宮津学舎

 11月1日(金)、防災訓練を行いました。今年度は、2年生Safari(総合的な探究の時間)で「防災」について探究をしているグループと協働して実施しました。一部教員や探究グループの生徒は観察者として参加し、火災が起こったとき、教員や生徒が適切に行動できるのかを確認しました。また、観察者以外の教員や生徒はいつ、どこで火災が起こるのか知らない状態で行い、緊張感をもって訓練に挑みました。

 昼休みが終わった直後に警報器がなり、火災の知らせがありました。火災の知らせとともにその場にいた教員が協力をして、生徒誘導や消火活動を行いました。大きなトラブルがなく全員第2体育館に迅速に避難することができましたが、119番に誰がいつ連絡するか、消防署への連絡をいつ判断するかなど課題もたくさん見つかりました。

 訓練後、探究チームの生徒が「昼休みに火災が起こったということで、先生がいない状況でも自身を守る行動はできましたか?私達は生徒のみなさんには「放送を静かに聴けたか、慌てずに避難できたか」など、先生のみなさんには「居ない生徒に気付けたか、サンダルを履いていなかったか」などを確認していました。クリアできていた項目が多かったです。実際に災害が起こった時は本日よりも動揺すると思います。特に、一人だったら不安にあると思うので、自分を守る行動を焦らずできるように普段から防災に意識して知識をしっかりとつけてください。」などの講評をおこないました。いつ、どこで起こるか分からない災害に対して、宮津学舎全体が防災意識を高める機会となりました。

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