1月31日(火)に、4月から建築科3年生「学びコース」の生徒7人が製作してきた「ままごとハウス」を、のだがわこども園(与謝野町)に寄贈しました。
「ままごとハウス」の到着を心待ちにしていた園児たちは、「ままごとハウス」を積んだトラックが到着すると大歓声を上げていました。
24日(火)からの大雪で園庭は雪だらけ。「ままごとハウス」を園庭に運び入れるために、生徒たちは園児と一緒に雪かき。雪かきが終わり、「ままごとハウス」をトラックから降ろし始めると、たんぽぽ組の園児たちから「頑張れ!頑張れ!」の大声援。
寄贈式で、加賀谷柚奈さんが「4月から、のだがわこども園のみなさんが怪我をしないように、またどうしたら喜んでくれるかなと考えながら作りました。『ままごとハウス』の真ん中のニコニコ笑うお日様のように、みなさんが笑顔になってくれたら私たちも嬉しいです。今回この製作を通し、仲間と協力すること、ものづくりの楽しさや難しさや完成したときの達成感などを知ることができました。木材を提供していただいたり、建設会社の方に運搬していただいたり、寄贈式を行っていただくなど、このような機会を与えていただき本当にありがとうございました。」と挨拶。園児たちから「はーい」と元気な声が返ってきて、みんなが笑顔になりました。
園児たちはさっそく「ままごと遊び」。釣り具セットで釣り上げた魚で、お寿司屋さんごっこをしていました。宮津中学校の皆さんに作っていただいた「積み木」で、楽しそうに遊ぶ園児の姿もありました。
園児が高校生と楽しそうに遊ぶ姿を見て、園の先生から「明日もぜひ遊びに来てください」と言っていただきました。高校生や園児たちにとって、忘れられない一日になったと思います。
建築科はこれからも、地域の方々が笑顔になれる「ものづくり」に取り組んでいきます。
朝日新聞の記事でも取り上げていただきました。下記のリンクから見ていただけます。