加悦谷学舎

 10月31日(金)5・6限、助産師の小西朋子様を講師としてお招きし、3年生対象「性に関する教育講演会」を行いました。

 「生命(いのち)の授業」という演題で、妊娠・出産について講演を聴きました。生きる力をもって産まれてきたこと、私たちは奇跡的な確率でここに存在することなど、「生きているだけで100点満点!」なのだと教わりました。大人になることは、精神的・日常的に自立すること、自分の意志で行動し責任をもつ自律など、自分の人生を大切にしてほしいと伝えられました。

 また、各クラスの代表が妊婦体験スーツを着用し、妊婦さんの大変さを実感したり、全員が赤ちゃん人形を抱っこしたりする体験をしました。

生徒の感想からは

 「自分として生れるということがいかに奇跡の出来事であったか、また、命に対する責任について改めて考えさせられた。」

 「今の自分があるのは、両親や祖父母などたくさんの人が繋いできた奇跡のおかげだと実感した。今の自分にもその奇跡を繋いでいくことができる可能性があると思うと自分の命がさらに尊いものであると感じた。」

 「命を尊重することは自分自身を大切にし、相手を思いやることでもあると学びました。自分自身を大切にしながら、周りの人の存在にも感謝し生きていきたいと思います。また、誰かの命を軽んじることのないよう、思いやりと責任をもち行動できる人になりたい。」

などの声がありました。命の神秘や尊厳に触れ、それぞれ一人ひとりが大切な存在であると改めて実感する機会となりました。

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