6月7日から21日まで図書館&図書委員会行事「洛西初夏の本まつり」です。
期間中は、貸出冊数制限を緩和(通常3冊までのところ5冊まで貸出可。ゴールドカードを持っている人は7冊まで貸出可)、しおりづくりワークショップ実施、読書BINGO実施など多彩な企画で利用者の皆さんをお待ちしています。
また図書委員ほぼ全員と、今年の教育実習生の「推し本」ミニポスターを2・3棟間東西渡廊下と昇降口の3カ所に掲示、図書館内には「推し本」POPを展示しています。「推し本」はすべて本校図書館にある本ばかりですので、ぜひ読書の参考にしてください。ミニポスターには図書ラベルの分類番号(請求記号)も掲載しているので、それを覚えておいて来館していただけると本を探すときに役立ちます。
しおりづくりワークショップについての詳細は次の記事で。
6月7日、3年生の選択科目「子どもの発達と保育」の授業時間に、司書が読み聞かせの講習を行いました。
図書館では、2時間連続のメニューで授業を行いました。座学講習1時間、見学と実習1時間です。この日のために京都府立図書館から大型絵本・紙芝居・仕掛け絵本等をセットで借り受けて展示しておきました。生徒たちは展示とともに、本校の絵本架もじっくり見て楽しみつつ学んでいました。最後の数分はみんなの前で実演する時間とし、2グループの生徒が紙芝居を演じました。次週からの授業でも順次実演に取り組むそうです。
府立図書館から借り受た大型絵本・紙芝居・仕掛け絵本は、今月末まで館内で展示します。本校図書館の利用者は誰でも見ることができます。
5月の図書館館内装飾モチーフは端午の節句・カーネーション・鳥です。
入口アプローチのガーランド、窓飾りのほか、写真はありませんが、カウンター前にも鯉のぼりが泳いでいます。
★2023年5月のコーナー展示から・・・その1★
昨春も「ウクライナを知る本」という標題で展示をしました。戦争は今も続いています。1年余の間に関連書もたくさん出版されました。歴史の本、現状がわかる本、日本の若者の考えを取材した本、事態収拾に向かう道筋を考察した本などがあります。その中から3冊ご紹介します。(書影は「版元ドットコム」のものを利用させていただいています。)
『ズラータ、16歳の日記;ウクライナから来た少女』
ズラータ・イバシュコワ著 世界文化社 2022年発行
祖母の家で偶然見つけた日本語独習テキスト。それをきっかけに日本語や日本の小説・マンガ・アニメが大好きになったズラータさんは、日本でマンガ家になることを夢見ていたが・・・ 戦禍のウクライナから単身で避難してきたズラータさんのことは日本のTV番組等でも何度も報道されていましたので、ご存じの方も多いかと思います。ズラータさんの2022年2月から7月までの日記です。
『ウクライナ戦争をどう終わらせるか;「和平調停」の限界と可能性』 東大作著 岩波書店(岩波新書) 2023年発行
和平調停や平和構築の分野で国際的に活躍してきた著者が、ウクライナ戦争の終結へ想定される道筋と課題、日本が国際社会で果たすべき役割などを論じています。
『 10代が考えるウクライナ戦争』 岩波ジュニア新書編集部編
岩波書店(岩波ジュニア新書) 2023年発行
座談会やインタビュー形式で、高校生たちのウクライナ戦争への考えを聞き取り、記録した本。巻末に文学者とジャーナリストによる解説、関連のブックリストが掲載されています。
洛西高校図書館の蔵書検索サイトを少しだけリニューアルしました。より多くの生徒・保護者の皆さんにご利用いただければ嬉しいです。
https://www.lib-finder.net/rakusai_hs/
二次元コードも再掲します。
また、Instagramでの情報提供も始めました。
https://www.instagram.com/rakusai_hs_lib
随時更新中です。ぜひご覧ください。
★2023年4月のコーナー展示から・・・その2★
◆「公式Instagram開設しました!」
蔵書検索サイトとInstagramのミニポスターとともに、スマホ・SNS・ネット等との付き合い方の本や関連ノンフィクションなどを紹介しています。
◆「今、話題の本!」
本屋大賞2023受賞作・ノミネート作をはじめ、昨年度下半期の様々な受賞作を並べています。ところで、本屋大賞は今年20周年を迎えたことを記念して「本屋大賞コンプリートキャンペーン」が行われています。本校にも各回の大賞受賞作が揃っています。スタンプラリーに参加してみませんか?
