★2020年9月のコーナー展示から・・・その2★
「食欲の秋」ということで、いろいろな国・地域のレシピを集めた本や、変わった食材の本を集めました。歴史上の人物やフィクションの登場人物が食べていたであろう料理のレシピもあります。この中から一番新しい本をご紹介します。
『世界の郷土料理事典;全世界各国・300地域 料理の作り方を通して知る歴史、文化、宗教の食規定』 020年6月刊
月やお月見に関する本を集めました。お月見の料理やお菓子(月餅・月見団子等)のレシピもあります。ちなみに2020年の十五夜(中秋の名月)は10月1日、十三夜は10月29日になります。◆感染症を知る。withコロナ・afterコロナを考える&パンデミック小説◆
春から長期間設えていた「感染症を知る」のミニコーナーを、新しい本や雑誌の特集号、パンデミック小説も加えて大きめのコーナーにしました。この中から比較的新しい本を5冊ご紹介します。なお、このテーマの本は今後も新刊が入ってくる予定です。
ただいま図案原稿を大々的に募集しています。
募集要項・応募用紙は各クラスの図書委員の手もとにあるほか、図書館のカウンターにも置いてあります。全員に参加賞があり、参加ポイント(読書週間のポイントラリーに使えます*)がつきます。上位入賞者にはすてきな賞品や順位に応じたポイント*があります。ふるって応募してください。〆切は10月15日13時10分。図書館必着です。
(*読書週間のポイントラリーでポイントを貯めると、雑誌の付録や出版社グッズなどと交換できます。16ポイントで貸出用のゴールドカードも申請できます。)
応募資格は、洛西高校の生徒であること。
作品のテーマは「本」「読書」「芸術」「古典」のいずれかです。オリジナルデザインで、手描き(手書き)であることが条件となります。詳しくは募集要項に書いてあります。
洛西高校図書館は、8月20日より通常通り開館しています。
現在カウンターでは夏休み特別貸出で大量に借りられた本の返却作業に追われています。返却された本は、1冊1冊アルコールで表紙を拭き、一晩カウンター内に保管してから書架に戻しています。
利用者が毎年に比べ若干少ないのが気になるところです。マスクの着用・手指の清潔(手洗い用薬用せっけん・アルコール消毒剤など館内入り口付近に常備しています)・社会的距離など、感染防止に留意しつつ、大いに図書館を利用してほしいと思っています。
8月の館内装飾のモチーフは「夏」です。花火やヨットで館内を飾りました。
★2020年8月のコーナー展示から・・・★
2学期早々から尋常でない暑さが続いています。暑さ対策になるかもしれない本と、この暑さの原因かもしれない地球温暖化の関連書から2冊ずつピックアップしたミニコーナーです。この中から1冊下記に紹介します。なお、書影・書誌事項・紹介文等はopenBDで提供されているものを利用しています。
DOJIN選書 『40℃超えの日本列島でヒトは生きていけるのか; 体温の科学から学ぶ猛暑のサバイバル術』 化学同人 2019/07/13 定価 1,600円+税 ISBN 9784759816822
「夏が暑いのは当たり前.しかし,体温以上の「命に関わる危険な暑さ」が続くと,人体は対応していけるのだろうか.本書では,身近であるにもかかわらず,十分に理解できているとは言い難い「人間の体温調節」のしくみに焦点を当てる.体温はどのように決まっているのか,カラダを冷やすしくみ,温度の感じ方,ヒト以外の動物の暑さ対策,熱中症はなぜ発症するのか,運動と体温の関係など,さまざまな側面からその精緻なメカニズムを解き明かす.暑い夏を乗り切る知恵が得られる1冊.」
◆9月8日は国際識字デー◆
