本校に自習室が出来たとき、当時の進路指導部の職員の方が、頑張る生徒のために、不要になった封筒を使って「消しゴムのかす入れ」を作ってくださいました。
勉強が終わった後も、次の人のことを思いやる人になって欲しい。
そんな願いからです。
時は流れて、今年も4月18日から3年生対象の進学補習が始まっています。
補習教室でも自分の机と違う机で受講し終えた彼ら、彼女らは、消しゴムのかすを手ですくい、ゴミ箱へ運んでいました。
大切な思いは受け継がれています。
今日は学校行事の一日です。
2,3年生は2年ぶりに実施となる野外活動です。3年生は神戸へ、2年生は奈良で班別活動です。
2年生にとっても3年生にとっても、入学後初めての野外活動となります。昨日のLHRでは、班行動の計画を楽しそうに相談しあう生徒の姿が見られました。
↑1年生だけの校舎はやはりがらんとしています。
↑今日は静かな談話スペース。いつも早朝から下校時刻まで自習や生徒同士で勉強を教えあっていますが、今日はさすがに誰もいません。
昨日から今朝にかけて雨模様でしたが、昼にかけて晴れるとのこと。いつも頑張る嵯峨野高校生、今日はぜひ楽しんできてほしいと思います!
1年生は終日、校内でステップアップセミナーⅢです。
午前中は校歌指導や防災訓練(動画視聴)、デジタルシティズンシップの講義、特別講師の先生による講演会、午後は「問づくりワークショップ」と盛りだくさんです。
写真は嵯峨野高校自慢のスタジオから各HR教室にyoutube配信する様子です。
それぞれの学年が充実した活動になりますように。
「こどもの読書週間」に関連し、春の図書館企画として、LibraryConcert(吹奏楽部)、LibraryKyogen(狂言部)を開催しました。生徒たちの活動に触れ、普段とは違う雰囲気の図書館を楽しんでもらう機会となりました。
LibraryConcertは、少人数での合奏を2日間行いました。出演者と観客の距離をとり、決まった位置で鑑賞してもらう環境にしています。
LibraryKyogenでは、演目「棒縛」が披露されました。
入場者数を限定しての開催でしたが、これからもたくさんの生徒や教職員に見に来てもらいたいです。
また、図書館では、部活動での作品や、探究活動での成果物や発表ポスターの展示などをおこなっています。図書館を通して嵯峨野高生たちの活動を知ってほしいと思います。
今年度最初のサタディチャレンジの日です。
嵯峨野高校では、基本的に毎週土曜日を自習室開放日としており、生徒たちは静かな環境の中で主体的に学びに向かっています。
自習室では、入学したばかりの1年生から、受験生の3年生まで多くの生徒が利用している姿が見られました。
4月11日(月)7限目のLHR時に3年生対象の進路アッセンブリーを実施しました。今年度も新型コロナ感染症拡大防止の観点からHR教室でライブ配信の動画を見ながら説明を聴く形式となりました。進路指導部長の野口先生より、進路指導部員の紹介、年間の模試・実力テストの内容、平常補習の受講に向けた心構え、進路資料室の利用法などについて話がありましたが、どのクラスでも気持ちを引き締めて各自の進路実現に向けて頑張っていこうといった、真剣な様子が伝わってきました。
冬の図書館は、図書委員の活動をはじめ、様々な取組みを行っています。
年始企画では、図書委員企画班作成の「おみくじ本」貸出を行いました。くじで引いた番号の袋を借りると、なかに運勢を記したおみくじと関連本が同封されています。16袋用意しましたが、なんと3日で!完売しました。
<展示初日>/<3日後>
現在は「源氏物語恋みくじ」を置いています。アカデミック・ラボ「京・平安文化論ラボ」の過去の活動で作成されたものです。源氏物語のストーリーになぞらえた54種類の結果が用意されています。おみくじの紙には、お香(こちらも同じく、ラボで考案した源氏物語オリジナルお香)が焚きしめられており、雅な香りに心が落ち着きます。
<源氏物語恋みくじ> /<源氏物語オリジナル和菓子紹介>
同コーナーでは、今年度ラボでデザインした「源氏物語オリジナル和菓子」(2022/2/4ブログ記事参照)の紹介も展示しています。デザインに込められた意図や思いもご覧ください。
図書委員テーマ展示では、「元気になれる!」「タイトルの中に???が!?」を実施中です。
また、図書館は授業でも利用されています。
3学期は、「家庭基礎」グループ発表準備や、「染色」図案調べなどで利用されました。「家庭基礎」では、図書や新聞記事、Web情報を併用してタブレットで資料作成を行いました。
寒い日が続き、廊下を歩く生徒も足早になっています。校内の移動は寒いでしょうが、ちょっと足をのばしての来館を図書館は待っています。