◆「遊びにいこっ! 遠足に 行楽に」
近隣のガイドブックやアウトドア料理の本などを集めました。
◆「お弁当を楽しもう」
お弁当やおにぎり、サンドイッチなどに関する本を集めました。
レシピや文化的考察、関連エッセイなどのほか、お弁当をモチーフにした小説もあります。
◆「5月3日は憲法記念日」
人気作家による絵本もあります。
4月、世間では葉桜が中心になりましたが、窓飾りやガーランドに桜モチーフをあしらって、洛西高校図書館はまだ花ざかりです。
昨年度の図書委員が描いてくれた利用促進ポスターやお薦め図書ミニポスターを掲示板や階段に掲出しています。
★2023年4月のコーナー展示から・・・その1★
◆「図書委員の推し本・・・2023年春に」
2022年度1・2年生図書委員の「推し本」をPOPやミニポスターとともに展示しています。
★ 2023年2月のコーナー展示から その2 ★
「科学道100冊」とは、日本で唯一の自然科学の総合研究所である国立研究開発法人理化学研究所(理研)と、本の可能性を追求する(株)編集工学研究所が継続的に実施している、中学生・高校生を中心とした幅広い層に、書籍を通じて科学者の生き方・考え方、科学のおもしろさ・素晴らしさを届ける事業です。
昨秋発表された「科学道100冊2022」に選定された図書を展示するコーナーを設置しています。洛西高校図書館には全部は揃っていませんし、旧版で補ったものも多いですが、絵本やビジュアル中心の本、コミックなど読みやすい本もたくさんあります。「科学道100冊」の最新リーフレットや、過去のリーフレットも多数用意しており、生徒の皆さんで希望者は、自由に持って帰れます。この機会にサイエンス系の本に親しんでみましょう!
なお、「科学道100冊2022」に選定された本のうち、洛西高校図書館に所蔵している本は、図書館の蔵書検索サイトの「ブックリスト」ページから確認することができます。 https://www.lib-finder.net/rakusai_hs/booklist_list
◆2月22日は忍者の日◆
2月の館内装飾のモチーフは、バレンタインデーと猫の日にちなんで、ハートと猫です。
2月6日~24日、貸出手続き後にお楽しみ企画「猫・名言おみくじ」を用意しています。12月の「笑門来福おみくじ」と同様、「大吉」が出たら景品がもらえます。なお、期間中でもおみくじがなくなり次第終了となります。
★ 2023年2月のコーナー展示から ★
◆バレンタインデーにちなんで・・・チョコレートの本◆
チョコレートのレシピ、チョコレートを主要モチーフにした小説、チョコレートに関する蘊蓄(うんちく)の本やカカオの栽培流通に関する本、恋を主題にした絵本などを集めました。
◆2月9日は「服の日」◆
2月9日は語呂合わせで「服の日」だそうです。
ファッション関係の本を集めてみました。
1月の館内装飾のモチーフはお正月。とはいえ、3学期が始まった時点ですでに1月中旬なので、窓飾りには節分モチーフもあしらいました。
今年は初めて入り口に「絵馬」の展示をしてみました。貝合わせ風の飾りも添えると「かわいい!」と好評です。
12月20日まで冬休み特別貸出の特典として恒例の「笑門来福おみくじ」を行っています。期間中に本を貸出した生徒は1日1回おみくじがひけます。おみくじに「大吉」と書いてあったら景品を差し上げます。景品はかわいいデコクリップやサンタクリップ、クリスマスカラータッセルのしおりやストラップなどです。
また、同じく貸出した人に、しおりコンテスト応募デザインで印刷したしおりも差し上げています。こちらは2月頃まで継続する予定です。
★2022年12月のコーナー展示から その2★
◆もうすぐお正月◆
お正月の行事に関する本やお餅の本などを集めました。
お正月が舞台の小説もあります。
◆巣立つ日の前に◆
卒業をテーマにした小説や、ひとり暮らしのノウハウなどが書かれた本を集めたミニコーナーです。
もうひとがんばりのために、受験勉強にぴったりのレシピ集も添えて。