毎年9月8日は国際識字デー(International Literacy Day)です。UNESCOによって1965年に宣言されました。これにちなんで「識字」「リテラシー」などに関連付けられる本を集めました。この中から2冊、夜間中学に関する本を下記に紹介します。
『やる気とか元気がでる えんぴつポスター』 金益見著 文藝春秋 2013/04/10
「大阪東生野夜間中学に通う、高齢で読み書きのできない生徒たちが綴る心の手書き短文集。巻末にリリー・フランキー氏との対談を掲載。 ; 大阪市立東生野中学校、この学校では夜間学級が開設されている。主な生徒は戦争や貧困・病気・家庭の事情により、やむを得ず義務教育を修了することができなかった、60代以上の在日コリアン一世、二世である。日本語が話せても文字の読めないおばあさんたちが夜間中学の修業課程のなかで何を学び、成長していくのか。それをわかりやすく表現しているのが『えんぴつポスター』だ。「生きる歓び」、「文字が読み書きできることの幸せ」、「学ぶことの楽しさ」などを綴った100篇を越えるポスターを眺めているだけで、「やる気」や「元気」、そして「頑張ろう」という気持ちが自然と湧いてきます。」
『夜間中学へようこそ』沢音千尋漫画 山本悦子原作 双葉社 2020/03/12
「今の夜間学校の生徒たちがリアルに描かれ、心をあたためてくれるコミックです。 ; 「おばあちゃんがわたしと同じ中学一年生!?」ひょんなことから、76歳の祖母のつきそいで、夜間中学へ通うことになった優菜。そこで出会った仲間たちとのかえがえのない日々がーーー。」
★2020年7月のコーナー展示から(その2)・・・★
◆洛西選書コーナー◆
洛西高校の先生方のおすすめの本を掲載した冊子「洛西選書」。国語の授業時間やホームルームで順次配布予定です。興味深い本がたくさん紹介されていますので読書の参考にしてください。洛西高校図書館では「洛西選書コーナー」を作り、掲載の本をほとんど揃えています。
第二次世界大戦・太平洋戦争終結後75周年。このテーマの関連書はたくさんあるので、比較的新しい本やビジュアル本を中心に、生徒の皆さんの興味を引きそうな本を並べました。なお、「あれから75年」としてヒロシマ・ナガサキ関連の本を紹介するミニコーナーも作っています。
7月後半は、家庭科「子どもの発達と保育」の授業(3年生)、「保健」の授業(2年生)、「英語多読」の授業(1年生)などでの図書館の利用がありました。「子どもの発達と保育」「英語多読」では、京都府立図書館の「学校支援セット」を借り受けました。「子どもの発達と保育」のために借り受けた大型絵本や紙芝居、仕掛け絵本などはコーナー展示にも利用しました。
★「洛西夏の本まつり」★
今年度初めての図書委員会イベントですが、「密」を避けるため宣伝は控えめにして、時々しおりを作ったり、「図書館アナログゲーム倶楽部」で楽しむ生徒がいたり、と細々と続けています。7月31日まで続行しますので、オリジナルしおりを作りたい人はぜひどうぞ。
7月27日にはテーブルトークRPGを開催しました。
こちらも大々的な呼びかけはやめて、少人数で席間隔を広く取って実施しました。今回の物語は学校図書館が舞台。図書館で本を読んでいたら眠ってしまって、目が覚めたらそこは・・・という設定からゲームが始まったそうです。みんな楽しくゲームを進めることができたようです。
「読書ビンゴゲーム」も継続中です。
7月16日から「夏休み特別貸出」を実施しています。
ひとり99冊まで貸出可と、貸出冊数制限を大幅に緩和していますので、長編小説や長編まんがを一気に借りていく生徒もいます。いつも「99冊借りる人っているの?」といろいろな生徒から尋ねられますが、そういう人も時々います。今年も、大きく丈夫そうな袋とリュックを持参で借りに来た人がいました。ちなみに図書館では持ち帰り用の紙袋等も貸し出ししています。
「洛西夏の本まつり」開催中!
