10月18日(火)、「高校生伝統文化事業」の一環で、1年生は俳句教室を受講しました。
俳句を読むだけの俳句教室ではなく、俳句を詠むために名所旧跡に出かけ、与謝野を見渡しながらの吟行を実施!一字観公園(大内峠)へ出かけました。
大内峠は俳人 与謝野鉄幹・晶子がこの地で句を詠んだとされ、句碑もあります。
このような大内峠で与謝野町立江山文庫を管理している与謝野町教育委員会社会教育課 主任学芸員 竹下 浩二 様をお招きし、俳句を詠む上で大切なこと等を教えていただき、各自赴くままに一字観公園を巡り、俳句を詠みました。
雨が降り、肌寒さもある中ではありましたが、天橋立の一字観の景色も見ることができ、股のぞきも行いつつ、風情ある景色の中で俳句を詠むことができました。
できた俳句は全員で品評。竹下様からは1年生が詠んだ俳句全てに句評をしてくださいました。
学校に帰ってから、改めていいなと思った句の選出。そしてそれに対して句評を伝える句会を行い、学年での共通体験をより味わう時間となりました。
ここで、生徒が作成した句を一句御紹介
【紅葉と ビニール傘に 色染める】
雨で紅葉が見られたからこその句。まさに、「俳句に生憎はなし」な体験をした半日でした。