加悦谷学舎

 1217日(火)3~4限に3年生フードデザイン「茶道文化と日本料理技術講習会」をかや山の家の青木博様にお世話になりました。茶道の歴史や茶懐石について教えていただきながら、羽釜でごはんを炊き、里芋と菊菜の味噌汁、向付、猪肉団子の入った煮物椀を作りました。白米は、茶懐石での一汁三菜のように横一文字に盛りつけました。できるだけ地元の食材を準備していただき、自家製の山椒の塩漬けなどの手仕事にも触れることができました。

 美しく盛りつける方法や出汁を注ぐタイミング、お盆の持ち方など、茶懐石で意識するポイントを教わった後に、床の間のある座敷にて全員で実食しました。食事の後には、茶道部の生徒の協力のもとでお抹茶とお菓子をいただきました。

 参加した生徒からは、「日本の文化に触れてみて、今まではあまり知らなかった日本文化の良さや素晴らしさに気づき良い時間になった。」「和室の雰囲気が落ち着いてとても良かったし、掛け軸や椿の花、イノシシの置物を見ながら楽しく食事をいただいた。器の蓋と絵柄を合わせるということを知った。」「特に羽釜で炊いたごはんが美味しかった。来年から1人暮らしをするので青木さんから教わったことを活かせるように頑張りたい。」などの感想が聞かれました。

 青木様、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました!

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