図書委員のおすすめ本ミニポスター集の掲示(昇降口、2・3棟間東側渡り廊下)、図書委員のおすすめ本POPの展示を行っています。
そのほか、ワークショップ「ぶっくまーくぷろだくしょん」(ラミネートしおり・タッセルしおり・マグネットしおり等の制作)、景品やゴールドカードがもらえる「読書ビンゴゲーム」、図書館で将棋などが楽しめる「図書館アナログゲーム倶楽部」などの楽しい催しを行っています。今回、「図書館アナログゲーム倶楽部」では新型コロナウィルス感染防止のため、コミュニケーション系ゲームは行っていません。また事前事後の手指の清潔や、離れて座る、向かいの席に座らない等の注意を促して実施しています。
☆ワークショップで作ったしおり
☆図書館アナログゲーム倶楽部
読書ビンゴカード見本:借りていた図書館の本を返却したとき、その本の請求記号(背ラベルの数字の左端)と同じ数字の場所に押印
7月の館内装飾のモチーフは七夕です。笹飾りも設置して、短冊を自由に吊るすことができるようにしています。時節柄、成績アップや受験の成功に関する願いごとが多いのは毎年のことですが、今年は新型コロナウィルス感染症の終息に関わる願いも託されています。
★2020年7月のコーナー展示から・・・★
6月から引き続き、雨をテーマにした本、雨・傘・梅雨等をモチーフにした小説・絵本などを集めています。ホタルやカエルの本も置いています。
星空の写真集や星の神話の本、七夕や星をテーマにした小説や絵本、七夕についての知識が載っている本などを集めています。◆あれから75年◆
第二次世界大戦終戦後75周年ということで、ヒロシマ・ナガサキについての比較的新しい本、高校生にも読みやすい絵本などを集めたミニコーナーを作りました。
洛西高校図書館の蔵書がweb上で検索できるようになりました(2021年3月までの期間限定)。
現在感染防止の観点から、図書館内に設置した蔵書検索専用パソコンの利用を停止しています。
その代わり、インターネット上で洛西高校図書館の蔵書を検索できるシステム(web OPAC)を用意しました(OPAC=Online Public Access Catalog オンライン蔵書目録検索システム)。スマートホンでも利用できます。
下記のURL、二次元バーコードよりご利用ください。
(洛西高校ホームページのTOPページに「蔵書検索できます」のバナーもあります。)
//www.lib-finder.net/finder32/
新着図書リスト、利用案内等も掲載しております。
ようやく図書館にも日常が戻ってきました。手洗いや手指の消毒の推奨と返却図書や什器などの消毒を行いつつ、館内を快適に過ごせるように図書館スタッフ一同努力をしています。
6月の館内装飾のモチーフは梅雨とあじさいです。折り紙のオタクサ(あじさい)やバラも飾って明るい雰囲気を演出しています。
6月2日から1年生の国語の時間を利用して、各クラス半数ずつ1時間図書館に来てもらい、新入生オリエンテーションを実施中です。図書館の利用法等について司書がお話しする例年の内容は、休校中に動画にして洛西高校生向けに限定公開しました。そこで今年は内容を変えて、図書館の本を使って調べ物をする簡単な演習を行っています。6月3日までに2クラスで行いましたが、期待以上に真剣に課題に取り組む姿が見られました。文献を使った探究型学習の練習になると良いと思っています。
4月17日の登校日には、洛西高校図書館も開館しています。
StayHome中のつれづれに、ぜひ読書も楽しんでほしいです。
図書館には小説などの読み物のほか、学習や進路(職業案内)、生活などに役立つ本もたくさん揃っています。
また、現在図書館入り口前では、図書館での保管期限の切れた古い雑誌を放出しています。ほしい人はぜひ持ち帰ってください。
★2020年4月のコーナー展示から・・・★
◆感染症を知る、ウィルスを知る、知って対処する◆
感染症やウィルスについてわかりやすく書かれている本の一部を集めました。現在世界中でベストセラーに名を連ねている古典的名作『ペスト』(カミュ著)や、その解説書もあります。
◆今、話題の本◆
「本屋大賞2020」関連書をはじめ、直近の芥川賞・直木賞受賞作、新書大賞受賞作、新潮ノンフィクション賞受賞作、「キノベス2020(紀伊国屋書店のスタッフがおすすめするBEST30)」上位作、等々話題の作品を集めています。
◆お弁当を楽しもう◆
お弁当・おにぎりのレシピや、関連のエッセイなどを集めました。学校が通常になったらこんなお弁当を作ってみよう、休業中の昼食にこんなおにぎりを試してみたい...等々眺めているだけでも楽しい本たちです。
◆高校生に薦める本 セレクション2020◆
京都市・乙訓地域の府立高校の学校図書館司書が、2018年1月から2019年10月までに出版された本の中から、高校生の皆さんに特におすすめしたい本を14冊選びました。本を紹介するリーフレットも進呈しています。