12月の館内装飾のモチーフは例年通りクリスマス!館内アプローチのガーランドや窓飾りなど、クリスマスのにぎやかで楽しい雰囲気を十分に味わってもらえると思います。
今年は大学図書館などで話題の「本ツリー」に取り組んでみました。
本をツリーに見立てて積んで、モールや松ぼっくりの飾りをつけています。
肝心の本が読めない!と言われそうですが、実は積んだ中身は、長年書庫に眠っていた赤い表紙の世界文学全集と深緑の表紙のドストエフスキー全集。普段閲覧室では目にしない本に触れて、「こんな本もあるんだ」と気づいてもらえる機会になれば良いと思っています。
★2022年12月のコーナー展示から その1★
クリスマスを楽しく過ごすための本やクリスマスに関する知識の本、クリスマスをテーマにした小説、クリスマス絵本、クリスマスパーティーに役立つようなレシピ集などを並べました。
★2022年11月のコーナー展示から その2★
◆Request!~アンケートから~◆
10月に図書委員会が実施した「買ってほしい本アンケート」に寄せられたリクエストに拠って購入した本が多数入ってきています。準備のできたものから順次このコーナーに並べています。予算の都合でリクエストにこたえられなかったもの(たとえば100冊を超えるコミックシリーズとか)もありますが、結構興味深いラインナップになっていると思います。
実際に寄せられたリクエストには、すでに図書館にある本が記入されている場合も多くありました。そのお知らせもかねて、Requestされた本のうちすでに図書館にある本、発注済みの本などを掲載したポスターを渡廊下に掲示しています。
◆12月1日は「映画の日」◆
映画関連の本を集めています。名作を紹介するものや製作に関連する本、字幕翻訳者の本、監督に関する本、衣装やメイクに関する本などいろいろな本があります。
この展示以外にも、映画関連本は多数あります。また、洛西高校図書館では月刊の映画雑誌も購読しています。この機会に読む人が増えてほしいと思っています。
11月の館内装飾のテーマは紅葉。紅葉の切り紙のほか、「古典の日」イメージの切り絵も窓を彩っています。
★2022年11月のコーナー展示から その1★
◆京都本大賞・大阪ほんま本大賞・ノンフィクション本大賞◆
第10回(2022年)京都本大賞受賞作(『ジュリーの世界』 増山実著 ポプラ社刊)、と最終ノミネート作(『若旦那のひざまくら』 坂井希久子著 双葉社刊、『京都くれなゐ荘奇譚』白川紺子著 PHP研究所刊)、京都ガイド本大賞受賞作(『地球の歩き方 J03京都』学研プラス刊)のミニコーナーを作りました。加えて第10回(2022年)大阪ほんま本大賞の大賞受賞作(『ふるさと銀河線 軌道春秋』髙田郁著 双葉社刊)と特別賞受賞作(『一汁一菜でよいという提案』土井善晴著 新潮社刊)や、「Yahoo!ニュース|本屋大賞 2022年ノンフィクション本大賞」受賞作(『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』川内有緒著 集英社インターナショナル刊)も一緒に並べています。洛西高校図書館では話題作もいち早くそろえています。たくさんの人が読んでくれたらうれしいです。
◆11月1日は「犬の日」◆
犬の写真集や写真絵本などとともに犬が重要な役割を果たす小説やコミック、犬についてのノンフィクションなどを並べています。
◆11月19日は「世界トイレの日」◆
「世界トイレの日(World Toilet Day)」は国際連合が定めた国際デーの一つで、屋外排泄の根絶など世界中の衛生状況の改善をめざして2013年に定められました。 SDGsでは「2030年までに、すべての人が安全な水とトイレを利用できる状況を実現し、その持続可能な管理を確立する」とあり、トイレ問題がターゲットの一つになっています。
「世界トイレの日」の設定趣旨に合った本に加え、トイレに関する民族学的なルポ、トイレ小説なども並べました。