令和5年度芸術鑑賞を6月7日(水)に加悦谷学舎で、8日(木)に宮津学舎で実施しました。今年度は「大山日出男セクステット」によるジャズ演奏を鑑賞しました。
メンバーは、大山日出男さん(アルトサックス)、ルイス・バジェさん(トランペット)、駒野逸美さん(トロンボーン)、椎名豊さん(ピアノ)、佐瀬正さん(ベース)、広瀬潤次さん(ドラムス)の6名で、生徒たちは日本だけでなく世界で活躍されているプロの演奏を聴き、その迫力に圧倒されていました。
ノリノリの楽曲から艶やかなバラードまで幅広い音楽を聴かせていただきました。また、途中に楽器紹介のコーナーもあり、その多彩な音色に生徒たちも驚いていました。
【加悦谷学舎の様子】
【宮津学舎の様子】
~生徒の感想~
【加悦谷学舎】
○それぞれの楽器のソロがたくさんあり、その楽器の良さが伝わってくる演奏でとてもおもしろかったです。即興でピアノをひいてくださったり、バラード系の曲もあっていろいろなジャンルの曲を楽しむことができました。(加悦谷学舎1年)
○ジャズの演奏ははじめて聴いたけど、何曲も聴いて似ているようでそれぞれ全く違った曲だなと思いました。演奏だけでなく楽器紹介もすごく良かったです。1つ1つ詳しく説明していただいたので、楽器に興味を持ちました。サックスはリコーダーと指が同じだと知って演奏してみたいなと思いました。(加悦谷学舎2年)
○今日の演奏を聴いて自分はあまりプロの演奏を聞いたことがなかったので、最初に聞いたときは迫力や表現力にとても驚かされたし、特にソロパートでは、その楽器の魅力が際立っていてとても盛り上がりました。また、その楽器の特徴や違いなども初めて知ることばかりでとても良い芸術鑑賞だった。(加悦谷学舎3年)
【宮津学舎】
○音楽は奏者と観客の2つの存在でより素晴らしいものに仕上がるのだと思いました。多数の観客が集い、曲を演奏することで、人の呼吸、会場の熱気、手拍子・足拍子が混ざり合い唯一無二の作品が成り立つと思いました。すべての曲は、作る人や奏でる人、聴く人の思いで成り立っていると今回の芸術鑑賞で考えさせられました。(宮津学舎1年)
○ジャズという言葉は知っていたけれど、詳しくは知らず聴くことも少なかったので新鮮でした。生で聴くことによって、迫力があり心に刺さるものがありました。アドリブで丹後をイメージしたピアノ演奏は本当に感動しました。ソロパートもたくさんあって、1つ1つの楽器をじっくり聴けてとても豪華な演奏でした。(宮津学舎2年)
○今日の演奏から、何か1つのことを極めることで誰かを感動させるかもしれないし、みんなの前で楽しく何かを発表することは演奏している本人も観客も楽しくなるんだということを知りました。今後みんなの前で楽しみながら発表しようと思しました。また、勉強でも何か一つのことをもっと深くまでトライしてみようと感じました。(宮津学舎3年)
また、加悦谷学舎での芸術鑑賞会が終了後、宮津学舎で吹奏楽部の指導をしていただきました。大山さんにはサックス・クラリネット・フルートを、ルイス・バジェさんにはホルン・トランペットを、駒野逸美さんと佐瀬正さんにはトロンボーン・チューバ・ユーフォニアムを、椎名豊さんと広瀬潤次さんにはドラムをそれぞれパートに分かれて指導していただきました。息の吐き方や楽譜の読み方など丁寧に教えていただき、アドバイスを聞き逃さないようにメモを熱心にとる姿もありました。また、ひとり一人の演奏に対して、フィードバックもしていただきとても有意義な時間を過ごすことができました。吹奏楽部一同本当に感謝しています。
大山日出男セクステットの皆様、ありがとうございました。