洛西高校図書館では2月14日から21日まで「連休前特別貸出」を実施しています。通常1人3冊までのところ5冊まで(ゴールドカードは7冊まで)貸出できます。また、この期間貸出利用した人は1日1回ずつ「ねこ名言おみくじ」がひけます。大吉が出ると景品(出版社グッズなど)を進呈しています。
なお、3月上旬に蔵書点検を予定していますので、通常開館は2月27日でいったん休止になります。
★2019年2月のコーナー展示から・・・★その2
◆2月22日は猫の日◆
猫の写真集や
猫に関する蘊蓄本、猫の出てくる小説等々を並べました。表紙も可愛い猫の写真やイラストばかりで猫好きには眺めるだけでも嬉しいコーナーです。
ちなみにこのコーナーで一番新しい本は
『こねこ』岩合光昭著 クレヴィス 2019年7月発行 です。
◆今、話題の本◆昨秋以降発表された各種ランキングの上位作品、受賞作品、ノミネート作品などを集めました。できるだけPOPや書評記事なども付けています。まさに「旬の本」ですのでこの冬から春、ぜひ手に取ってみてほしいと思います。
※1月末で、3年生の通常貸出は終了しました。2月は、「3年生特別貸出」の登録をした人のみ貸出利用ができることになります。
2月の館内装飾モチーフは節分・バレンタインデー・猫です。ガーランドは主にハートをモチーフにしました。
★2019年2月のコーナー展示から・・・★その1
❤節分にちなんで鬼の本❤
鬼が出てくる本(小説・民俗学系の本など)や絵本、大豆の本、巻き寿司レシピなど並べています。
❤チョコレートの本❤チョコレートのレシピや、チョコレートに関する薀蓄本、チョコレートが登場する小説などを並べました。上の写真のように、さっそくチョコレートレシピなどの写真を眺める生徒もいました。
★2019年12月のコーナー展示から(その2)★
◆もういくつ寝ると・・・◆
年末・年始(含・箱根駅伝)を舞台にした小説や絵本、縁起物や年中行事についての本などを集めました。日本全国47都道府県の代表的なお雑煮を紹介する本やおせち料理レシピもあります。
◆祝*ノーベル化学賞受賞!◆
2019年のノーベル化学賞を受賞された吉野彰さんの著書『電池が起こすエネルギー革命』(NHK出版刊)、『リチウムイオン電池が未来を拓く』(シーエムシー出版刊)と、吉野さんが子ども時代に読んで感銘されたというファラデー著『ロウソクの科学』を並べました。
◆第2回(2019年)ノンフィクション本大賞◆
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ著 (新潮社刊)1冊だけを書評とともに紹介した超ミニコーナーです。この本はほかにも第73回毎日出版文化賞特別賞、第2回八重洲本大賞、第7回ブクログ大賞(エッセイ・ノンフィクション部門)などを受賞している話題作です。
◆追悼 中村哲医師◆
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読書週間中に行われたしおりコンテスト(図書委員会主催)の結果を発表し、入賞者には表彰状や賞品・景品引き換え券等を贈りました。また、応募者全員に参加賞を進呈しました。
上位入賞作品は下記の通りです。
★★グランプリ★★
★★準グランプリ★★
ここに紹介したもの以外にも、美しい作品、すてきな作品が多数ありました。応募作品は印刷して、来週から貸出利用者にしおりとして配布する予定です。
11月8日、読書週間の最終日、「図書館アナログゲーム倶楽部」イベントでTRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)を行いました。
写真にはスマホを操作している生徒がいますが、通信機能ではなくゲームの脚本やロールプレイのキャラクター設定のメモ代わりに使っています(紙にメモする生徒もいます)。 物語を紡いだ長時間のゲームの後、感想を聞くと異口同音で「楽しかった」と返ってきました。「先輩方とふれあえるのが良かった」「ロールプレイ(ゲームの中の役を演じること)が楽しかった」「このゲームは絶対コミュニケーション能力が高まると思う」「(ゲームの)物語世界の奥深さを感じた」「次回は自分がゲームマスターをやりたい」との声も聞かれました。
一方、最終日になってワークショップに参加したいと言ってくる生徒も数名いました。他の生徒が教室に持ち帰った作品を見てやってみたくなったようです。放課後の講習のあと図書館に来て、しおりやハーバリウムの制作に励む姿もありました。
読書週間は終わりましたが、最終日に貸し出しした本の返却までスタンプラリーは続いています。スタンプポイントの景品との交換は11月20日~22日の昼休みと放課後に予定しています。