SAGANO BLOG

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毎年この時季、3年生の進路について大切な会議が開かれます。
3年生の教科担当者が集まり、生徒ひとりひとりの現状を確認し
今後を考える会議です。
本校がこの会議で最も大切にしていることは、生徒の希望に寄り添うこと。
合格可能性をのみ議論するのではなく、志望学部、志望大学の確認、そこに到達するには
今、何が必要か、何をせねばならないかを、それぞれの教科の立場から意見を出し合います。
HR担任からは面談での様子や勉強以外の側面からの情報提供も。
 
 日常の学習状況に加え、模擬試験も重要なデータですが、単にA判定、C判定といった記号のみを観るのではなく、一人一人の顔を思い浮かべて、多角的に検討し、情報を共有していきます。
教科担当からは、今のままで、といった頼もしい意見が出ることもあれば、現時点では○○が弱い、△△を使って○○に取り組むべき、また、やや難問に取り組みすぎ、基礎をしっかりやり直す必要があるのではといった改善点の提案、あるいは本当にその志望に向けて努力ができているのか、自分自身と向き合うことができているか、といったところまで掘り下げることもあります。忘れてはいけないことは、諦めずに生徒の可能性を模索すること。
 
 ベテラン教員からは、目標に到達するための様々な選択肢の紹介や指導方法の助言、さらには家庭との意見のすりあわせの重要性、といった経験談が語られ、さながら教員研修の場にもなります。
府下全域はおろか他府県からも偶然に集い、多様なキャリア、経験を重ねてきた教員が集団となって、よりよい方向を導き出す。嵯峨野高校の教育のありかたの肝が垣間見える場です。
一人の教員が一クラスを抱え込み、独自の指導をするのではなく、全教科担当が8クラスの生徒たちに対して、フラットに様々な視点からアプローチを試みる、そんな学校でありたいと思っています。

 

昨日は夏越(なごし)の祓、1年の折り返しとして各地に伝わる季節行事です。
本校のスケジュールでは1学期期末テスト
それぞれが一区切りをつけるタイミングでもあります。
学習をはじめ高校での活動は「主体性」と「習慣化」が大切
1日1日の学習(練習)量は僅かでも、継続をすることで、とてつもない領域まで届きます。


来し方行く末を考える。
様々な工夫をしています。

 

1年生が、待ちに待った「学習用タブレット端末」を手にしました。さっそくWiFiにつなぎ、学習用アプリをインストールしました。今後平常の授業のみならず、探究活動や部活動など様々な場面で学習用タブレット端末が活用されていくことと思います。協働的な学習や、海外など遠隔地をつないでの学習では、大きな威力を発揮することでしょう。

 

学校説明会にむけて多くのお客様をお迎えするために準備を始めています。
本校の学校説明会は受付・案内・施設見学・全体会の司会など大切な役割を生徒たちが担ってくれます。熱い中わざわざお越しいただくので、少しでも快適に、少しでも何かを伝えようとミーティングを繰り返しています。
教員では気付かない、中学生目線で改善策を提案してくれています。


現在1,300名を超える中学3年生・保護者様から申し込みをいただいています。とてもありがたいことです。今年は社会状況を反映し、少し席数を緩和する方向です。
高校選びは、まず観ることから、進路選択の鉄則かと。

 

職員室横のホールに1枚のホワイトボードがあります。
8年ほど前から通りすがりの生徒たちに数学の話題を提供するために、定期的に内容を更新しています。

「4つの4で1から100までの数をつくる」

↑いくつかつくるのが難しい数があり、必死で考える生徒たち
何人もの生徒が夢中で取り組み、3日間で全部完成しました。

「見た目はややこしいが、値は0になる式を書こう」

↑誰かが書いた式に対して、これはよい、これはよくない、とそれぞれのセンスで評価して盛り上がっている集団
いくつか書き足して去っていきました。

数学を楽しんでくれる生徒たちのために、また次のネタを考えます。

 

朝から蒸し暑い日が続きます。まだ6月だというのに。
熱中症を防ぐこと、感染予防、さらに社会情勢による電力事情
考えねばならないことはたくさんあります。
「政治経済」の学びの中で経済学とはトレードオフの関係にある事柄の中で最善を見つけ出すこと、とあります。
決して何かを犠牲にすることなく、最適なバランスを見つけ出さねばなりません。
もちろん健康第一であることは言うまでもないことです。

