8月4日(日)、かや山の家で開かれた地域イベント「ヤマ―ソニック2024」で、総合的な探究の時間において、獣害やジビエについて探究をしてきたチームが鹿肉を使ったハンバーガーを販売したり、地域の新たな特産品を作りたいとオーガニック石鹸づくりを探究してきたチームが、石鹸の販売とワークショップのスタッフとして参加したりしました。
ジビエチームは、鹿肉の魅力を伝えたいと何度も料理を試作し、今回は親子での参加が多いと予想し鹿肉100%のパテを使ったハンバーガーを販売。かや山の家の青木様に調理指導をしていただきながら、トマトやレタス、ポテトも与謝野産のものを使って、地産地消バーガーを提供し、80食完売となりました。
石鹸の商品開発を行ってきたチームは、調理実習で出た廃油をリサイクルし、高校付近に自生しているスギナやヨモギなどを練りこんだ雑貨用の石鹸を製作・販売しました。SAPO JAPANの河田様にアドバイスをいただきながら試作を繰り返し、4種類の石鹸を作りました。イベントでは、多くの子どもたちと一緒にMPソープ作りをするワークショップのスタッフとしても活躍しました。
また、当日は宮津学舎の生徒もバンド演奏や事業者の方のブースでの呼び込みをし、イベントを大いに盛り上げてくれました。
休憩所には写真部や書道部の作品の展示も行われ、高校生の作品を広く届けることもできました。
1年以上かけて探究してきたことを、多くの地域の方との交流を通して知ってもらえる機会となり、実践を通してさらに学びが深まりました。御協力いただきました地域の皆様、ありがとうございました!