学校生活

 11月10日(金)放課後、両学舎合同で令和5年度教職員人権教育研修を行いました。本校では、人権三法(部落差別解消法・ヘイトスピーチ解消法、障害者差別解消法)などについて、より一層理解を深めるために毎年行っています。今回は同志社大学法学部法律学科 教授 檜垣 伸次 様をお招きし、「ヘイトスピーチについて考える」をテーマに講演をしていただきました。ヘイトスピーチの歴史的背景など憲法学から見た視点で話しをしていただきました。

 何が「ヘイトスピーチ」であるかは、その国の歴史や文化と関連することを学び、人権教育をする上で生徒の背景を理解することの重要性に気付きました。また、啓発や教育活動により、ヘイトスピーチは許されないという規範をつくっていくことが、ヘイトスピーチを減らす効果があると学び、教育現場の重責を再認識しました。

 今回の研修では、教職員として必要な人権意識とともにその資質を養う良い機会となりました。檜垣 伸次 様には心より感謝申し上げます。

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