生徒会啓発ポスター
 

先週末は南丹市のある中学校へ
この日曜日は京都市乙訓地域公立校校合同説明会
そして今日は京都市内の中学校において中学3年生・保護者様対象説明会
たくさんの中学3年生および保護者の方とお出合いしました。部活動の様子、授業内容、選抜方法、学校生活など高校を見る視点は人それぞれ。
嵯峨野高校は全教職員の力を合わせて、中学生の皆さんの、よりよい進路選択に向けて取り組んでいます。今後もいくつかの中学校からの高校訪問も予定されています。出前授業にもお邪魔します。
中学生の皆さんにとって、進路に関する不安感が少しでも払拭できることを願っています。そして願わくは、本校が選択肢の一つに加えていただければ、嘘偽りない心境です。

 

いつもの聞きなれたチャイム、「ウェストミンスターの鐘」の調子が悪くなったようです。原因は今のところ不明です。
新校舎が建設されて25年は経ちます。様々な機器が故障するのは無理もありません。昨年は空調機器が新しくなりました。中央のトイレもリフォームされ快適な空間です。
今回も修理・更新の手立てを講ずることはもちろんですが、何せシーリングがあります。当面は知恵を絞って、この状況を克服しなければなりません。
そのためには、生徒たちが、(チャイムが鳴らなくても)自主的に行動できるか?集団の質が試されるときかもしれません。
教室に向かうと、係の生徒が黒板にプロジェクター用スクリーンを貼ってくれている姿が見えました。
教師の心配は杞憂に終わったようです。

 

朝、始業前から活動を始めている嵯峨野生たち
静まり返った自習室で教材と向き合う

朝練で白球と向き合う

担任の先生との面談で、自分自身と向き合う

それぞれに、課題を見つけ出し、その克服に向けて活動しています。
壁を感じているのは成長している証

 

 6月9日(木)7限目に2年生を対象とした「進路ガイダンスⅠ」を実施しました。学年部長の先生より、これからの入試に向けての心構えなどについて話がありました。
 その後、進路部長の先生より、大学入学共通テストをはじめとする受験システムについて、具体的な内容やポイントを、また、高校生活中盤に向けて留意しておくべきことなどについて説明がありました。
 2年生になって体育館で全クラスが集まるのは初めてでしたが、生徒は集中して聴き、熱心にメモをとるなど、理解が深められたようでした。

 

「情報Ⅰ」の授業の様子を御紹介いたします。
「情報Ⅰ」の授業では、実技はもちろんのこと理論も学び、情報活用能力を高めることを目指しています。

本日は少し難しい学習内容だったですが、あちらこちらで生徒たちどうしで教え合いをする姿が見られました。とても素敵な光景だったので、ぜひ多くの方に見ていただきたいと思い、写真を撮らせてもらいました。

教え合いによって、教えてもらう側はわからないところが解決し、教えた側も自分の知識が整理され、より理解が深まります。「わからない」と言うことは少し勇気のいることですが、「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」です。今後も互いに教え合いながら、解決してもらいたいと考えています。

 

6月は教育実習のシーズンでもあります。
数年ぶりに出会った卒業生の成長に目を細めたり、不十分な指導案にやきもきしたり。
時間の経過とともに周りの景色は変わるもの。教育実習生として教壇に向かう廊下、在学中に欲しかった生徒用ロッカーを前に、思わず足を止めたことでしょう。
嵯峨野高校の生徒を前に授業をする、というのはさぞ緊張することかと思います。教える前の準備の大切さ、大変さを痛感したでしょう。
しかし指導スキルを学ぶだけが教育実習ではありません。
景色は変わっても変わらないもの、高校生の進路選択。
実習生もそうであったように在校生も悩んでいます。あの頃の成功・失敗から感じた経験談は、卒業生だからこそ伝えられるものです。それは在校生のみならず教諭にも大きな財産になります。
いつもの季節の教育実習。「伝えること」は変わらない大切なものです。