9月9日(木)7限目に、3年生を対象に、第1回大学入学共通テスト説明会を行いました。受験案内を配布し、志願票の書き方や検定料の払い込みについて説明しました。来年1月の共通テスト本番に向けいよいよ出願準備に入った3年生のみなさんの、引き締まった表情が印象的でした。
1年生が学習用タブレット端末を手にしました。
6月21日(月)・22日(火)の2日間の「情報」の時間を使い,digital citizenship や嵯峨野高校での端末利用にあたってのルールやマナーを確認した後,全クラスで端末が配付されました。機器や通信環境の不具合が心配されましたが,全員の端末がサクサクとネットにつながり,さっそく学校管理のクラウドにあるアンケートに答えるなどの作業を行いました。今後は,従来から行っていた探究活動や国際交流等での活用だけでなく,普段の授業や家庭学習においても,文具の一つとして自在に扱えるように学校としても大いに利用していきたいと考えています。
5月6日(木)、第2学年アッセンブリーを行いました。内容は、①各クラス担任からの挨拶、②副担任紹介、③学年の目標確認、④1年間のスケジュール確認、⑤校歌解説、⑥嵯峨野高校70周年記念誌解説、⑦SNSについて、以上の7点でした。
各クラス担任からは、新クラスの生徒のみならず学年の全生徒に向けて、熱いメッセージを送りました。その後、学年の目標として" 三兎を得る " を掲げ、" 勉強 " にも " 学校行事 " にも " 部活動 "にも(この三つを三兎と呼びます)、これまで以上に熱中しようとアピールしました。また、今年一年間のスケジュールを俯瞰し、ゴールから逆算して計画的に過ごすように伝えました。 さらに、休校等の影響で実施できていなかった、校歌の歌詞解説や嵯峨野高校70周年記念誌の解説、SNSに関する情報共有も行いました。
" 三兎を得る "! 今年も、充実した一年にしましょう!
生徒たちには、昼食を取る前に必ず手を洗うように伝えています(コロナウィルス感染防止の観点からも)。混み合わないように手洗い場として、地学実験室等も開放してもらっています。みんなきちんと手を洗えていました!
今週から部活動見学が始まりました。
新1年生は様々な部活を見学して回ります。どの部活に所属するか悩みつつも目を輝かせながら先輩の話を聞いていました。
子どもの頃に親しんだ絵本を、アジアの子どもたちに届けませんか。
図書館では、「絵本を届ける運動」(公益社団法人シャンティ国際ボランティア会主催)に参加しています。この運動は、日本の絵本に、現地語の翻訳シールを貼りつけて、アジアの国々に送る活動です。活動参加3年目となる今回は、ビルマ語の翻訳絵本を作成して、ミャンマーに送ります。
2月には、図書館にてJRC(青少年赤十字)部とのワークショップを実施しました。司書による説明を受け、ミャンマーの図書室や子どもたちの様子がわかる映像を見た後、翻訳絵本の作成を行いました。
ワークショップではポスター作成も行いました。ひとり1テーマ、シャンティ国際ボランティア会やミャンマーの現状等について調べ、ポスターにまとめます。参考にした資料は、絵本と共に館内で展示中です。
JRC部の他にも、図書委員やボランティア委員、有志の生徒のみなさんがこのボランティアに参加しました。また、放送部は、昼休みの放送での呼びかけや絵本紹介を行いました。嵯峨野高生の作った絵本が、たくさんのミャンマーの子どもたちに読んでもらえますように。
※写真の絵本
『ぐりとぐら』(中川李枝子/作 大村百合子/絵、福音館書店、1980年)
『むこう岸には』(マルタ・カラスコ/作 宇野和美/訳、ほるぷ出版、2009年)
『みんなうんち』(五味太郎/作、福音館書店、1992年)
『バルバルさん』(乾栄里子/文 西村敏雄/絵、福音館書店、2008年)
「府民利用施設等木質化事業」により、図書館に木製の本棚、閲覧机、ブックトラックが入りました。
この事業は、公共施設において京都府産木材による木質化を推進し、木材に囲まれた快適な空間を創出するとともに、京都府産木材の積極的な利用により、森林の適切な整備につなげることを目的としています。
関連企画として、校有林調査ラボの活動紹介や、スーパーサイエンスラボ生徒論文集、発表会ポスターなどを展示しています。また、展示ケースでは、授業で制作した木彫作品や、茶道部が校有林の土を利用して作った茶碗を展示しています。生徒のみなさんの活動を通じて、京都府の森林・林業や間伐材の利用について知ってみませんか。
朝、図書館に入るとほんのりヒノキの香りがします。より温かみのある雰囲気になった空間を満喫してください。
