の翻訳コンテストで入選した本校生徒の作品もあります。
■展示:季節や行事、授業にあわせた各種展示をおこなっています。
階段をあがって上の階へ
ロフト・AVホールは、授業やラボ、図書館企画などで利用します。
■ロフト(左):少人数での授業や、グループワークの際に利用されます。昨年度の企画では、カードゲームを用いた先生との交流会や、ものづくりワークショップなどをおこないました。
■AVホール(右):プロジェクタ・スクリーンのある部屋が2つあります。発表やプレゼンテーションの練習などでも利用されています。
ロフトから見た閲覧室
嵯峨野高校図書館にお越しの際は、ぜひお気に入りの場所を見つけてください。
次回は、図書館での企画や行事について紹介します。
前回に引き続き、理科施設の紹介をします。
今回は地学と物理です。
地学実験室にはプラネタリウムと地球科学に関する実験器具、標本(化石・鉱物・岩石)、天体観測機器等があります。
プラネタリウム(直径4m、40人収容)/ 鉱物と岩石の標本
気象観測室には、「天体望遠鏡」、「3Dプリンター」等を備えています。
天体望遠鏡/3Dプリンター
物理実験室には「光学台」を始め、物質の運動・構造、熱・光・音・電磁気(でんじき)の作用に関する実験器具・測定器等を置いています。
光学台
分光室(ぶんこうしつ)には「スペクトロメイトシステム」等があり、光を分析することができます。他にも電気信号を波形として表示する「オシロスコープ」等があります。
スペクトロメイトシステム/ オシロスコープ(波形測定器)
電子X線室には「ミリカン電気素量測定器」や「電子の比電荷測定器」、「X線装置」があり、電子に関する実験を行えます。
ミリカン電気素量測定器(みりかんでんきそりょうそくていき)/ 電子の比電荷測定器(でんしのひでんかそくていき)
2回に分けて理科施設を紹介しました。
実験室や実習部屋にあるこれらの実験器具や研究機器等は、授業内での実験を始め、探究的な学習(本校では"ラボ"と呼ばれています)等で使用されています。
これらがあることで研究対象の幅が広がり、様々な手法で実験を円滑に進める事ができます。
今回は嵯峨野高校の理科施設をご紹介します。
高校で学ぶ理科は分野が分かれ4科目(物理・化学・生物・地学)になります。
そのため理科実験室が4つあり、それぞれ特性のある部屋になっています。
理科施設の配置図
本校の理科施設は他の高校にはない大きな魅力があります。それは実験室に加えて、更に2つ、実習用の部屋があり、それらの部屋に様々な研究機器等が設置されているところです。
今回は化学と生物の施設を紹介します。
化学実験室には、2台の「ドラフトチャンバー」が設置されており、安全に実験を行えます。
ドラフトチャンバー(局所排気装置)
分析化学室(ぶんせきかがくしつ)には「電子天秤」や「光度計」等を備えています。
分析用電子天秤/蛍光分光光度計(けいこうぶんこうこうどけい)
生物実験室には様々な「顕微鏡」を備えています。
(写真左から)実体顕微鏡、光学顕微鏡(単眼)、光学顕微鏡(相眼)2台
恒温恒湿室(こうおんこうしつしつ)には「オートクレーブ」や「インキュベーター」等が設置されています。
オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)/インキュベーター(孵卵器)
栽培飼育室です。
現在メダカやイモリ等の教材生物の飼育をしています。
次回は地学と物理の施設を紹介します。
本校では、9月の上旬に、2日間に渡って文化祭が行われます。1年生はホールにて20分のパフォーマンス、2年生は体育館にて40分の演劇、3年生は体育館にて15分のパフォーマンスに取り組みます。時に喜び、時に涙し、ぶつかり合いながら、各クラスが1つの作品を作り上げていきます。「文化祭は、一番印象に残っている行事」、と語る生徒も多数います!
詳しくは、SAGANO BLOGトップページ[カテゴリ選択>学校行事]から御覧ください。
本校では、9月の下旬に体育祭が行われます。全クラスを色別の4団(赤、青、黄、緑)に分け、それぞれの団が優勝を目指してがんばります。嵯峨野生が、学年、クラスの垣根を越え一致団結します!そんな姿を見るのが、我々教員も大好きです!
詳しくは、SAGANO BLOGトップページ[カテゴリ選択>学校行事]から御覧ください。
本校では、1年生の1月に学年全員でシンガポールに研修旅行に行きます。在校生も3年間の中で最も楽しみにしているイベントの1つです!現地の学校との交流、市内観光、シンガポールフィールドワーク、セントーサ島研修、ナイトサファリ訪問、などを行います。
詳しくは、SAGANO BLOGトップページ[カテゴリ選択>学校行事]から御覧ください。