遅くまで教材と向き合い準備をして、何度もシミュレーションをして、いざ、教室へ。

 

感染者も少し落ち着いてきたという報道があります。9月の文化祭も感染対策を施したうえでの開催を目指して準備が始まりました。でも決して0になったわけではありません。
ほんとうなら昼食時間はみんなと向き合いながら、いろいろと話したいところです。
自分を守ることは、他人を守ること。できることに精一杯取り組める環境を作るために、我慢すべきところは我慢をする。
一度きりの高校生活、一日を大切に過ごしています。

 

地下道の謎を探る ー地理ミニフィールドワーク実施

嵯峨野高校の正門を出て、丸太町通を東へ3分ほど歩くと、細い南北の道が地下道となって、丸太町通と交差しています。よくある横断用の地下道とは雰囲気が異なります。なぜ、こんな街中に地下道があるのでしょうか?
嵯峨野高校の地理を履修している2年生が、グループに分かれて、学校周辺の崖地形を辿りながら、地下道の謎を探りました。

よく通る丸太町通に地下道があるのにびっくり

地下道の中に入ります

嵯峨野高校周辺の崖地形を地図におとしていきます

 

まだ1限開始のチャイムは鳴っていません。授業開始前に自然と自習を開始していた3年生です。4月から放課後は最後の大会に向けて部活動に打ち込み、今は定期テスト前、基本的に部活動はoffです。寸暇を惜しんで学習に打ち込んでいました。授業を始めるのが申し訳なくさえ感じられる3年生の真剣なまなざしでした。

 

5月12日(木)7限目に、3年生を対象に、進路ガイダンスを行いました。文系、理系2つの会場に分かれて、大学入試の現況、大学入試のシステムや日程の確認、今やるべきことなどについての講義をしました。
3年生たちは、メモを取りながら真剣な表情で聞き入っていました。正真正銘の受験生となるために、今考えなければならないこと、今調べなければならないこと、今やらなければならないこと、そして、これから夏まで、またこれからの一年間をどう過ごすべきか。つまり「今」と「これから」について真剣に向き合い、挑戦する決意を新たにした時間となりました。
受験生としてのこれからの日々、かけがえのない一日一日を大切に、一人一人がベストを尽くし、そしてお互い支え合いながら、共に成長していきましょう。

 

現在、嵯峨野高校の各教室には、昨年度の生徒会本部が作成した黙食啓発のポスターが掲示されています。

一人一人が感染予防に気をつけながら充実した学校生活を送れるよう、生徒会メンバーがデザインを考えました。

旧年度の生徒会役員の任期は残りあとわずかですが、最後まで積極的に活動しています。

 

中学校3年生に向けて、在校生が嵯峨野高校での生活を紹介する「在校生プレゼンテーション」の動画収録が行われました。

撮影された動画は、京都府公立高校学校紹介用YouTubeチャンネルにアップロードされる予定です。お楽しみにお待ちください。

 

久しぶりに規制が緩和されたGW。
嵯峨野高校近くの観光地も多くの人で賑わっていました。
その一つに太秦映画村があります。朝ドラ前作「カムカムエブリバディ」の舞台、「暗闇でしか見えぬものがある」の台詞が印象に残ります。
そのドラマの主人公が通っていた学校が「時代背景や場所からして嵯峨野高校では?」とのツィートが散見されます。

思いもよらぬところで、「嵯峨野高校」の名を聞くのはうれしいものです。
朝ドラといえば現作にも本校ゆかりの人が関わっておられるとか。多方面に活躍される卒業生にも元気をもらいました。

 

 LHRの時間を利用して、第1学年で大縄大会を実施しました。2分間のうち、連続で飛んだ回数で競い合いました。新型コロナウイルス感染症対策として、人数を各クラス半分ずつで2回行いました。

 どの生徒も自覚をもって行動できたため大会もスムーズに進み、時間を有効に使うことができました。先週の練習よりもどのクラスも多く飛べ、GW前にクラスの結束を高めることができました。

事前に打ち合わせを行い、当日の運営は体育委員を中心に行いました。
天気に恵まれました。マスクを着けたままですが、練習の成果を発揮できました。
総合優勝は5組の49回でした。おめでとうございます!
 
 
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