2月18日(木)放課後に京都府立医科大学教授の田中雅樹先生をお招きして「ストレスと脳」に関する講義を行っていただきました。普段学校生活の中でも多かれ少なかれ感じているストレスに関する話題を、研究成果についての歴史的な流れを俯瞰しつつ、医学的な見地から具体的に説明をしていただくことで、参加生徒の理解もより深まったようでした。生徒の感想文でも、普段の生物や保健の授業をより深化させた内容が色々と紹介されており、自分たちの経験と照らし合わせたりして主体的に考えながら学ぶ機会となったという記述が多く見られました。今後もこのような機会を少しでも多く活用していけるようにしたいと思います。
例年コモンホールで実施していた理系の方は、会場を6つの教室に分けて行いました。
12月17日(木)7限目に2年生対象の卒業生講話を実施しました。今年度は新型コロナウィルス感染防止の観点から、会場の分散化を図り、卒業生2~3名ずつが2会場を移動しながら話す形式での開催でした。先輩方の貴重な体験談を交えてのお話を通して、この時期にやっておかなければならないこと、受験生への転換点として自分の気持ちを切り替えていくための工夫や、効果的な学習法・苦手な科目の克服の仕方など、明るい指針を与えてくれる機会となりました。2年生は1月から模試、実力テストが立て続けに実施され、次年度に向けての進路ガイダンスも控えているところですが、この講話をきっかけとして自分自身を奮い立たせ、日々の学校生活に前向きに取り組んでいって欲しいと思います。
11月24日(火)の放課後、外部講師を招いて、海外大学への進学についてお聞きしました。
講師の方からは、まず、海外大学に留学する目的や意義についての問いかけがあり、さらに留学先や受け入れルートによるタイプの違いに続いて、複数の世界の大学ランキングで上位にランクインする東京大学や京都大学からも、交換・派遣留学生として海外大学で学ぶチャンスがある、というお話がありました。申請までの流れや、求められる英語力など具体的な内容に、参加した1年2年合わせて25名の生徒たちは皆、熱心に聞き入りました。
その後、留学先として人気の高いアメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリアの教育制度の特徴や、留学希望者に課している諸条件や手続き上の留意点、費用面の基本情報など、そして海外の大学に合格した人たちの実例、最後に海外留学成功のためのポイントについても、お話しいただきました。
終了後の質疑応答では、参加者からの具体的な質問がいくつもあり、海外大学進学への関心の高さが感じられました。
締めくくりに、講師の方が
「新型コロナウイルスの影響は当面、続くと思いますが、いつでもチャンスをつかめるよう準備をしておくことが大切です」とおっしゃっていたのが印象に残りました。
芸術科が主催した「建築・工業デザイン系大学実技講習会」を芸大専門の予備校 京都アートスクールから講師の方をお招きし、中間考査最終日の10月9日の午後に実施しました。1年生から3年生の16名が参加しました。
大学入試の説明を聞いた後、鉛筆デッサンで「自分でデザインした椅子」を描きました。
3時間程度の時間でしたがそれぞれの創造的な可能性を発見でき、有意義な時間でした。
9月19日、20日の2日間、本校で「進学説明会」を開催しました。
今回の説明会では学校からの説明の他に、在校生による学校生活についての発表や受験勉強へのアドバイス、さらには各教科からのガイダンスを実施しました。
今回の説明会の運営にも広報委員が関わっています。広報委員は1、2年生で構成され、全員合わせて80名ほどいます。各回毎に25名ほどの広報委員に協力をしてもらっています。
8月にも説明会を実施したので、そこで仕事を覚えた広報委員は、自身の経験を踏まえ、中学生とその保護者に丁寧に対応するため、前回よりも与えられた役割に使命感をもって臨んでいました。
次回は同内容で10月24日(土)と31日(土)に開催予定です。
まだ暑い日が続きますが、図書館では「読書の秋」に向けて図書委員が活動しています。
3年生図書委員は、「本の福袋」貸出企画をおこないました。
各自テーマを決めて、本をセレクトしました。テーマは「世界の建築物を巡る」「秋夜に楽しむミステリー」「クスッとニヤッと笑える詰め合わせ」など、ジャンルも様々です。
図書館前に並べたところ、結果は完売!昼休み中に全て貸出されました。
来週16日(水)に第2回を開催します。
また、文化祭では、全学年図書委員が作成した「嵯峨野高生のおすすめ本POP」を展示しました。
現在は、館内で本とともに展示中です。紹介された本は、図書館ホームページのブックリストをご覧ください。