宮津学舎

 今日から4月です。
 年度が新たに令和3年度となり、新たな1ページが開かれました。
 3月・4月は出会いと別れの季節。卒業していく生徒・入学してくる生徒だけでなく、教職員も人事異動で新たな学校で教鞭を執られる先生や教育の一線から退かれる先生もあれば、本校へ新たに赴任してこられる先生もあります。
 3月31日(水)は、朝から空気が澄み切った青空の広がる晴天。新型コロナウイルスに翻弄され、不安な日々を過ごすことが多かった令和2年度の最後の日が、令和3年度が明るい年となることを象徴するかのような天気となりました。
 そして、さらに明るく和やかな気持ちにさせるように、校内の桜が満開を迎えました。卒業生や本校を去っていかれる先生方を温かく送り、新入生や新たに本校へ来られる先生方を歓迎しているかのように、1本1本の1つ1つの蕾をめいいっぱい開いて、花びらを樹全体に散りばめています。
 3月に卒業した卒業生と転出された先生方の新天地での御活躍を期待しています。
 もうすぐ入学する新入生と新たに転入される先生方との新たな出会いを楽しみにしています。新入生は在校生の先輩や先生方から刺激を受けて、大いに自分の力を発揮してください。


 出会いがあれば、必ず別れもあります。この出会いと別れの経験は、「温故知新」の言葉の意味と類しているようにも思います。
 「温故知新」・・・古くからの教えを学ぶことで、新しい知見を得られる。そうすれば、人を教える師となることができる。
 別れた人が残した功績や実績、伝統や文化、周りの人に与えらた影響などから学び、新たに出会う人の意見や考え、行動など今までに無い新しい発見や刺激、影響などがあるかもしれません。そうすることで、新たな自分の考えや行動など自身を確立することになります。
 卒業生と新入生、転出された先生と転入される先生、クラス替えのある2年生、自分のクラスの授業を担当する先生、学年など年度が替わると変化があり、色々な出会いと別れがあります。
 生徒の皆さんは、どの別れから学び、新たな出会いから何を得て、自分をどうしていきますか?
 これまでの自身の課題を克服し、新たな自分との出会いから成長を実感していきましょう。そして、希望進路の実現や将来社会で活躍する自分へと繋げてください。

 
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